into interstella burst/小林レント讃6/渡邉建志
 
ていて、ときどき偶然当たっちゃったボールを「詩」と呼んでみようか、みたいな。そういう「凡人、天才にあこがれて、なんか知らんけど書き続けてしまっている」という図。だから僕は無理に詩という形をつくろうとはもはや思わないし恒常的に素敵な詩を作れる技術なんて磨きたいとも思わない。書いているうちに偶然バットがボールにミートしてくれればいいから自分が書きたくて書いたという初期衝動だけを大切にしようとそんなことをもぞもぞと考えて書いている。)

うつくしい、ですます調。スピードの伸び縮み。意外性。基調としての静けさがただ事でなく静かで、それが恐ろしい。それから、空洞のような、からからした音がする。
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   グループ"フレージストのための音楽"
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