あれは数ヶ月前の事だ。
僕が毎日酒を飲んで、適当に仕事をして生活していた時に知り合った一人の女性の話をしよう。
その日僕は覚えたての酒をすすきののバーで一人飲んで いた。隣からはなにやら文化的な ....
GoodBye May
          Tsukasa Okazaki

 窓から入り込む鈍い光が睫毛の上に乗って、爆ぜていた。あたしは、何度も瞬きを繰返して朝の角度を研究する。息を吐くとそ ....
ほら、切り開く羽音の中で目覚めた、
液体の白さに目が眩む/
月を目掛けて飛ぶ蛍火に
歪んだ窓辺に移る信実とはかけ離れて
少しの眩暈を憶えられた
陽炎にふるえる鋭角な月よ
穏やかに誓った涙の ....
疾風夜

薔薇の鎖 風を閉じ込めた部屋
揺れる群青の窓辺で僕は、白い羽根を広げる
静かに散る、金色の唄 か細い息で、世界地図を描く
指先に砕けた、きみの肖像 土と血の味が、にじむ
歪んだ外 ....
{引用=
外は薄曇り、カーテンの隙間から差し込む淡い光に目を細め、髪をかきあげた。
一つ、息を吐き酒臭い部屋に溶け込んだ、雲のような意識の中で、とてもよくない夢を見たらしい。

夢は、ただ冷た ....

雷を閉じ込めた蕾。静か静かに、開く、
浅黄色の空を閉じ込めて、朝露にとける、
ふるえた葉から零れる雫が、地面にふれて
貴女は朝を僕らに告げる。


夕景に聳える、あの塔の廻りを飛ん ....
風の飾ってある丘の土を掘り、階段を備えつけ、鉄の扉で施錠した、地下室に持ち込んだ
ものを、数えながら、ふたつだけ息をしているものがある。虹の、声帯を持つ双子を君が
連れてきて、僕はすっかり気に入っ ....
机の一番上の引き出しから 幾つかの星を取り出して夜空に貼った。
二番目の引き出しから 三日月を持ってきて3時の位置に張り直した。
引き出しの一番下から太陽を持って来ると 枕元に置いて明日に備えた。 ....
{引用=
日曜日、カーテンのない部屋。
一瞬の連続で作られた、ぼくらの時間は煌めくから、それらを宙に浮かべて、星と呼んだ。
薄く滲んだそれに名前をつけて、線で結ぶ。水平線の彼方に落ちゆく星に、願 ....
窓の外に硝子色の鳥が飛び、静かの海は今日も波が激しい。
雷空から白い光が、幾本も降り、燕が凍った。
白い窓に息を吹きかけて、砕け散る街の色は赤。
街が血を流す、夜が近い。地下室に閉じ込められた空 ....
蝉時雨の光。七色の雨が降り注ぐ街にて、潜水艦が飛行する夜。
寝静まった住人が起きだし、徘徊する街にて。夢を壊さないようにぼくらは
足音を立てずにこっそり歩き続けた。赤い風船が飛ぶ、夜。
窓から窓 ....
起き抜けの白昼夢の続きを見たくないからぼくは、唐突な寂しさの鐘の音を無視しても、
窓から差し込む光には目を細めた。片目の奥がガタンと音を発てたから、ぼくは斜め空を
見上げたんだ。髪の毛を耳 ....
ぼくらは虹の両端を掴み、世界と縄跳びした。
雨を閉じ込めたビー玉をきみにあげるよ。
雲のうえに寝転び、お日様と会話したんだ。
雲が流れ流れて、空がふと目を閉じた。
雨が地面に触れた 。 セカイ ....
僕は閉じた片目で
海を引き剥がし、
青の翡翠の深海を
手に入れたんだ

