【批評祭参加作品】逆KETIPA??極私的な詩のつくりかたとよみかた/KETIPA
しばらく詩作から離れていて、一ヶ月ちょっと前に自分で書いた詩(「ぐっすり消化する」)を読み返してみた。まず、あれこんな詩書いたっけ、と首をひねってしまった。それから単語の切れ切れを見て、ああそういえば、こんなこと考えて書いたんだっけとぼんやり思い出し始めた。やはり個人的には、一度書き終わった詩はもうすっかり作者から離脱してしまうらしい。そういえば以前書いた詩の事も、ほとんど思い出せない。これは何かに似ている、と思い当たったのが夢だった。
ちょっと前から、起き抜けにノートをひろげ、夢を出来るだけ忠実に書きとめようとしている。安部公房もやっていたというし、結構ポピュラーな習慣なのかもしれない
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