「古典主義的な言語においては、関連こそが語を導き、それから、ただちに、つねに先の方へと投げかけられる意味に向かって語を運ぶのであるが、現代の詩においては、関連は語の拡張にすぎないのであって、〈語〉こそが《棲家》なのであり、聞かれはするが非在である諸機能の韻律法のなかに、始原として、語が植え込まれているのだ。
…それは、無限の自由によって輝き、不確かで可能的な多数の関連に向かって光を放射する態勢を整える。固定的な諸関連が廃止されて、語は、もはや垂直的な投企しか持たず、意味や反射的反応や残留現象のなかに潜り込む塊のようなもの、柱のような
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