俳句の非ジョーシキ具体例8/佐々宝砂
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角川春樹の実の父親角川源義(俳号としての読みは「げんぎ」、本名は「げんよし」)がまた大物で、折口信夫に師事したのち角川書店を興した人物である。源義は、なぜか荒俣宏の「帝都物語」に登場人物として描かれている。真偽は定かでないが、「帝都物語」によれば東京に桜を植えまくったのは源義らしいよ(信じないようにね)。よく父源義は高潔な民俗学者だが息子の春樹は放蕩児という書き方をされることがあるが、実際の源義はガンコで女好きでへんてこなクソジジイだったらしい。そういうクソジジイによって築かれた角川一族、ほんとに普通でない。どのよーにくせものかは私じゃなくてすでに書かれたものがある
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