萩尾望都私論その3 ダーナの子ら/佐々宝砂
 
女が子犬と』(1971.1)という短編であるらしい。SFで、傑作で、つらくて、ものすんごく怖いらしい。かつ重要な作品らしい。「らしい」ばかりが続くのは、私がこの作品を読んでいないからである。すげーマンガなんだよという話はたくさん聞くのだが、現物を見ていない。無論読みたい。怖い凄い怖いと聞かされるばかりでは、それこそ小松左京の『牛の首』である(ときに若人のみなさん、意味不明の部分があっても、佐々宝砂に私信で質問するなんてハンパな真似をしてはいけませんよ。横着するなら読み飛ばせばよろしい。調べるならばネットで検索すりゃ何かがひっかかるはず)。

読んでないマンガの話をしても仕方ないので、次にうつる
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