めのみえない
さかなたちと
ふかいみずのそこを
およいでいる

ふかいみずのそこに
ひかりは とどかない

かきみだされた
みずのながれだけが
さかなたちの
そんざいを つたえる ....
ねむります

おふとんのなかには

くらい くらい やみ

ふるい ふるい

いきものたちの

いのちのやみまで

たどりついて

ねむりたい
ひざのうえで
てのひらのなかに
あたたかくまるまった
ちいさなねこが
しらないうちに
つくってくれた
やはりちいさな
とおりみちを
きょうはすなおに
とおりぬけて
もう ねむること ....
こころを
えらぶのですか?

なにかを
えらぶのですか?

めを しずかにふせて
つたえられないことは
なんですか?

ひざのうえに
そっとかさねた
りょうてのしたに
なにが ....
まぼろしではなく
まぼろしでもある
ただみつめる
まなざしから
ひろがっていた
さざめきが

いまも
ふるわせる

よるの
ともしびの

ちいさな
へやで
はな さかせる ひと

けもの いつくしむ ひと

まぼろし つむぐ ひと

うた うたう ひと

ことば ひろがる ひと

ゆめ みつめる ひと

そら ながれる ひと

 ....
なにか
ことばにならない
ふくざつなりゆうで
あれをはじめたり
これをやめたりする

そうしなければ
なにかがちがうことだけが
わかる

とつぜんにおわった
はなびのように
し ....
ふしぎに しずかな
いまの ここで
めを とじて
みずを おもう

くろく あおく ひろがる
よるの すいめんを
おもう

うみのことも
かわのことも
おもう

てに ながれ ....
死んだ子どもの 残したものは
青く 青く 書かれた言葉

死んだ子どもの 残したものは
瑠璃色ににじむ 水彩画

死んだ子どもの 残したものは
祭り囃子の 笛の音

死んだ子どもの  ....
もちろん 夢だとか
期待だとかいったものからは
さめないほうがいい

実は 何もかも見えていても
見えないふりで
熱中していたほうがいい

だから
それができるときは
そうしていた ....
あそべ あそべ

こねこと あそべ

くつひも びいだま

ねこじゃらし

あそんだ かずだけ

かるくなる

あそんだ かずだけ

しろくなる

ねむれ ねむれ

 ....
慟哭する男なんて

みんな みたことないので

私が なにもかもほうりだして

泣いているところを 見た人たちは

みんな どこかまじめに

あたたかく ふみはずさなくなる

 ....
だまっていたほうがいいことは
わかっている たくさんのことば

わかるということは
ことばでいえるようになることでなく
いいつくせなくなること

わからないということは
ことばでい ....
夜の中庭に出ると
なんと 月
さっきまで聞いていた
バロックが
うそのような 静寂

私の陰は
暗い 暗い 中に
さらに くっきりと 黒く
やはり ヒトの形をしていて
やはり ヒト ....
ふと 目を上げると
天井に 音のない音が
漂っている

終わったお祭りの
ざわめく色を
見ているようでもある

何かが せきたててくるのだが
今は 動かされたくないので
お茶をいれ ....
ねしずまった まよなか
すこし さむいな と
ひとりのへやで つぶやくと

あれこれのさむさが
いちどきによりあつまって
それは もう
さむさではない
ほかのなにかに
なってしまう
 ....
どこからか

はっきりしない

いっぽんのせんを

ひいてしまったら

もう

さみしくて

ここには いられない

どこにも いけない
今晩サラダにして食べる
ほうれん草つみながら
思い出すことは

そろそろ描かなければ
モチベーションの消えてしまう
描きかけの絵
うとましく見ながら
考えることは

今日はまだ帰ら ....
うたをぬすむことは
できない

せかいをぬすむことが
できないように

また
うしなわれたいのちを
ぬすむことが
できないように

ぬすむことが
できるのは
ほんのささいな
 ....
止まれ 止まれ

止まらない

沈んでしまう

変わってしまう

盗み出される

毎日 毎日

走りたくない

昼と 夕焼けと 夜

夜は 終わらなくていい

風は ....
うた が ひろがる

やみ の なかへ

おと は ゆさぶる

やみ の すべてを

ことば は しめす

やみ の かなたを

それでも

うた は

ひかり では  ....
なつかしいかいがらに
つめこまれた やみのなかで
いまも おまえは
うたっている

しろいほねのうた
うたっている

わたし わたしは
だれですか

おまえ おまえは
どこにい ....
ほうむりさられた ことば
いしのへやのなかから
とつとつと とりあげて
いま ここで
ただ ならべる

ときと ひとと よる
みずは ながれる

あさは まだ
こない
誰にも読めない
真っ黒なページに
隠された物語を
私は
読まなければ
ならないのでした

ちぎって捨ててしまうのは
いかにも 乱暴で
悲しいのですが

もしも 読むことができたら ....
水晶玉の中に
見えない闇が
眠っている

水晶玉は
闇の分だけ
重くなってゆく

のぞきこむと
見えない闇の向こうで
小さな風景が
丸まっている
みたすものではなく
うめるもので
うめつくされた
まいにちは

うめるものを すてて
みたすものを
そそがないと
もとには もどらない

わかっては いる

それでも
みたす ....
風に向かって 立つ          風に向かうと
風の音に 耳かたむける        それはもう ずぶぬれで
ここを知り              飛ばされないよう 
肯定するために     ....
ただひとつのことを

何百通りに 書いてみても

ただひとつのことは

ただひとつのことに

すぎない
かんぺきに つくりあげた
うつわのはずなのに
もうみずもれがしていて
みずがながれでて
とまらない

また
うつわの うつわの うつわの…
といったような
へんてこなものを
つくら ....
そして

なにも

のこらなかった

だから

なにも

のこらない

だろう

いつか

どこかで

あなたと

わたし
こむ(384)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩2*06/1/27 23:31
眠り自由詩0*06/1/24 2:08
通り道自由詩4*06/1/24 2:07
あなたは自由詩1*06/1/24 2:07
まなざし自由詩1*06/1/23 0:46
ひと自由詩0*06/1/23 0:45
見ている自由詩1*06/1/23 0:43
自由詩3*06/1/21 23:40
てのひらに自由詩006/1/21 23:34
これから未詩・独白2*06/1/21 23:30
こねこ自由詩106/1/21 23:24
慟哭未詩・独白0*06/1/20 0:17
ことば自由詩3*05/11/23 1:04
ヒト自由詩3*05/11/22 0:28
それから自由詩3*05/11/22 0:18
たばこ自由詩5*05/11/22 0:15
境界線未詩・独白3*05/11/20 2:23
はるかに自由詩1*05/11/20 2:18
ぬすむ未詩・独白3*05/11/19 0:05
止まれ未詩・独白005/11/18 23:58
うた未詩・独白1*05/11/15 0:32
いまも未詩・独白2*05/11/15 0:11
ことば自由詩2*05/11/14 23:51
真っ黒なページ自由詩3*05/11/14 0:42
水晶玉自由詩2*05/11/14 0:36
みたすもの自由詩5*05/11/3 1:09
風と光自由詩2*05/11/3 0:46
ひとつ未詩・独白2+*05/11/2 0:29
うつわ未詩・独白4*05/11/2 0:28
とおくへ自由詩0*05/11/2 0:27

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