kirameki/はらだまさる
詩が殺されてしまったことに気がついたとき、目が覚めた)
古代湖は、いまも輝いている 彼らは夢の中でも
ひかりを知らない ぼくらにとっての
水脈のうえで、 詩人であった
「kirameki」
蛙たちが、整列させられ、二十七歳で、アイツらは死んだ
陽光を反射しながら追いかけてくる、ぼくは三十二歳
眉間とこめかみの、土色とゴールドの表皮上でまだ、何にもしていない
古い汗は、不規則にぼくらを疾走して、きっとこれからも何にもしないけれど
愛だとか、力だとか、未来だとか、
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