『遅いぞ、リトル!』
もちろん、ブックルック・ペンシルバッカス・リトル・ランブルフィッシュは風のように速く走りましたし、
本当はそんなに遅くは無かったのですが、ブックルック・ペンシルバッカ ....
むかしむかし。皆さんが「むかし」と聞いて思いつく昔よりもっともっと何倍も遠いむかしのお話。
フェルデンライムという国の一番大きな樹の下にとっても小さなエルフが住んでいました。(といっても
....
午後のぬるい風圧に耐えながら
何かしたい、と制作意欲にも似た無駄な時間を
ぼくは今日も過ごしてしまいまして
カキ氷でも食べませんか
扇風機はトュルルルと鳴きませんか
灰色の空 ....
はにかむ四角い箱を見つめて僕は妄想する
世界中に素敵な音楽を乗せた電波が飛んでいって
派手なあの子の耳の後ろを掠め飛んで
不精なおじさんのおなかの線をなぞって
可愛い 十字路の ....
寂しくて 寂しくて寒くて
待ち続ける私から 白いため息がひとつ
「いくら待っても来ないのはわかっているのに」
言い訳ならいくらでもできるし
体裁ならいくらでも繕えるし
悲 ....
久しぶりに人魚の歌が聞こえましたよ
ああ
ため息は深い泡の断続となってしまって
歌う人魚の口の中は真っ黒でしたよ
ええ
ふかふかと揺らめき上がるのです青い視線 ....
ぎらつく 太陽色のシトリンが
ルチル混じりの水晶に恋をした
お堅いあの子のクラックは 虹色に光り
分かれて散乱したトルマリンは 七色に光る
フロウ ライトに憧れて
....
街では禁煙が溢れ、僕は葉巻とスタッキングカップにコーヒーという
持ち運ぶには少々不便な代物を近所の空き地へ持っていってゆっくりと
たしなむのが好きだ。
かっこいいと言う人もいるが、実際はそん ....
今日、久しぶりに夢を見まして。
−僕はとても大きなヒグマ。 そして僕はとても尊敬されていました。
たくさんのお供え物。口へと自動的に運ばれる食べ物。
僕は大きくなりました。 ....
ぼくがね。
描いた世界は宙を舞って黄金色に輝いたんだ。
まけ まけ まけといっぱいにさ
手にした器からは水がこぼれたものさ。
有限なものを無限と言う矛盾が
僕の思想と ....
最近気が付いた事象。
僕が思うに。 これが大前提なのです。忘れないで下さい。
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ある人が言いました。「絶対は存在しないね」
「どんなも ....
青色はあの日見た夕焼け前の空の色
くすぐったい君の前髪はいつの間にか輝いて
僕の心にひどく青色の斜線を引いてしまった
ゆるがない気持ち
たゆたう心音
平行線は絶え間なく伸 ....
決定なる実情 決戦なる口上
崩壊の途上 決定なる事項
揺らめけ其処何処の日常
たゆたう何故明日への渇望
此れで良かったのか即疑問
残せるのは何時も秩序寄り
泡沫 ....
いつもそこにいるくせにさ
えらそうな顔をして 理論だ なんて言うのにさ
もうばれてるよ 君は悪意だね
こうやればいいじゃないかなんてさ
具体例なんて 意味無いのにさ 泣きた ....
曲がれば曲がったでそれなりに美しい
完璧な直線にあこがれて狂ったメディアのように
曲がりすぎても歪で使えない心持ち
一方向しか見られないその悲惨な眼力達に
動いて見えれば想像で ....
僕の手が青青のインクで染まって
洗っても落ちないインクで染まって
いくら洗ったところで行く末の水が青くなるばかりで
どこでそんなに青くなったのか全く思い出せないままで
僕は ....
なんで批判的な文章を書く人はあらかじめ逃げ道を作っているのか。
文句を言われれば「違う、こういう意味で言ったんだ」と書けば
どんな批判的な文章でも逃げられるわけですから。
批判を ....
歩くことが苦にならない
のどが渇けば朝露を飲めばいい
太陽がいつもおなかいっぱいにしてくれる
青虫だけは大嫌いだけど
土の中は暖かいゆりかごで
空の色は見たこともない空色 ....
木漏れ日より君の横顔が気になったあの日
夕日より前の太陽は何故か鬱陶しくて 射光
「今夜君を迎えに行くよ」
僕の声は君へ、だけどあきらかに小さすぎた
夢なんてそこら辺に溢れ ....
天使はね、天からやってくるんだよね
左手はね、左手は必ず光を掴むよね
僕たちは 否僕は平原を駆け回る
腕を扇風機のように回しながらそこら辺を
あのときの笑顔はそう、土の香りがし ....
間違えたと思ったときにはもう遅い
夏小屋のあの子は庭先に埋めた
ああ、ただの妄想と髪の毛を人形につめて
ああ、僕なのか俺なのか私なのか知らないままに
ハンカチをくれませんか
....
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