(短歌十首)

この川の
そばの子どもを遊ばせた
公園しばらく行ってないなぁ


叫ぶのは
水を打ってるこの街を
震わすオーロラみたいなその歌


待つことも
し ....
  
寒いのは
からだが感じる「とき」じゃなく
君の言葉が胸刺す喪失


夜が泣く
なんか場末の居酒屋で
突っ伏して泣く酒に呑まれて


楽なフリ
だけは忘れず人間を
 ....
仕事ならなおさらのこと杉様に梵天丸もかくなりたい、か


https://media.nippon-donation.org/2227/
粉雪の午前1時の初詣ではぐれないよう握りしめる手

猫が泣く白昼3時の縁側で百日紅の木をみている如月

雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ

桜舞う午前 ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
あの人に逢えるその日は雨ばかり恋愛に進む道は絶たれた

お気に入りコーヒーカップひび割れた何処か遠くへ気分が飛んだ

新しい恋をしたいと空を見る積乱雲は砕けて消える

暑い夏恋は熱く熱くな ....
艶やかに
傾げるバラの
かぐわしく
雲の切れ間に
鳴く揚雲雀
みおろすと
土曜の街の西半分
くるまもひとも少ない春のひ



病室で
さくやみた夢なんだっけ
春の陽射しにぼやけてしまって



ただ白い
世界が僕をつつむ ....
(短歌七首)

真夜中に
起きてる僕は世間とか
常識とかに泥かけている


なんていう
未来は暗いと云いはって
いっしょに泣こうと云っているのか


終末を
みて来た ....
 

 
目覚め前お休みちゅうのスマホらは枕の横でまだ夢の中
 

*

以下、inkweaverと、、、

その光景はよく知っていますね。目が覚める前のほのかな夢の中で、
スマホ ....
つとめての日高の町のともしびははるか遠くに 青錆色のものが 慢性疲労 三年前から 慢性寂寥 僕の{ルビ鳩尾=みぞおち}に巣食っている よこで寝る
スマホの虜の彼女さえ
心を血濡らす悪夢に泣くよる



時は過ぎ
夢は遠くにみえたよる
眠れないほど熱すぎる息



世界さえ
燃やし尽くしてみた ....
二重焼き三十年は食べてない鯛焼きは日本中泳いでる

駄菓子屋の昔からある人気菓子小さな会社夫婦二人だけ

パンクした自転車直すお爺さん声かけながら手際よく直す

散歩道今の気分は上々だ見る ....
早朝の
駅のホームで吐く息が
みえるとゴジラのようだと笑った


懐かしい
甘い香りがしたときに
君を想った通勤電車


週末は
心と体を整える
あの銭湯へゆくから耐え ....
海峡を
トテトテ飛んでる一匹の
蝶の名前も気持ちも知らない


宝島
みたいな豊かな国に住み
それでも悩みは尽きない疾しさ


いつまでも
しあわせな日がつづくとは
 ....
熱風の先にある体のかたちをした甘い嘘 運命の裾が解れる 伸びてゆく
はるか向うで か細く交わる
雨ばかり続いて気分は憂鬱気分を変えて小説を読む

山登り突如大雨降り出した登り始めて十分後のこと

海岸の側走りゆくローカル線人気の路線お洒落に見える

酒ばかり飲んで会話に入らない一言二 ....
笑うでしょ、君はいい子だよわるい日も
最悪な夜も 最低な朝も
春風ね どこまでいっても凡庸な
お前とお前とお前と私
仕立てて貰った心を着た でくのぼう 泣き出しそうだ

判らない 何を入れたか 何を捨てたか 無理に食べろと 言わない理由

人生を 掛け算するか 割り算か 好みな方で 答えは同じだ

 ....
(短歌七首)

砂浜で
初めて会った黒髪の
春の香りのする空の下


街が朱に
染まる時間になるとほら
ほらあの鳥が地面に降り立つ


ひとり住む
部屋がなにかを ....
 

涙だけ
流した意味を胸に置き
しあわせになる夢はよるみる


寂しいと
悲しい目をして僕をみる
大天使でも堕ちる清い目


線を引く
どなたにどんな正しさが
 ....
 

(短歌七首)

麦ちゃんと
いう名の猫も縁側で
春の海鳴り聴いて寝ている


オレンジの
ブイに停まったアホウドリ
百年まえの空をみている


部屋が揺れ
 ....
いまからじゃおそすぎるねと笑うから
星は落ちるし 僕も落ちるし
 
清潔な指のあいだで跳ねる闇
わたしはたぶん すべて失う
著作権や肖像権を守れずにいったい何を守れるというのか


嘘つきは無断転載されてゆき泥棒たちが始まっていく
   *

 ながゆめのねむりもさめて梁あがる涙まじりの淡いため息

 去るひとよものみな寂しかたときも放さなかつた希みもあらじ

 意味論のむいみをわらう線引きの多き書物の手垢を ....
フラワー園不思議な花を育ててる不思議な雰囲気醸し出してる

岩国の沖に浮かんだ柱島名前の由来聞いて納得

名前すら知らない島は数多ある訪ねて回るフィンランド人

百島の斬新なアート印象的過 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
郷愁のうた秋葉竹224/5/19 10:19
ときのうた024/5/17 19:13
売名の概念をも壊し続ける夫妻がいることを足立らどみ224/5/17 4:18
半年秋葉竹124/5/16 20:36
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る524/5/15 6:54
コーヒー夏川ゆう324/5/13 17:37
満開のバラ星野つばき224/5/12 13:30
やまいのうた秋葉竹124/5/11 11:23
よる224/5/5 4:46
機械愛足立らどみ224/5/4 7:46
なりにけるかな124/5/3 10:15
CDS巣本趣味224/5/2 23:57
よるのうた秋葉竹124/5/2 4:08
駄菓子屋夏川ゆう324/4/29 17:55
自由秋葉竹324/4/29 4:08
希望124/4/26 8:01
熱風はるな024/4/25 1:13
運命124/4/24 5:29
山登り夏川ゆう324/4/22 14:18
いいこはるな024/4/22 10:46
春風124/4/21 17:26
2004/4/7306303.co...024/4/20 15:44
けせらせらせら秋葉竹024/4/20 11:01
神さまに救いを求める愚かさ224/4/18 21:57
好き好き好き好き好き324/4/17 21:11
落下はるな024/4/17 20:08
清潔な指324/4/17 20:05
10歳の天才の転載水宮うみ024/4/17 17:38
ベルモンドの唇 04/13中田満帆224/4/17 6:11
夏川ゆう224/4/15 13:08

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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