たいようが燃えつきるのなら

この胸のいたみは眠れる氷河

熱を知らずに乞う 声



甘美な痛みにおぼれるこの手を

どうかあなたがたぐり寄せて

従順になるよ

その先 ....
その道を歩むことを拒んだ

きみが

いくなと僕に叫んだ

それと 同じ気持ちで

拒んだ










春は残酷だ

なにもかもが崩れていく音しかしな ....
小鳥が啄むような

くちづけ

もう

きみがいない





ふたつ連なったベンチ

あれがどこだったのか

思い出せないけれど

きみの左腕の温度と

どこ ....
いま
おちた葉

からり と
朽ちる





悔やむ必要はないのです
だけど悔やんだって構いません
泣く必要はないのです
だけど泣いたって構いません





 ....
流れる風が

ざらりと

この舌を削ることを信じた



さくら
さくら

その下で

とうめいな愛がはじけたこと

知っているか



さくら
さくら

 ....
カナリヤ

君は空をとべたかい


雲を抱くことを夢見た

羽のように

無理だ

だってこの腕は羽じゃない





君が描いた五線譜にならべて

せめてぼくを ....
見上げて

思い出したふりをする

ぼくの鍵盤は引き金だ



君よ

いま

その喉を奏でて



白い部屋

孕んだ嘘

おわらない左胸に

詐欺師が告 ....
最後の夜を見つけておいで

そうして

首輪をしたら そっと撫でてあげて


訳もなく泣いて 泣いて

見つけられんのを待ってんだろう

いつだって昔見た夢を塗り重ねて ....
泣き出したくなるほどに
あなたを愛してもいいですか
あのアクロの丘で
生きていた死が孕んだ絶望より甘く
あなたを

この白い罪が独りでに紡ぐ
蜘蛛の糸のように
細くしなやかなひとつの空 ....
求めるものと求められるものが根本的に違うことや
祈っても願っても結局最後はどれだけ行動したかによるってことも
どこかで感じてはいただろう、ぼくだって馬鹿じゃない
それでも諦めることを放棄したぼく ....
しんじたりあいしたりすることが
何よりもずっときれいだと思ってた
泣けるほど幸せな日々が遺したものは
枯れた花、壊れたこころ、それと
前よりもずっと強くなる想い

きずあとは思ったよりもず ....
唐突になきたくなるんだ
愛しいと思えるものがあまりに多いのは
とても可愛そうで
悲しいことだと知ったから

きみをあいさない
幼い唇が紡いだ一筋の闇


きみをあいさないよ

あ ....
自分自身に従順になって
前を見ることを拒む
落ちた目蓋にかかる生ぬるい風も
あの日と同じではないと知っていた
いつからだろうか
夢を見なくなったのは

きみのぜんぶを愛したはずだ
ただ ....
痛みを知らない子供がいるのなら
恐らく僕には救えない
救えなくても構わないから、せめて
傷つけることだけしたくないと願った
ただそれは
誰かの理想を押しつけられた
作られた神にではない
 ....
ここには音がない



