いつ死んでもいいよねと
得意げに話してる友達と私は
まだ動けるうちにと
世界旅行を始めた

最初は紙で
それからインターネット
英会話にワクチン
パスポートも更新した

いつ死んで ....
ねえ、白い光が
今はない私たちと空気を照らして
ビルのなかで踊ったこと

きれいだったね。楽しかったね。

そのほとんどが
嘘と勘違いだったね
ここは暗い
真冬なのにすこし暖かい
夜着を纏ったきみの
白い幽かな手を
所在なさげに見てる

ああ、ここは果て
想像したものではなかったけれど
きみと一緒でよかった

長く白い煙の ....
詩をせっせと保存して
私はあなたを保存する

絵をせっせと保存して
右クリックの達人になる

マウスなんて使わないよと
キーボードマスターのきみが言う

ソフトでダウンロードすれば簡 ....
紙の命が燃えていく
きみは手をのばす

霙が灰になっていく
「ううん、きてくれてありがとう」
 そういって僕は紅茶を注いだ。
「熱いから気をつけて」
「ありがとう」

 再び静寂が訪れて、紅茶の香りが強くなる。
風の音がきこえる。カタカタと揺れる窓 ....
一生懸命考えてるけれど
今は悲しいから分からない
いつからか
生きてるわたしたちよりも
そちら側のほうが多いのね
銀色のきみの命は動かないまま
綺麗になるね
きれいになるね
時間をかけて選んで
魔法で作るイチゴのケーキに
甘いホイップを乗せましょう
メレンゲの大地に
パウダーシュガーの雪を降らせて
テーブルクロスにキャンドルを並べて
朝を待ちましょう


 ....
百年がすぎて
私が石になっても
旅は続けられるだろうか

儚いまま、知らないまま
世界に沈んでいく
きみはもっと遠くなるだろうか
誰にも見つけられない私が
いつか誰かと手をつないで

虹を歩くことがあるかしら

誰にも見分けられない太陽は
遠く遠くに沈んでも

また浮かんでくるのにね・・

この放送は二度目な ....
朝から歴史の勉強をしているのは

未来を予測したり
過去をくり返したり
あなたに会えなかったり、するからではなくて

ただのコーヒータイムです
あなたはどこかで新年を
祝っているのかもしれないけれど
私はネコと遊んでます

あなたは誰かと一緒に
いるのかもしれないけれど
私はネコと遊んでます

すきな人のことを思いながら
お ....
日曜日、礼拝が終わるのを待って
告解室に入った

葬儀が始まっても心は動かなかった
早すぎる彼女の死を嘆く声

リズの母親

クリスマス休暇の、少しだけ思い切った旅行だった
ラスベガ ....
雪に埋もれて食事するきみたちは
妖精かなにかかい?

その服はどこで売ってるんだい?
高いものかい?
魔法使いのケーブルの話をしていいかな
それおいしそうだね

疑問はいくらでもあるん ....
どこまでも走れる気がした

走ってるうちにマフラーも手袋も
飛んでいった

ただ息を吸って、ただ手をふるだけ
足は車輪で
手は広げると翼になった

早くどこまでも・・

地上も空 ....
一歩近づくと
きみは眠ったまま
本の中

そんなに星ばかりみてたら
雪みたいに溶けちゃうよ、と
さみしい私がささやく

冬のカーテンにくるまって
目を閉じたきみ

プレゼント ....
雪山の上の神殿に行きなさいと言われて
どこにもそれらしい道がないので
ジャンプしながら崖を登った
急に音楽が変わって空気(パッド)が振動する
黒いドラゴンが空を旋回してる
とてもとても敵いそ ....
まだテラフォーミングされてないからと
きみは海の上を歩いていた
寒い冬だったので僕はコートの前を合わせながら
狭い足場に立っていた
波に揺られてすこしずつ離れていくきみの
髪は前よりずっ ....
自分の歩幅と
今まで歩いた歩数の
世界地図をながめていると
人魚が靴をひっぱった

「2で割らないとダメ!」
「どうして?」
「あなたの足は2本でしょ!」
「ただの遊びだよ?」
「わ ....
きみが歩くたびに
胸の地球儀がゆれる

ここにずっと、いてもいいのに
耳鳴りがして傘を払った
季節外れに咲いた白い花びらが散った
雨の降る
確率は40パーセント

インフルエンザの予防接種を待つ
病室でプロポーズ
部屋の電気をつけようと
のばした手に
冷たい手がふれる

目を閉じても聞こえない
道は
舗装がなくなり
助手席で眠ったままのネコが
なにかをつぶやく

誰もいない
海水浴場で
夏に買った服を着て
悲鳴を上げる
まだつたない指先で
あのときの私は私なのよ、と
マフラーをひっぱる少女

きみはまだ生まれてなかったでしょう?
死期を悟ったと言って
父は仕事を辞めた
これからは好きなことだけして暮らすぞと言って
山奥の民家を買い
池と鶏舎つきだぞと笑った
週末に会いに行くと
家の改修を手伝わされた
鳥の世話も鍬 ....
探査星という名前の
もう戻ってこない人工矮星を
私たちは見送っている
稜線に海面が沈み
草原がブルーに染まっていく
追いかけるように
次々と浮かび上がる船団は
私たちの乗れなかった最後の ....
当たり障りのないものだけど
俺の部屋だって飛行機だと思えば
それは
ビジネスクラスなんかよりも
ずっと快適になるはずさ
酒も机もでっかいテレビだってあるし
毛足の長いカーペットを敷いてる
 ....
今日はずっと雨だった
鵲は傘のまま
駐輪場の紫陽花をみていた
「中に入ってればよかったのに」
「さっきまで遠野さんが」

手をつないで歩いていると
鵲は「ヒュン」と言って、タンポポを摘ん ....
mizunomadoka(580)
タイトル カテゴリ Point 日付
off the window自由詩112/2/14 21:54
信じられない私に自由詩012/2/14 21:39
コルトメール自由詩112/2/11 9:45
達人になるから自由詩012/2/11 9:32
mizore自由詩012/2/9 23:56
pendius自由詩0+12/2/9 23:38
YN自由詩212/2/9 22:48
book-end短歌412/1/9 15:40
chained短歌112/1/9 14:59
深夜自由詩112/1/9 13:08
花よりも自由詩112/1/9 12:53
repeated gravity自由詩012/1/9 11:45
historia自由詩412/1/2 15:22
new year's自由詩212/1/2 14:35
colorado river自由詩211/12/30 22:36
let's empty自由詩311/12/29 23:44
perfectly alone自由詩2+11/12/29 23:09
クリスマス自由詩511/12/24 0:27
tat自由詩211/12/22 23:08
marry自由詩111/12/22 22:46
親切自由詩011/11/5 23:11
no name自由詩211/11/3 22:43
同色自由詩211/11/3 21:43
暗い順番自由詩011/11/3 18:09
セラフィム自由詩111/11/2 21:57
ふれないよ自由詩111/11/1 23:02
自分の命自由詩811/7/3 18:01
月の波形自由詩411/7/3 16:56
夜中の夜景自由詩211/7/3 16:55
まばたきはシャッターで自由詩211/7/1 19:29

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