わたしが寂しい夜ならば
宇宙はやさしくくるむでしょう
かつて砕けた恋ばなし
踊り明かした青い夜
罪をおそれず愛をした
そして砕けた恋ばなし
もしも彼女が虹ならば
空は ....
産み出すものゼロの
形だけの笑顔が
金平糖みたいな星たちをみ上げて
うすく笑ってしまっている
小雨は降り
瞳のなかにもはいりこみ
まるで純粋なだけの
うすい涙みたいになる
....
たまに
みた夢を映画のように憶えている
ことがある
さきほどみたこの夢は
吉夢なのか
凶夢なのか
ある蔵の2階部分あたりのちいさな穴から
白蛇が
スルリと出てきて下へ落 ....
どうすればよいのか
わからないままに
命ばかりが
すり減ってゆく
謎を
解き明かせなった
毎晩
悩みなく眠れなかった
夢を
愛おしく何度もみた
声が
歌を歌っても ....
やさしい歯に
噛み締められたとき
ここに在る希いにそっと
悲しみが宿り
生きてゆくのに不幸なほどの
寂しさがこの身をおおうなら
ただ流れる日々だけが
失礼な言の葉を漏らしてし ....
じゃらじゃらと
家のドアを開けようとするだけで
音を鳴らす鍵
ときには
車に乗ろうとするときに
音を立てる鍵
鍵は
なんのために在るのか
たにんを信用できないから在るの ....
べつになにも
推し活動をしているわけではない
べつになにも
早逝への憧憬をしているわけでもない
不可思議wonder boyって
ラッパーが
かつて居て
いまはも ....
切り取った風景だけがホンモノのようにみえると知ったかぶり云う
悲しみの夜には夜の変身をしてから君にLINEを送ろう
ささくれた心が痛む夜もある生 ....
あなたから
いただいた少年の夢は
水面を 切る 薄っぺらい石の えいえん
それがはるかむかしの夢だったとしても
宇宙創生の秘話に比べれば
初雪の潔さに寄り添いたい
むらさき ....
よく晴れた
元旦 六時に 山頂で
人差し指を 天に刺したい
陽射しあび
心を明るくしたあとは
楽天てきに 都市をみおろす
ハンチング
帽子を片手で押さ ....
ダークヒーローと
いうものが
ピカピカ光り輝いていた時代があった
いまは
どうなんだろう
それでも正しい叛逆の在り方と
それへの恥ずかしながらの憧憬を
たっぷりと想っているの ....
夕闇気味の
しずかなふるさとのちいさな町を歩く
暗い山が
間近に覆い被って来る
灯りの点きはじめた家家に
砂を舞わすように
吹くは歳を経た古びた微風
振り返るひととてなく
いつ ....
いずこより、辿りつき
ひとは、来て、
ひとは、生き、
ひとは、果て、
ひとは、ゆき、
ひとは、死ぬ、
ひとは、笑い、
いずこかへ、消えてゆく
それが消えそうだけど
....
笑うこと
できないほどのどしゃ降りに
濡れて歩いた諦めの夜
ケラケラと
大笑いしてスキップし
街で踊るあの子をみていた
ぼんやりと
走るその子を目で追った
....
各フロアごとに
さまざまな物語の世界を展開する
雲を突き抜け、天を突き抜ける
高くおおきな塔がある
神さまの国さえ
はるか眼下にみおろす塔
ひとだけが、なぜ
クリス ....
こんなにしあわせな灯りの
クリスマスは久しぶりだな
一度まっくろになった
浮かれられない時代を過ぎて
イルミネーション界隈も
すっかり元気を取り戻して
神さまに祈りを捧げる時間がや ....
原罪、って
なんなんだろう
今夜は聖夜だ、ってんで
真っ白な真綿みたいな雪も降って
そして、積もった
たぶん
この街のどの窓を覗き込んでも
今夜だけは
きっと笑顔がキラ ....
街中が
ピカピカ輝く気がするな
みえない愛もみえそうなほど
朝はやく
アーケード街ひとけなく
ちいさな風に耳を切られる
笑顔だけ
忘れちゃダメと想って ....
小雪降る夜街角に
ちいさなサンタが座ります
なぜかやさしい歌声で
讃美歌なんかを歌います
聴いてるだけで洗われて
心の闇が泣くのです
ほおをヒクヒク震わせて
わたしは ....
生き、
伸びられることが奇跡だと
云われたわけではさらさらなくて
ただ、
若くてガンを患ったものだから
ステージ12345
とかに
ちょっとだけ詳しくなったよ
大丈夫だ ....
ぶっちゃけて
云うけど
なんか
降りてくるときがある
その、
たとえば十文字が
とても綺麗で好ましい言の葉に想えて
すがりつくように
書き留めたいと想うときがある
....
むかし
大好きだった歌のワンフレーズ
『も少し幸せに幸せになろうよ』
ね?
も、少し、で、いいのよ
べつに言葉のあやとかじゃなくてね
ほんの
ちょっとで、いいのよ
....
知らないと
云い切ったあと目を伏せて
あした小雨になれよと希う
逆流と
いうほど強いことじゃなく
ただ不正義に血が騒ぐだけ
ホリデーに
街のイルミを愛 ....
仕事で
朝早くから会社の車で
一仕事終わらせて
ちょっと時間があるから
部屋に戻ってベットに寝転んで
手足を思いっきり伸ばしていると
瞑った瞼に降りそそぐ
窓ガラス越しの朝陽 ....
それでどの空にも
だれかの想いや希望や渇望が
ゆらゆらとただよっているから
命の色なんて真っ青なのかななんて
ずっと考えたりしていたよ
だから夜になれば
命は眠りたい
....
枯れ果てた
くたびれた涙みたいな
蒼い月を
呼んだよ
泣いてないって
笑ってるでしょって
季節ごとにカンタンな嘘を
恥ずかしげもなく
ついたよ
だからわたしは
....
何年もまえから
週末になると三時間ほどかけて
家に帰っている
はじめのころは
半分くらい旅行している感覚で
ぶっちゃけ云うと
けっこうしんどかったな
だから
二週に一回 ....
バカみたい
潮騒だけが好きなのに
夏の陽射しが眩しすぎたね
あしたこそ
晴れると想うしもやけの
両手を温め街ゆく師走
大晦日
楽に生きられないけれど ....
うそつきといわれることはいやなので
うそをつかずにいきさせてくれ
時はいつ
止まるのだろうこの祈り
消え去るときは止まれと希う
青色の
こころに子猫を飼っている
いなくなったら生きてゆけない
空にゆめ
描いた明治のひと ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
0.71sec.