風から風へ色を贈り
東から西へ光を沈め
海から海へ船を済した

君は乾いた片眼で
空を引き剥がし、
灰色の ....
空では星が衣擦れの音をさせ、冴えた月は氷山の槍先をぼくらに向けた
乳白色の暗黒の雲が静かに落ちて、甘い匂いだけが空気を震わす
キレイナ雪の降り注ぐ、2文字の時間に、きみとぼくはあの扉を抜け
ダン ....
あの星とこの星とを繋ぎ、ぼくと踊ろう。
星を録音した60分のテープを永延と流し
て。光って、また消えてゆく、星の数を一
緒に数えてください。銀色の円盤が、光っ
ては消える。夜が深まり、息を深く ....
僕は本を君に聴かせながら、窓の外を眺める。
星は今も流れ続け、夜空が部屋に入り込む。
無音の60分間、でも確かにこのテープに星を
録音した。彼女が僕に銀色のヘッドフォンを
貸してくれないから、 ....

「無風を狙って、あの鳥は飛び出した
 籠から、あの人の隙を狙って、青空
 へ飛んだ。傷付いた羽根で、ぼくは
 風を感じる事が出来る。とうめいな
 翼で、とうめいな空を、感じること
 が ....
部屋に雪が積り、川が流れている。真っ白な部屋で僕は一人、翼をもいだ。
君の背中に僕の、羽根を付け足して、人差し指で星を描いた。
人魚姫の石化した歌。ぼくらはきっと、石に戻れる。
空から石が降って ....
 砂の楼閣。白昼夢の続き。暗黒巫女の暗黒舞踊、白い窓、白い景色、白い歌。

 遠くの水溜り、赤い空、滲む夕焼、曇った片目と光。海。空。掲げた腕と祈。

 近く、歌う鳥。消えた。光った、あの星の ....
# DAREMO INAI ASA
青いぼくは錆びた感情で動き出す 夕焼けの光が窓辺から差し込んで
風が起きて額縁が揺れた カーテン越しに伝わる気配で、風が止んだか
色の無い景色、虹が雲から架か ....
白い難民。風。
横たわった老人の靴。埃塗れのテレビ。折れた傘と
マンホールからの臭気。
痛み。
二人組の赤い子供。ナイフ。
蹴り上げられた、少女の小さな悲鳴と、蒼い光。
雲。遠くから聞こえ ....
薬指の痛み
死の泡
剥がされた鱗
枯れた太陽
静かな海

ここはどこ わたしはだれ

白い雲
潰された片眼 灰色の空
黒い月 幸福の指輪はどこに
燃え尽きた光 割れた身体
拉げ ....
岡崎師(23)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
淡い虹が架かって、雨が降る。景色は煙って、降ってゆく夕暮。文書グループ10/2/7
近づく鉄塔と廻る鳥たち文書グループ10/1/12
投稿作品
僕は妖精と会った散文(批評 ...110/6/21 8:12
GoodBye May散文(批評 ...210/5/31 13:25
薄い淡い空自由詩110/5/31 12:51
疾風夜自由詩210/5/17 17:14
春風に 薫る桜と酒の香 静かに乱れる意識の中で 夢と光と花の ...散文(批評 ...210/5/4 10:20
春の唄自由詩310/3/29 17:20
地下の曖昧な光自由詩110/2/16 15:19
巨人族の朝自由詩210/2/16 9:17
点在しているライトの目。自由詩210/2/14 1:59
雪月花の夜自由詩310/2/10 2:44
赤いプラネタリウム[group]自由詩810/2/7 17:15
硝子空、灰色。[group]自由詩010/2/4 18:08
土のベッド[group]自由詩110/1/26 20:36
旧い空[group]自由詩510/1/23 12:44
夜中のダンスフロア[group]自由詩010/1/19 8:18
隻眼の月[group]自由詩2*10/1/18 16:14
夜のキス[group]自由詩210/1/14 10:14
『近づく鉄塔と廻る鳥たち』[group]自由詩210/1/12 21:14
#バースデイ[group]自由詩310/1/10 5:40
#白昼[group]自由詩210/1/7 2:39
# 空からいしがふってくる[group]自由詩110/1/6 15:06
# Grave[group]自由詩110/1/6 2:10
人魚姫の祈り[group]自由詩110/1/4 18:24

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