絶語の果て/渡邉建志
た価値はきっとある。(性急な結論。たぶん生きる希望はそんなに簡単に語れることじゃない。そんなに簡単に語れることなら、ひとは死なない。)
この詩のいちばん多い改行まえの い音 は機能としては え音 と同じはずだ。こなごなになり と みえたものはうせ の語尾は、おなじ連用形、おなじく次があると待つ機能だと思うのに、みえたものはうせ というあとに渡されるバトンのほうが、前者よりもつよく思われるのは、わたしが え音の音楽に、わたし側の理由で魅せられているからだけなのでしょうか。
無言歌 v 細川航さん
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