ミチテイク、ミステイク


感傷は観照ではなく
緩衝なのだと
干渉しても
この
ミチテイク 気分

名前は
どうだっていい


ミチテイク、ミステイク



錆色 ....
こうした追悼文をしたためようか、迷いました。きっと誰かがそうしてくれるであろうし、昨日今日の出来事だったから、心のブレを伴うほどの時間であるし、言葉も掬っては零れてしまうだろうと、思いを巡らしていまし .... もういいだろう



コーヒーカップを片付けようとした
コーヒーがコーヒーではなくて
モーイーだった
モーイーなんて
くだらなすぎる
だじゃれにもならない
飲み乾してやった
 ....
ひとりの男の子
一段抜かしから
二段抜かしへ
テッテとのぼる
両脚の振り子をよそに
まんなかあたり
見上げてとまる

柿の実
棚引く空
コマ送りにしてきたのに
Y字に浮かぶ
校 ....
そう、たしかに響いた
ゲームは
終了したのに

見わたせば
無人のワンマン車両
すると
窓越しにトンビ
秋涼よろしく
楕円をひとつふたつ
そうか、君だったのか

小さな本が横滑 ....
大きな家並み
さらさらと消えていく
小さいものは遠い
遠いものは小さい
当たり前のこと
当たり前のことなのだけれど
座席にまぁるく
またひとまわり
小さく白い母
毛繕いする風
瞼の ....
10大ニュースと書かれてある


  1.ベンチプレス大会105kg!
  2.東北ブロック大学選手権アメフト県大会ベスト8イェ〜ィ
  3.飲み屋で殴り合い3ハリ目頭を縫う
  4.ダイ ....
暑い、暑い、
なんて、こめかみの汗おとすまいと
あぁ、いつのまにプラットフォームに
フレンチキッスな君たち
オレンジ色の轟音に
掻き消されてゆく


この瞬間を一度だけリピート
開襟 ....
そう
暑かった
黒いサージの学生服
太陽が寄り添っているのかと
白い粉が舞う
昨日まで別の何かであったのに
一滴
一滴が粉を固める
つまむと、崩れるすぐに
祖父は
名前を放棄する
 ....
  

  課長!
  ネジ一本!
  はずれてますわたし!
  休です!
  

  ひとしずく
  波紋をつくる水面
  大輪もパステル
  ひとしずく
  うなじにそぼ降る
  君
  火薬の匂い
  

  つめたいもの
  扉からながれた
  こめかみのしずくはながれる
  行き先はおぼえているのに
  切符はしらないところへ
  白線をまたぐ
  パンダグラフたたまれてゆく ....
  


  葉ずれから
  名前のしらない時間を思い出した
  さて、君はだれなんだろう
  隙間からみえる
  青い流れは遠い
それ以上でも以下でもなかった
背中は遠くコスミックにみえた
よみかけた一行一句も
五段活用に駆けぬけてゆくから
ライトモチーフの君が
愁色して靴ひもをなおした、
ような妄想なんてし ....
何故この歌を今、口ずさむのか
ひたすらに月光
わたしの影を薄く掬う今宵
開襟シャツの綻ぶあたり
さすものはある、何故
を問いただすも
虫 ....
   なんとなく
   うつむいてしまったのだが
   黒い列
   振りだした右足の
   小暗い瞬きへすべりゆくのを
   間のびしたストライド
   生垣をゆらした
   モンシロ ....
父さん!
なべぶた!
忘れものです!

僕です!
宛先を!
水びたしの指で
コンセントに差しこもうとした
叱られた
しらない世界はいっぱいある
目のまえのオーブンの火照りもしらない
けれど追いかけたりしない
食パンにまかせて
いいとおもう

 ....
 先日、午睡機械さんが私の詩をひろげました。彼との出会いは、一遍の詩『遠い自殺』に関する対話からと振り返られます。いつも感じることですし、あまり大きな声で伝えることでもないのですが、引き寄せられてし .... 柳を絵筆に
小夏
波紋をひとつふたつ
漸近線と戯れる
闇から
透明な海老
羨ましくなって
小指
波紋を作ったのに
塗り潰してしまう


枝垂れ
鼻先を掠めてゆく
小指
引 ....
すっと
ミントのような そよ風すべる
{ルビ前髪=かみ} 瞬き
瞳 連れ添う

ベランダの袂から
ぐーんと伸びやかな庇に
土くれた妻壁
斜めに線を曳いている

切り取られた
屋根 ....
レシートに
渋谷が計上されている
カフェラテより安い
となりの女は
ハナ金を買った
どれもこれも
安いものだ
僕は
片手で揉みくちゃ
燃えないゴミへ
ダンク。



レシー ....
ベランダを
君は
どのように名づけていたのか
知らない
ただ 
白い部屋のなかに
そこは
紛れもなく
草原だったんじゃないかと
僕も
一輪のガーベラ
十分だったから
ようやく  ....
君と歩いてゆきたいと思わない日々はなく
昨日歩いてきた道を今朝も歩いてきたのに
何も思い出せない
花びらの調べを思い出せない
時は僕をとっくに投げ出す
枕元に横転するラジカセ
真夏のサンフ ....
ナット・キング・コールは
ダーリン、ダーリン。


夏日の残り香
オイスター
お蔭様で
フライパンはいびつだけれど
洗ってやらない
換気扇もつけない
オイスターは天にのぼる
右の ....
花びらは散る
散る花びらは積もる
積もる花びら
だれもせかさない
静かな街から
積もることさえ知らない街
散ったとしても
積もる時さえ降らない街
むすんでひらけば
花びらさえ
ここ ....
小学生のアルバムから



名もなき砂浜
一頭の鯨
打ち上げられている晩春の
村の民 
銛を掲げて
合掌
突きはじめる
突かれた鯨の
握りこぶしほどのまなこ
覗き込む
突 ....
脛に向かって
鮮血はほとばしる
痛みについて
想い始めていた
小学2年生のころ
遠足のお弁当は置かれていた
蒸気したアイロンのかたわらに
星型のニンジンに見とれてしまって
二の腕に三角 ....
またやってしまった
ガチャガチャするチャンネルを
音のないようこっそりひねる

母の目を盗むということ
初めての
番組で

時折なまめかしく
じゅうたんに目配せしながら
やっぱり見 ....
ようやく
妻も寝床に入ってしまったあとは
明け方まで
卵を産んで過ごした

初恋のラブレター と踏ん張ると
名刺が産まれた
元気よく不倫相手 と踏ん張ると
辞令交付が産まれた

午 ....
バンブーブンバ(127)
タイトル カテゴリ Point 日付
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未詩・独白304/8/11 0:40
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