にじんだ瞳で壊した感情
世界が微笑みをやめた日
あなたはそう呟きそして
すこしだけ泣いたのです



なぜです
失うものすら失いました
この手 ....
希望があることの無意味さに

いつしか慣れていく

そのいたみを ぼくはどこかで覚えていた

生まれながらに色をしらない この左目でとらえた

一羽の鳩のような白く優しいひかりを

 ....
軽く平らげたその優しさを
味わうわけでもなく
チューインガムに含ませたため息を
君は静かに割った

輝く空の下で
永遠を誓い合う
そっと口づけをして
朝がくるのを待ってる



 ....
窓の向こうを覗き込んで
途端にぞっとした
目には見えないなにかどうしようもなく切ないものが
庭先に歩みを進めていたから

もうすぐすべてがおわる
君が呟く

あとどれくらい経てば
世 ....
掌に乗せられた錠剤ひとつで
一体何を観ることが出来る
揺りかごのなかは孤独で平和だ
何かがあるから何かがない

きみはぼくのとなりに
りんごに赤を
空に青を

ぼくにはきみを
きみ ....
母さん。


初めてぼくが笑ったのは、いつですか。


母さん。


ぼくに初めて友達が出来た日を、覚えてますか。
初めてぼくが熱を出した時、大変だったでしょう。
母さんのお粥は ....
壊れかけた日常が

雨音に掻き消されればいいのにって

願ったのはどんな季節





遅すぎた言葉は









流れ




流れて

 ....
なつ の


  お  わりの    あめ が

ぼくた   ち を

  そ       める



    きみ    は


 ど  ん      な いろ


 ....
ねぇきみ、ぼくの声はきこえてる?
ちゃんとはなしたいんだ、いいかい?
ぼくらはひとつで、それでいてふたつだから
あまりうまくあえないね
はなせないね
ふれあえないね
それでも、いいかい?
 ....
嘘を付いて後悔して
狂ったふりだってしてきた
どうだい
こんな夜にきみは
俺を捨てようっていうのか

そんなことば
覚えているのは夢の中でだけ
出会うことのない妖精
きみはまだう ....
何かを守るための理由なんて
きっと邪魔にしかならないって
握りしめた手を離したのです

その手に
どんな理由があったの

その手は
何を守ろうとしたの


風が通りすぎて
あの ....
もうぼくたちはどんなにいのっても
うたがうことをわすれて
どんなにねがっても
こんなにもうすよごれた
にんげんをやめられはしない
もがくほどからむ
いばらにちをながしても
けされそうなき ....
濡れた夜の背中を追って

貴方はまた行き先も告げずに





鬱血した掌が掴んだのは

星か

空か

その首か





貴方は言った





 ....
その手は
人間の手か
もしもそうだとするなら
決して
矛盾のないものなど
創り上げられはしない

不確かな感覚ばかり抱えて
勝手に潰れそうになって
「持って」って言えば
いくらだっ ....
「ぼくはあなたを愛せない」

思いつきで口走った台詞を、
その指先は、どう受け止めるだろう。

気付いていた。
もうずっと前から、知ってた。

「なぜなくの」

ぼくの目は、色を、 ....
その手は何を掴み取ったの
忘れてしまったの
それとも思い出したの

空をみていた
夢を見た
雨音しか覚えていないけれど

雲が流れている
きみが泣いている
ねぇ何がいけなかったの
 ....
なるせ(71)
タイトル カテゴリ Point 日付
邪恋自由詩106/4/17 17:05
シキ自由詩406/4/10 23:42
まぼろし自由詩006/4/5 16:20
そして、めばえ自由詩006/4/5 2:33
風葬自由詩106/4/5 2:20
sink自由詩006/4/4 15:36
音楽室自由詩206/4/4 2:06
宵闇自由詩406/4/2 22:32
アクロの丘自由詩106/2/21 1:25
夢追い自由詩106/2/21 1:17
燻る恋を殺せない自由詩206/2/11 22:27
愛亡き自由詩106/2/5 12:47
いたみ自由詩2*06/2/5 12:26
眠りによせて自由詩406/1/15 20:43
ひとり自由詩006/1/9 1:25
明滅する千切れた未来と、その色彩自由詩206/1/6 0:29
スラム街のアリア自由詩205/12/28 2:34
冬が来る前に自由詩0+*05/11/6 16:57
なにもない自由詩105/11/6 14:51
遺言自由詩10*05/8/21 22:10
影法師自由詩205/8/19 22:21
狐の嫁入り自由詩105/8/19 22:16
きみとぼく自由詩105/8/14 20:15
ひとりごっこ自由詩105/8/14 19:50
夏の憧憬自由詩205/8/12 22:25
かぜになりたい自由詩2*05/8/12 11:18
逢魔が時自由詩205/8/3 22:06
二人自由詩105/7/15 20:59
海がきこえる自由詩205/7/5 14:12
きずあと自由詩005/7/5 8:49

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