彼氏知りませんか?
私の彼氏
知りませんか?
尾の長い生き物ばかりのパーク
普通の流線型の乗り物が好きで
鉄骨の屋根から飛び出した
角度がちょうど良かった
CMの撮影もちょうどしてた
 ....
嘘のこと
考える
嘘は悪くない
悪いのは私

言ってしまったこと
考える
中身は悪くない
悪いのは私

求めてしまったこと
考えて考えて
考える
心は悪くない
悪いのはやっ ....
伝えてしまったら
何をしたらいい?
愛したら次に
何をしたらいい?
受け止められたら
どうしたらいい?
魚は三枚におろして
下ごしらえして
お醤油とみりん
天日に干して
好きはただ ....
ジグソーパズルに迷い込んだ
僕の愛だけ見つからない
空には無数のマシュマロパイ
僕ら楽しい遊びをしてただけ
少し夢中になっただけ
長い睫毛の未完成な君
開かない筈の門が開いた
さよならの ....
色は黒いが蝿ほどは大きくはない
主菜の皿の傍らで翅を休め
じっとしている
我が家はドアも窓も締め切ってはいるが
何処かの隙間から匂いに釣られ
入ってしまったのかもしれない
もしくはきっと見 ....
いつも言葉は先に途切れる
それは相応しい形をまだ見つけられないからではない
まるで全てを知らなかった時代に戻る
私たちは思い出す
始まりはいつも懐かしいものだと

私は確信する
いつ ....
昔ステージで歌ったことのある歌に出て来る女の子の名前が何だったのか思い出せなくて海に溺れて助けを呼んでいる夢を想像して好きだった人の顔を忘れようとしている悲しいでしょそんな歌なのよ悲しいでしょ悲しいで .... 波を見ていた
波だと思った
黒い人影
波でしかない
その人は
波になろうとしていた
波になりたかったのか
ずっとそうだったのか
わからないけど
その人は消えた
波になった
だから ....
雪の日の朝
母屋の裏手のちょうど陰になった辺り
誰が訪れたのか
その道筋で
その深さで
大きさで
振れ幅で
その心に去来したものを
知る

驚きを、知る
ひもじさを、知る
戸惑 ....
歯ブラシを
買い換えるタイミングで
別の人を
愛し始めると
冬タイヤを
履き替えるタイミングで
綱渡りの
綱が
揺れる

おはようとも
こんにちはとも
違う時間に
コップ一杯 ....
水平線のそこから上は
鳥たちのかつて見た夢で埋め尽くされ
彼らはそこを掻き分けて進まなくてはならない
なので鳥は決して落ちることがない
夢が助けてくれるのだ
もしくはその浮力で
落ちること ....
お腹が空いてたのと違う
カメラを飲み込んだ
中から見てみたかったの

街が見えた
雲間から郊外の都市
大きな屋敷に
迷子の子供
翅を失くして
逃げ出せず
助け出した消防士の
腕に ....
誕生日にReal FishのCD貸した
ターシャの写真集は古本屋で手に入れた
先輩の口癖真似て
笑いが止まらなくて
その時勝ったと思ったでしょ?
でもそんなの一度だけ
あなたが出ていったの ....
狭い入口だった
石畳の階段
座っていると
まるで通せんぼしているようだった

黒い猫と遊んだ
長い髭をたくさん持っているようなので
ひとつ頂戴と言った
猫はくれなかった

「ソゥリ ....
貴方に参ったと言わせたいが
荒れ地に種も蒔きたい
二重の線で消したいが
全部薬だと知った

名前を与えてしまったら
その瞬間から傷口が広がる
紙の埃を吸い込んで
苦しいから文字は踊る
 ....
緑はいい匂いがして
黄色はカレーだと思ったけど
微かに残る勇気の匂い
街が公園を目指す
今日はゆっくり寝転びたいから
まとまり難いものは滑り台で遊ばせて
やっぱり愛がいいとみんな家に戻った ....
世界を変えよう
そう言う私と彼女のお尻には
ふかふかの尻尾が付いてて
鋏みたいな虫がいて
木の実みたいな蛇もいて
みんな捕まらせよう
世界を変えよう
私たちは誓い合った
草の色した服を ....
何故惹かれるのかわからないので、私は引き金に指を掛けています
何故私のものにしたいのかわからないので、さっきから扉を開けています
わかってしまうことからずっと逃げているのです
私は泥棒です
貴 ....
三日も止まない雨
時々全部夢だと思う
戻りたい頃があることに驚く
どうせ血の塊
形があって何か考えてられる方がおかしい

