外ではもう
クリスマスの鐘が鳴ってる

結婚したら新居を建てよう、と言われて
戸惑ってる

この世の中にあるもので
あなたの持ち物はあなただけよと
育てられて
まだそれを信じてる
 ....
土から抜かれた細葱を刻んで
食卓にそえる

グラスに水を入れて
残りをさせば
頭と根がのびてくる

日にひとつ
歩みをへらし
粥をへらせば
命でこのよに
帰れるけど

初雪の ....
雨と雪が降る重さで

水たまりの世界を
ジャンプする

海に向かって吹く風が
空に土を運んでいく
あなたのために
死んだ妻がベーコンを焼き
熱いコーヒーをカップに注ぐ

あなたは匂いに誘われ起き出して
何もないテーブルを見つめて
新聞を取りにいく

ベーコンを焼いてパンを切り
コ ....
愛に返事はない
アマンダのジャスミン

コンピュータの作る
つぎはぎの言葉

城壁に登れば、刈り終わった麦畑を
柳生一族が歩く

どうしたいの?

電話がないのに
ベルが鳴 ....
人より一本多い肋骨を
左胸に隠してる

きみがテストを丸めて
ロトの剣にしてた

くらいの大きさ
家に呼ばれなかった子供たちが
二階の窓にはりついている

メリーゴーランドの
オルゴールがみえるかい
メカトリル鉱石で
千年先も残るんだ

窓を開けると秋葉が舞い込んでくる
夜になれ ....
一面の海。一面の空
波の飛沫のとどかない中空の城

折れた七節を
秘密の糸で縫って
生き返ったと
誇らしげなきみに
魂について説く

きみより多くを知る道理はあっても
深く ....
諦めた階段の先は
白い霧で見えなかった

鎖でつながれた大きな爆弾が
空にジッと手を伸ばす

いもしない猫を飼ってたあの日
こんな夜がくるなんて
思わなかった

星の地に生まれて
 ....
砂の降り積もる
廃墟手前の町

狂ったオオカミが
猫を育ててる

いつも舌を噛むから
血だらけで笑った

いよいよとなったら
この世をみんなお食べ
あなたの世界を見た

ふたりが好きだった歌は

違う歌だった

私もいなかった

だれもいなかった
枯れ木を集め
キャンプファイヤーを囲み
酒盛りをする

原始の力を競うように
空になった瓶を海に投げた

あなたに免じてと
きてくれたのに

ビーチへ向かう途上で
車をおりた
 ....
深い森の
キャンドルマン

月明かりを頼りに歩く

白い頬の
美しい溶け跡


熱帯雨林の
バナナ姫

川辺に座ってボートを見送る
手で覚えたことは忘れないから
目を閉じて生きることにした。


ねえ、まだそこにいるんでしょう?
死んだふりをして。


今日覚えたことはいつ消えるの?
私よりもながく残るの?

 ....
太陽から逃げ
砂漠に夜が満ちる

疲れて眠る黒髪を
オアシスの女たちが
優しく梳き解いていく

男たちは横になったまま
闇を見つめて
その音を聞く

唇に夜気がふれ
女たちの頬 ....
貯金箱の底に
去年の赤い夏休みがある
使い切れずにとっておいて
よかった
海に浮かんでる
夜の船から落ちたのだ
手拭いを絞って水を飲む
水温はすこし冷たい

あとどのくらい
生きていられよう?
疲れてただ沈むのか、苦しんで
溺れるのか
潜っても底は見えない ....
しょうがない
好きにだって順位やタイミングがある

忘れない待つわと言ったって
永遠には生きられない

ねえ、私たちが大切にしているものって
本当はただの星屑なのよ

頭に星をつけて ....
恋人たちは
フルーツの種を飲む

そんなことをしなくても
この時代を生き残ると
伝えたかった

未来の話をして疎まれた
今夜は数人がそばにいた
優しくなったねと言われた

優しくなりたかったから
それでよかった

自分のターンがくれば
カードを引き、宣言して、マナを使い、10面体のサイコロを振る
ただそれだけ

悪にだってな ....
 
 
戦争って誰ですか?

水面がゆれる

戦争は私たちと生まれたの
ずっと一緒だった
でもあの子も最後まで残ることはできない
不完全だから
私たちと一緒にこの世を去るの

 ....
海鳥が

防波堤を飛んでる

釣り人も分け前もなかった

昨日の輪郭を追う
あなたはあなたに話しかける

でも言葉の意味がわからない

あなたは帰ってくる

でもあなたはいない



すべての本を読むために
あなたはすべての本を読んだ

すべての人生 ....
逆巻き川に架けられた橋は
何度も落とされて
現在は意匠もない

上る魚も流れのせいで
脂が落ちて旨くない

星の落下点からそう遠くない
この村は
深い霧が名物で
名うての狩人たちが ....
誰も住んでない荒れた庭の
梅の木の下にしゃがんで実を拾った
洗ってヘタをとって凍らせて
たっぷり一年梅づくしだった

味をしめた私たちは
今年も荒れた軒先に座って
梅の実が落ちるのを待っ ....
いつから過去を先送りできるようになったんだろう
私が消えた後の世界からあなたの声がする

先に死んだのはそっちでしょう?
なんで未来で生きているの?
またあなたに会いたいわ
他に好きな人が ....
明日は嘘しかつかないぞと決めて
枕を抱いた
会社を休んで無人島に行った
波が話しかけてきて椰子の実をくれた
「人と話すのはひさしぶりなんだ」
生まれてから死ぬまでを考えれば
そんな日があっ ....
裏通りの汚れた酒場の階段で
少女が泣いてる
馬鹿みたいな拳銃を下げた警官に
殴られた左瞼を腫らして

「断らずに寝ればよかったんだ」
「そんなことしたら赤ちゃんが死んじゃう」
「死なない ....
依存症の集会所に
ジンジャーブレットマンが並んでる

俺たちを試すように
キャンディケインを持って
待ってる待たれてる
いつも雨の下というわけにもいかない

会えても会えなくても
変わらないものなんてない

私たちはたがいの
重力でだけ惹かれ合って

ボードゲームの駒みたいに
そ ....
mizunomadoka(580)
タイトル カテゴリ Point 日付
flow of the skin自由詩515/12/11 15:23
up down 自由詩715/11/27 16:36
river of reverse自由詩115/11/14 22:57
自由詩415/11/12 21:59
letter自由詩015/11/12 21:44
つるぎ自由詩215/10/22 15:04
moonless night自由詩215/10/22 14:39
中立自由詩615/10/19 15:38
れお自由詩115/10/11 14:51
母星自由詩315/10/6 5:56
人絵自由詩415/10/6 5:39
suns regret自由詩215/9/30 16:13
moonset plant自由詩015/9/30 16:03
lita自由詩315/9/23 19:13
月は自由詩415/8/30 15:02
赤い自由詩215/8/30 14:41
海に自由詩215/8/30 14:34
6yhnx自由詩215/8/18 13:15
soothsayer自由詩115/8/18 12:59
devoid of meteor自由詩115/8/18 12:44
母の名前自由詩415/8/14 14:24
指離崎自由詩215/7/5 22:31
and you forgot it all自由詩215/7/5 21:55
自由詩315/7/3 13:02
ume plum自由詩415/7/3 1:00
自由詩215/7/3 0:41
whatever自由詩715/6/3 21:35
flamingo自由詩215/6/3 21:11
alcohol sex drug dependence自由詩215/6/2 13:46
wait自由詩215/6/2 13:22

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