その空には雲がかかっていた
君は君らしくありたいらしく
空は空らしく空っぽがいいといっていた
真綿のような白い大きな雲
を はしからつまみだそうとしたが
どこがはしかわからず
しばらく ....
身から出た錆を口から吸い込んで 酔えば初めて 血は赤くなる
あなたとの すきまに落ちた 恋心 浮かばれるまで 漂っている
あなたとの すき間に埋めた あの夢は どこに根付いて いるのでしょうか
ふわふわの
綿毛でやわを
装おうも
風に焦がれる
タンポポの春
地下鉄のホームで風を浴びている
風光明媚なのはポスター
帰り道
ワタシ、わたしと
呟いて
本当の自分
呼び出している
さよならを
告げられずとも
久々に
夢で逢えたら
気が済むつもり
星たちを
夢のすき間に
忍ばせて
明くる日の朝
波に放った
老婆はいた
透明なアトリエに
少年とともに
パレットの上ではいつも
色がつくられている
新しい色は
ひょっとしたら 美しい色
かもしれない
ふたりはひとりで
....
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