生きとしいけるもの皆
間違えた道の一例に過ぎなくて
何故心臓は ....
い、インドにはインドの流儀。
ろ、ろれつが回らずおかしいな。
は、ハブ酒のんでいいきぶん。
に、にくばかり先に食べないで。
ほ、ほっかいどうだよおっかさん。
へ、へんな日本語つかわないでよ。 ....
干し草を積み上げて小刻みに揺れながら
走る軽トラみたい、知り得ない生き方
不意に近付きすれ違う
同じ約束を抱えて巡り会えた
私にはまだ解けない数式
軽々と正解、撒き散らして去る
砂埃と ....
知りたがり迷宮パスタ
暴走する花を尻目に風上に向き直る
お気に入りのソファーからどれだけ離れられるかが今日の勝負
どんな画材でも描き切れなかったスマイル
君はいとも簡単に操ってみせる
誰に見 ....
まだ青い実が教えてくれた
もうすぐ冬が来るんだってね

知ってるよそんなこと
そう言って返すけれど
それでも語る口は止まらない

まだ遠い先の話
それでも青い実には、明日の話
そして ....
教授、先生、博士に師匠
全部君の名前だよ
僕は教え子
出来の悪い生徒
好きとか嫌いとかよりも
教えたがりの君は胡散臭い猛獣使い
教授、先生、博士に師匠
サラマンダー僕をさらってゆけ
良 ....
三日も止まない雨
時々全部夢だと思う
戻りたい頃があることに驚く
どうせ血の塊
形があって何か考えてられる方がおかしい

生きとしいけるもの皆
間違えた道の一例に過ぎなくて
何故心 ....
心のようなものを失くした
裸になった
代わりに心になった
裸足になった
切なくなって
よろしくと言った
はじまりはいつもびぎん

じっとしていた
ヨーグルトになった
甘くなくて、懐 ....
私が走らせた蒸気機関車は、よく知る町を通り抜け
床屋の駅を出発し、歯医者の駅を通過して
商店街が途切れた所で、踏み切りとぶつかった

動けなかった
驚いて見上げた先に
もっと大きな蒸気機関 ....
私の
何処かに
スイッチがあって
触れただけで
起こること
起きてしまうこと
さて
何?
爆発
そんなもんじゃないよ
もっと凄いこと
試してみてよ
責任は持たない
何処かにあ ....
誰かの宝物だったかもしれないものが
もう地平線の向こう側だ

行ってしまうんだね
露店に並んでた西瓜も
川面に浸した指先も
翅の取れた蝉の死骸も
みんなみんな引き連れて

私だけ ....
キラキラおもちゃの順番が空いて
変わった模様のペットたち
中にはウィンク不可のもあって
作りかけの名もない道に
横断歩道と外国風のシンガー
今日は伴奏無しで歌うね、と
メロロンロン
 ....
妻咲邦香(152)
タイトル カテゴリ Point 日付
彼氏自由詩1*23/4/7 1:53
自由詩023/4/7 1:17
好き自由詩6*23/2/14 13:18
トゥーピース自由詩223/2/7 14:58
糸切り鋏自由詩2*23/2/6 0:38
はじまりの言葉自由詩223/2/4 13:27
ドレミ自由詩223/2/3 18:49
自由詩123/2/3 0:56
雪の日の朝自由詩023/2/2 10:32
すやすや自由詩023/2/1 23:34
老婆自由詩323/2/1 16:49
胃カメラ自由詩223/1/31 19:43
領収書自由詩023/1/31 12:39
石畳自由詩123/1/30 22:02
件名瘡自由詩322/10/3 0:04
コーダ自由詩322/10/2 23:59
変えよう自由詩122/9/30 2:17
不可思議自由詩222/9/26 9:26
ディレイ自由詩122/9/26 9:24
カルタシマス自由詩222/9/24 23:12
リュート自由詩222/9/24 23:07
オーバーオール自由詩122/9/24 23:05
自由詩122/9/21 11:58
サラマンダー自由詩222/9/20 9:09
ディレイ自由詩022/9/19 9:14
はじまりはいつもびぎん自由詩422/9/18 0:36
廃線跡自由詩222/9/17 11:45
曼珠沙華自由詩022/9/16 22:37
夏よ自由詩122/9/16 12:03
ピアノ自由詩022/9/15 21:58

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