彼らはボイジャーの言葉で神と名乗った
次々と人工衛星が落ちていく
そして太陽が消えた

ホテルだったと思う
ベッドの上で
「きみの夢はなに?」
と彼女が言った

僕は
「アカネ ....
つきたてだから今日食えと
新しいお米をもらった

せっかくだから
土鍋で炊いた

畑のオクラを刻んで
紫蘇の実と和えてお豆腐に添える

餅焼き網で焦がしたナスを
氷水にひたして ....
月に弓引く渚で
スライムつむりとぐんたいガニが
遊んでる

なにを話してるんだろ?
波に素足をさらすと
思っていたよりも水温が高かった

「これは、嵐になるかも」
それっぽく呟い ....
好きにとどかなかった恋

今年は咲かない紫陽花

傘の下で雨宿りする雨

見えないテレパシー


あなたにとって何度目の夏?

市営プールに沈んで降水確率100%と笑う私 ....
タイムループのあなたは

何度も私に会いにきてくれた

いつも結末は違ったけれど

その度に、私は

あなたのいない6月28日の朝を迎えた




「なぜ記憶は遺伝し ....
「私もかつては人間でした」
ロボットはラピスラズリを
キャンディ紙に包み
両端をクルクルと回す
「さあどうぞ」

彼女はそれを受け取って
代わりに写真を渡す

「火星の渓谷ですか ....
ここにくると誰かが詩を書いていて嬉しい 私とあなたの距離の間に
とても知らない何かが

私の中のあなたと、あなたの中の私が
そっちに行こうとしてる




distance

between me and yo ....
裏山の湧き水でできた小さな池に
動物たちの残していった
木の実が沈んでる

私は薬罐に水を汲んで
庭でとれた渋柿を置く

いつか絵が届いたら
匂いをかいでみて

今年もここで枯れ葉 ....
私たちは夜道を歩いてる
月明かりを頼りに

遠い世界から雷雨がやってきて
私の両耳をあなたが両手で塞いでくれる

夜中に目が覚める
部屋の中で風が吹いてる

私の髪はまだ濡れていて
 ....
Just winter evening and I'm sitting
In empty room. I'm all alone.
It's rushing suddenly with messa ....
癌になった妻を憐れんで

離婚はしないと夫は言う

その背後に死神が立ってる

鎌の刃を彼に向けて

いつも2時にアラームが鳴る

男が頭痛で寝返りをうつ

女は何かを呟く ....
モーテルの階段で呼びとめられて
マニキュアを塗ってもらった

「目立たないから、バレないって」
そう笑って彼女はウィンクする

ピンクに光る爪が
あまりにきれいだったから

120分 ....
空き地の段ボールハウスが
雨で溶けてる

Krispy Kremeの窓から
それを見てきみが言う

「17になったらあんな家に住むわ」
愛は幸せな夢
リビングのソファーで母が咳をしてる

姉がトイレのフリをして
白湯を入れに行く

「電気消すよ。もう寝な」
私は父の手紙をしまう
「うん、おやすみなさい」
「おやすみ」

 ....
滞在時間が近づいて
右手からプラズマが出てる

あなたの食べてるものを食べてみたかった
あなたの飲んでるものを飲んでみたかった

ひどい別れ方をすることになるけど
それまでいっぱい、 ....
同窓会のたびに
あなたを探す

席に着いてからも
入口ばかり見てる

お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る

ドアを開くと
カーテンが揺れてる

さっきまでここにいたの?
 ....
窓枠にとまったノコギリクワガタが
居心地のいい私の部屋を守ろうと
ハサミを開いて威嚇する

私もプレイリストから
作業用ロマサガ戦闘曲集を流す
終わりの始まりは
10歳になった猟師の息子が
父親の古いライフルで
森の木の枝のフクロウを
撃ち抜いた時だった

息子は父親を振り返り
やったと笑い
獲物から最後まで目を離すん ....
はじめて書いた文字は
まどかの「ま」だった
うれしかった
母がほめてくれたから

不思議の国のアリスを読んでもらって
気に入った言葉を
画用紙に集めて色を塗った

コタツに入 ....
別れの手紙が届いて

窓ガラスの凍った朝に
きみは家を出る

食器も家具も置いて
チケットを握り締めて

雪の馬車に乗る


ここで変わるのね

未来から声がする
 ....
お酒を飲みながら、本を読みながら
こんなソファーがあったらいいねー
なんて思いながら

あなたを待ってる
安宿の食堂で
声をかけてきたのは
私たちを売った海賊だった

おっと警戒するなよ
もう足を洗ったんだ
そう笑って
手首から先がない右手を見せた

まあ利き手がなくても
美味 ....
空から見るあなたの町は
海の青と畑の茶色い区画だった

あんなに焦がれた都会を離れて今は
子どもたちとツリーを飾ってる

温かいシチューを振る舞って
電飾を灯す

みなが眠り ....
帝国と教主国の小競り合いで焼かれた村
地下貯蔵庫の水瓶の中で
姉妹は生き残った

死体漁りに拾われ
奴隷商人に買われ
船で運ばれ
海賊に襲われ
港町の娼館で売られた

銃士 ....
月の下
ヤン族の男が心配そうに
馬の頬を撫でる

女は夜空を見上げる
故郷だった村の
焼け跡
昔の番号に電話する
トゥルルルルルルトゥルル


深夜1時
折り返しの点滅
つれないから
抱きついて連絡先をきいた
コートの手触りも憶えてる

いま電話ないから
じゃあ住所でもいいよっ!

たった一度きり一緒の冬

合い鍵のペンダント



 ....
私の想像よりもずっとずっとずっとずっとずっと・・・
mizunomadoka(580)
タイトル カテゴリ Point 日付
本当の夢の光り自由詩220/9/19 11:09
台所の灯り自由詩320/9/18 23:16
星の光り自由詩120/9/18 23:14
水たまり自由詩520/6/18 17:25
to you (to me)自由詩220/6/17 17:21
Was us自由詩320/6/13 1:47
signal自由詩120/6/12 21:49
距離自由詩220/6/12 21:14
どうぞのいす自由詩16+19/11/12 22:05
距離とベル自由詩1019/11/12 22:04
dream universe自由詩019/11/12 22:03
いつも2時に自由詩319/3/22 22:22
pale pink自由詩519/3/22 21:08
ドーナツ自由詩919/3/21 0:28
short wake and long sleep自由詩219/3/20 23:45
star rosemary night自由詩519/3/14 22:29
オイル缶の食料庫自由詩419/3/12 20:24
shallows自由詩819/3/11 23:49
赤い月が攻めてきた。自由詩619/2/25 1:29
owl自由詩819/2/25 0:34
誰に弓を習ったの?自由詩1419/1/20 2:07
叶わぬ恋のパティ自由詩1018/12/29 21:23
待ってる自由詩618/12/22 23:04
杯溢れた星屑亭自由詩418/12/22 22:43
Merry Christmas自由詩618/12/22 22:41
姉妹自由詩318/12/10 23:33
帝都へ自由詩218/12/10 23:16
メッセージが3件あります。自由詩818/12/9 0:51
KeyMe自由詩118/12/9 0:13
多い自由詩118/12/3 23:57

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 
0.41sec.