into interstella burst/小林レント讃6/渡邉建志
 
章(小説とかですね)ではできない世界がこんなにも広いだなんて、と。 説明的でない、意味と意味の間に深い谷がある、そこから霧のようなものが読者の中で勝手に広がって、そこにでかい世界を自動的に作ってしまう。小説というのはその世界を描写してしまうものです。それをいかに詳細に書くか、というのが小説の命のはずです。だけど、詩はそのように緻密にことばとことばが論理でつながっていてはその霧の発生を防いでしまう。でもその霧を発生させるのは天才のなせる業か凡人のかずうちゃ当たってしまったものか。凡人が努力してもそんな奇跡を常に生み出し続けるようなことは不可能だと思う。僕については、凡人が「詩みたいなもの」を書いてい
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   グループ"フレージストのための音楽"
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