誰もしらない場所で
自分だけ信じて生きていたら
突然、世の中が平行線になって
あちら側へと移れないかしら

4日遅れの誕生日プレゼントですね
それとも、その日に届きましたか?


 ....
絡み合う蔦が入り口を隠してくれる
夜になれば安全に河口まで行けるだろう

ジャングルで
黄熱に苦しんでるときも
農民から盗むなと
彼は言ったのよ

エンデが昔話をしている

す ....
窓を閉めて風を消して
灰になったらもう会えないでしょう?
宝石を飲んだのよ
お仕事忙しいのにごめんね
桜並木に
祖父が立ってた
ずっと寝ていたはずなのに

Pianoのレッスンを
さぼったときも
学校を休んだときも

そうかそうか、と
かくまってくれた

花札をして
お ....
娘の手帳に、平和になりたいと書いてあった
忙しい生活の31日の隣に小さく

彼女はもう
眠ってしまったのかもしれない

冷めたコーヒーと乾いたマフィンが
ずっと手つかずのまま

 ....
涙を見つけた
雨水と一緒に瓶に詰め
海に流した
ずっとそうしてきた
手紙のように

斜め向かいの窓を
望遠鏡でずっと見ていた
忘れぬように
逃げてしまわぬように

けれど
私が ....
ハヤブサのような男が
上空から舞い降りた
「ここは千歳海岸か?」
「いえ、水谷団地ですけど」
「フン、ずいぶん目測がずれてしまったな」
「転移ゲートならあっちですけど」
「それには及 ....
防波堤に待雪草が咲いていた
みぞれまじりの波風の下
錆びた自転車をとめて
老人が釣り糸を垂れている

釣れなければいい
そんな素振りでリールを巻き
また投げる

そして海に沈んで ....
マルチバースのビッグバンが重なって
わたしたちは消える

一瞬だけ
消える先が見える

光が影になってる
それから、それから
あのとき
声をかけなければ出会わなかったのにね
わたしは
きみが好きになったから
きみのこと好きになったのよ
そう言って
窓を開ける。冷たい風
ああ、まだ微笑んでる
傷つけることなんて ....
足跡を残して
消える
虹の線が
7つの旅先でただゆっくり
きみを透明な光でつつみ
去っていく

おはよう
ああ、おはよう
今日もいい天気だね
そうだね
パンでいいかい?
あ ....
父がつかまえてきて母がしらないで庭先に置いたカメのポルナレフ
もうすぐ春がきますよー
待ち居遠しかったですか
それとも夜通しでしたか
ずっと
似たような節がありましたか?
あなたが買って私 ....
遠くから
なにかが落ちてくる

私はしらない星

火の玉になって
破片を生み出しながら

大気を巻き
海を蒸発させ
山々を裂き

星を光に変える

私はしらない空間

 ....
ベランダの茎に雪が積もって
どこか雪花のようだった

西日の中でも負けずに元気だった
まだ咲いてほしくて片づけなかった

小さな花


種を落として、鳥
鉢のすみで咲いて


 ....
彼女は巡礼の足をとめ
胸のクロスを外し
川に沈める

人は一度目の奇跡で生まれて
二度目の奇跡で死ぬのよ

その血が流れる場所に
十字架を置いておきましょう

そう言って娘に
そ ....
雨は雪になり2週間降り続けた
そこから先は灰だった

手のひらで溶けることのない
真っ白な灰は
強く握っても固まらなかった

光をほとんど通さない厚い雲
沈んでいく石の群れ

影が ....
これがあなた弟の部屋よ
案内してくれた女はノエミといった
薄いブルーの冷蔵庫
錆びたコンロとケトル
想像してたよりもずっと生活感があった
家事なんてしたことなかったのに

窓を開けると
 ....
隙間を埋めた新聞が震える
山小屋の木壁はとても
この吹雪を乗り切れそうにない
テーブルを倒したバリケードの裏側で
貧しい体温を分け合う二人
「きみが生き延びたら僕の父と母と姉に愛していた ....
記憶を忘れないように
テクニクス社のメモリーに換えた

外気が通常よりも低く
保護フィールドが温度を上げる

月が懐かしい
そのくらい昔には
まだ夜があった

庭の無花果か ....
ベランダの端に
長いこと積まれた
植木鉢の底
一対の鍵

名前も知らない
美しいふたり

命日に生まれた
どこにも行かない
面影をさがす
さよならを歌う

秋の陽射し
ゆっ ....
今日も誰かの体にメスが入っていく
点滴の水滴が落ちていく

パルスオキシメータの音が止んでも
きみには帰る家もない

ふたりの子供はいないから

追いかけても追いつけないから


 ....
ケーキを食べ終えて
たどりついたベル・エア

あなたが歌ってくれる
やさしい

Rock and roll.
I can hear music playing on a glass record.
I ordered a hot chocolate from the coffee shop in the ....
壊れたドライヤーを焼却炉に入れた

近所の竹林が昨日の強風で軒並み倒れてるというので
鉈と鋸をホームセンターで買ってきた
「わりとこういうのはとくいなんだ」といって
お箸と菜箸と器とカッ ....
 
エミーの墓の枯れたローズ

学校が終わり自転車でゲートを抜け
墓場で横になれば

誰かがお前を愛してくれる
 
無償の愛でひとつずつ
指を切り落とされていく
私も逃げないから逃げないでと彼女が言う

これが一度きりの人生なんて
信じられない
溶かされ
水滴に変えられた
悲しみが

香水の空き瓶の中から
じっと

外を見ている
屋根のない小舟で
雨に濡れながら

ここももうすぐ海になるね
もうどこにもないと思ってた
彼の品

母の実家の玄関先

クリスマスにシアトルで買った
背の高いコーヒーカップ

牡丹のような芍薬

もう帰らんといけんのんね?
破竹を煮たから持 ....
私より数秒前に
朝が目をさます

私はそれを
ぼんやりみてる
mizunomadoka(580)
タイトル カテゴリ Point 日付
AJ自由詩214/4/24 23:29
Carlos自由詩314/4/24 23:21
four segment自由詩314/4/1 2:03
phaetone自由詩014/4/1 1:17
undefined sign自由詩714/3/24 21:27
rain drop自由詩114/3/24 21:02
夕焼け自由詩314/3/11 22:19
underwater flowers自由詩414/3/10 22:07
光の夜自由詩214/3/7 21:38
二人自由詩114/3/7 21:27
rnonring自由詩014/3/6 23:49
旅先ですか?自由詩214/3/2 23:10
想像自由詩214/2/16 20:20
次の四季自由詩514/2/14 0:38
christmas自由詩113/12/23 16:29
lid自由詩313/11/19 14:26
loved自由詩313/10/29 19:43
自由詩413/10/24 20:35
tonight自由詩313/10/21 12:30
away自由詩713/9/29 10:12
It was a very beautiful photo.自由詩313/9/27 19:31
Summer nights, mid July.自由詩113/8/11 11:51
Time Travel Girl.自由詩113/8/11 11:33
香苗自由詩113/7/26 22:46
hanged rose自由詩313/7/2 20:36
faith自由詩213/7/2 19:26
cold water自由詩213/6/13 23:08
salt自由詩113/6/13 16:37
first starbucks store自由詩113/6/13 16:28
asayume自由詩113/6/12 16:59

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