【批評祭参加作品】朗読についていくつか/rabbitfighter
 
声と言葉のパフォーマンス、PPWを主催している。(PPWについては僕のフォーラムのHPを参照してください)
また、同じ場所で服部剛さんが主宰しているぽえとりー劇場や、別の場所で催される詩の朗読会で、月平均40人くらいの詩人の、100篇近い詩の朗読を聴いている。

たぶん今日本で一番詩の朗読を聴いているのは自分なんじゃないかと思っているくらいの数の朗読を聴いている。

以上が前置き。

あくまで自分の想像においてだが、詩における朗読の歴史は、詩それ自体の歴史と等しい。朗読、あるいは語りかけるという行為が、初めに在った。文字の発明を待つ間、詩の表現方法は語る、あるいは唄う、のいずれかであ
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   グループ"第5回批評祭参加作品"
   Point(9)