もし画家が、人間の頭に馬の頸をつないで色とりどりの羽を身にまとわせたいと思い、あちこちから手足と胴を集めてきたなら――こうして上のほうは美しい女であったものが、下のほうは怖ろしくみにくい魚になってしまうなら――招待されてその絵を見たとき、あなたがたは笑いを抑えることができるだろうか。 (ホラーティウス『詩論』[訳]松本 仁助、岡 道男:岩波文庫)