黄ばんだ紙切れのような脳の甲殻

時を忘れて縦長の穴を掘る

安らかに眠った顔を覆う高価な布

疑うことに疲れ果てた深夜零時


絵になるような横顔の影

その曲線の秘密を隠そう ....
何を考えていたんだろう

昔の人は

今の人と似ているようなことだろうか


相変わらず

人は変わらない

人は人のまま


1000年経っても

人が人のままでいる ....
人と人が離れていく

文明が発達していくにつれて


文字と文字がぶつかり合っている

便利さには代償がある


何かに耐えられなくなっても

その場から離れることはない

 ....
持て余している 時間を

持て余している 肉体を

全てを 持て余している 僕らは

力が不足していることに 気づいてはいる


刹那的快楽に 身を任せている

刹那的快楽に 全 ....
空には雲が敷き詰められて

もうすぐ雨が降りそうな気配


薄暗い町の電灯がいつも以上に

僕の寂しい心に似合う


嘆くことに慣れて 僕ら

ごまかし続けてきた心 置き去り
 ....
逃げた方がいい

戦うよりも


言わない方がいい

言ってしまうよりは


疲れているならば

辞めた方がいい


それでも行きたいのなら

止めはしない


 ....
紙がなければ字は書けぬ

紙がなければ漢字も書けぬ

紙がなければ思考は萎む

紙は機械よりも人肌に合う

それは紙が木から生まれたから
小鹿を狙う豹が 音を殺して忍び寄るように

卵を産み落とすために ウミガメが穴を掘るように

盗まれたフルートを 諦め切れない心のように

解れて余った糸を 鋏でそっと切り離すように 
 ....
詩を書こうとした 理想というものが漠然とあったからか

詩を書こうとしたけど 僕は詩を書きたかったのか 分からない

*

僕は 不安だ でも不安であるか よく分からない

僕は 死に ....
どんな結果になろうと構わない

そう つぶやくのは自由だ


支配されているか 支配しているか

そんなことは どうでもいい


どこに行くのだろう 不安になるだけ無駄

どこ ....
寝て起きたら 髪が立っている
僕はしばらく戦い むくっと起きた

僕は何かを言おうとして もどかしくなる
僕はそうして口を閉じ しばし黙り込む

どうすればいいんだろう そんな風に考えてる ....
埃を払う 埃は溜まる
僕はパソコンと睨めっこ


空いた壁は 怒りの過去
白い斑点は 劣等感の歴史


分からない 分からない 口癖だ
嘆いていないで 動けばいいのに


僕は ....
ここにいる というリアル

ここでちらちらと見ている というリアル

恋をしていた というリアル


恥ずかしい 恥ずかしい

書くことは どこか恥ずかしく

何を書いても 一抹 ....
途中でがくっと 疲れてしまって
席を離れたくなった

人の言葉が耳に入ってこない
自分だけが取り残されている感覚


懐かしい夢を見て 少しの間浸って
また忘れていく

何をやって ....
朝 起きた
いつも通りの朝だった

夜 寝た
いつも通りの夜だった

それでも同じことは二度と起こらなかった


昼 同じものを頼んだ
そして それを食べた

一人だったけど  ....
単調さに飽きた
だから家を飛び出して

深い夜に一人歩き
星を掬って笑うんだ

孤独だけど歩いていける
孤独だけど救われる時が待っている

失ってしまったように思えた
世界と自分の ....
また 停滞してやがる
飽きもしないで

自分の裏側にいるボスは
見えない指令を 毎朝突き付けてくる

それじゃあ あんまりじゃないかと
僕はいつも ちゃぶ台を ひっくり返す演技をする
 ....
首を振って 体を揺らす
怪しまれる限界 ギリギリで

遅延 遅刻 それもまたいい
満員電車 見送る それもまたいい


人生 法律 つり革
何も考えていないような顔で 揺られ揺られ
 ....
爪の下の皮を 前歯で齧り取り
それを ぷっと 吹き捨てて落下

オレンジ色のペンで 黒い文字の下をなぞる
音とリズムに逃げれば 集中が途切れるだろう

意味はあるかな どうだろうか
有利 ....
人の心に 響く言葉は
なかなか 生み出せない

獣のように もだえながら
引き寄せられるように 同じようなことを書いた

爪も眉も顔すらも 変わっていくから
同じように 言葉も変わってい ....
イヤホン 同じ音楽

すれ違う たくさんのスーツ

寝転がって 隠れながら見て

打ち込むスピードが 気づいたら速くなって


何を見ているか スケジュール帳

統計を取れば 確 ....
紙のノートは もうずいぶん廃れた
人はみな せわしなく 固い画面をなぞる

いきなり ぶつかってきた 人
わけもわからず 怒鳴られた 僕

空はこんなに青いけど 街はこんなに角ばって
嫌 ....
時間がない が口癖になって

汗を かかないままで 奔走して


どこまで行けば どこまで行けばいい

どこまで歩けば どこまで走れば 辿り着くのかな


腹を空かせたまま ふくよ ....
救いを差し伸べる歌い手

懺悔を聞き、受け止める神父



恋人に裏切られた女性

コンピュータベースの思考



過去の栄光とは言えない

同系統なら飽きるだろう
 ....
クスリみたいな文字
突然鬱になる音が聞こえる
左から右へ流れる目の向こう
一体何を見ているのだろう


水みたいに柔らかい近未来
鉄みたいに硬いついこないだ
街を包み込む無表情の水滴
 ....
腹弛んだ
耳を澄ました

目から水が出て
気づかれちゃった

隠そうと思えば隠せた

胸を上に曲げた
続かなくてまた辞めて

夜が深くなるのに慣れ
僕は浅い川に浮く

変わ ....
ビル(26)
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