小さい女の子が電車の中で
スンスンと肩を揺らしながら
泣きじゃくっていた
君はママを
「いない」と教えてくれた
変わった名前だな、と思ったが
信じてみることにした
最初に出会 ....
22年間詩なんてもんは書いたことなかった
というのは嘘だ。
こんなことがあった。高校生の頃の話。
一年間の間に何度も、担任が 「次の作品展どうする?」と聞いてくる。
私は 「今回は、見 ....
今日はね 寝ないでも済む、っていうガムを
コンビニで買ってきたの
それでそれを噛んでます
そして眠たくならないの
だからこんな遅くまで起きてるの
寝ないで済む、って ....
人はなぜか
顔をあわせると
天候や季節の話をするらしいよ
それはね
昔、人が生きていくために
天候ってのは
生きられるかどうか、って
それくらい重要だったからだってさ
嘘、
....
そんなに思ってくれるのは
きっと嬉しいことなんだろう
「重い、なんてのは贅沢な悩みだ」
違うんだよ 違う
私が言いたいのはね
家だとか
親だとかってのは
関係ないってこと ....
あなたは大人として対応することを
子供の頃にすでに学んでて
今だってこうやって
物分り良く返事するところなんかは
本当に
苛立ってくるほどで
それで私が
遥かに子供染みてて
私 ....
乱暴な優しい時間を共有してることに
最早 優越感なんて湧かないし
愛の歌を耳元で聴きながら
私が全てを許して心を開いていても
あなたが同じペースで
心を開いてくれてるとは限らなくて
私 ....
もうみたくない
憂鬱な雨
窓には
静かにあたるけど
心の中に
どかどかと入り込んでくる
嫌な嫌な雨
土の中の四角い箱の中で
小さな女の子が
「そらがみたい」
と言った
私はどうにかして
彼女に空を見せたくなったが
あいにく、今日は曇り空で
喜んでもらえるとはとても思えなかった
....
向学心がないのか
全く知ろうともしない人間が多い中で
わたし
幼少期は
図鑑を読み耽っていた
いろんなことを覚えた
この2年でも
いろんな人と出会ったし
いろんなことを学んだ
....
よく聞くセリフですが
「今どきの若者は・・・」
さて、何から言わせてもらおうか。
先日 大阪市営地下鉄のホームで電車を待っていたところ、ホームに何本も立つ柱のうちの一本に貼られていた広告に目がと ....
誕生日を祝う前に
あなたがどんな詩を書こうが
興味も無いんだと伝えたい
あなたがわたしに興味がないように
わたしもあなたに興味がないんだ
あなたの詩を確認するよりも
あなたの死を確 ....
私は後悔するだろうと思って
その言葉を言った
私は後悔するだろうと思って
煙草に火を点ける
煙に誘惑されて
あなたも不機嫌そうに
煙草に火を点ける
あなたはいつも
私の予想を超 ....
君に渡すマフラーは
先月のバレンタインデーに渡しそびれた
ものでした
「今日は雪だし
古いけど新しいよ
別に返さなくていいよ
寒いからからね」
何言ってんだ 私
「首に巻いてあ ....
昨日までの不運は
さっきポケットの紙屑と一緒に
コンビニのゴミ箱へ捨ててきた
家までの帰り道
すれ違う車の中で
黄色があったら
明日、君に告白しよう
タクシーも走らない時間帯
....
部屋の隅の埃や
ガスレンジの油なんかを
うまく避け見ないようにしてきた母
そんな母を、
うまく避け見ないようにしてきた父
そんな父母を、
うまく避け見ないようにしてきた弟
そ ....
二人で寝そべっているベッドの上で
君が天井に向かって
両腕を伸ばすのに僕は見蕩れていた
親指と人差し指を直角に
天井の電気を
被写体に選んだような格好で
僕に問う
....
君がお風呂で
お湯が水になるまで
待っていたことを僕は気づかなかった
君は泣き
水があふれそうなくらい増えていて
そのうち君は水に溶けて
紛れていったのにも気づかなかった
僕はう ....
この仕事 作っているのは 敵だけだ
先日、ある男性とお話をしていた時のこと
耳を疑う言葉が聞こえた。
女のほうが儲かるよな。世の中何?平等平等って女のほうが得するようにできてるよな。
それを聞いて おそらく女なんだろう、女性器 ....
私が羊だった頃
彼は羊飼いだった
それはとっくの昔から知っていたことだったので
彼とはいずれ出会う運命だった
彼との出会いは
幼少期
ベロベロと舐め回した乾電池の
不快感を舌先に ....
キミたちに未来は任せた
なんて言えるわけない
世の中が日々変わってゆくから
未来を担う子供たちは
最早 ゆとり教育の実験台だ
なんでおとなはこーひーをのむの?
おいしいからさ
じゃあのみたい
ダメ、これはとても苦いよ
なんでおとなはおさけのむの?
おいしいからさ
じゃあのみたい
ダメ、これはとても苦いよ
....
遠慮して 小さいほうを 二つ食う
食べたい
これ
食べたい
これ
殺して
食べたい
これ
私だけのものにしたい
私のこと 好き?
うん、好きだよ
嘘でしょ?
あぁ嘘だよ
・・・いじわるっ
全く私情を挟む気などない
現状を変えるのに恐れなどもない
消えゆく日と
数える星で
過ぎし時間を感じ取り
愛してしまった彼を想い 考え事なんかしてたら
一つ下の階で止まったエレベーターを
....
お気に入りのネイルも爪を噛むことで剥げた
冷たい指先を満たすものもなく
今日の夕刻に死を意識し始める
一方的な負荷に耐えられるだけの強さを
持ち合わせているなら
またわたくしの手を掴んで
....
あなたがいつまでもふてくされてるから
みっちゃんつみきをこわしちゃったよ
ムッキーってなっていっぱいおやつたべたら
おなかさんまでこわしちゃったよ
センタクしたお気に入りのお洋服かわか ....
彼の嘘を
嘘と見抜く力が私にはある
彼の嘘を
嘘と知りながら知らぬ顔する
私の顔も嘘の顔
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