[16]佐々宝砂[2006 10/17 12:10]★1
はら
のがるべきかたぞなき  ( )
友ありき河をへだてゝ住(すみ)にきけふは
ほろゝともなかぬ  ( )
君あしたに去(さり)ぬゆふべのこゝろ千々に
何ぞはるかなる ( )
我(わが)庵(いを)のあみだ仏ともし火もものせず
はなもまいらせずすごすごと彳(たたず)める今宵は
ことにたうとき ( )
                      釈蕪村百拝書

#常に私のパソコンにいらっしゃる文書(最初はたぶん新聞の切り抜きから書き写した)
#蕪村30歳の作(1746年)。「春風馬堤曲」と並ぶ蕪村の実験的前衛作品。
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