【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて/香瀬
 
ノセンスの同居。
?「ボストンバックにありったけの下着を詰めこみ」誰だってロードムービーみたいな旅をしたいと「あたい」に謳わせる”無頼派”としてのポエマー=一条の鏡像とロマン。
(ミドリ・レス、一条「RJ45、鈴木、」)





わたしは新聞紙で人数分の兜をこしらえてみんなの頭にかぶせた、なんかスイ
カ割りでも始めちゃう気っすかと言って鈴木は兜の位置を今っぽく整えた、お
父さんも興味がなかったりあったりなんかしてとRJ45に言われてわたしは、今
っぽく赤面したが、RJ45にはわたしの思うところの今っぽさが伝わらなかった

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   グループ"第4回批評祭参加作品"
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