ふとんのなかで

めを つむると

しんぞうが

どっきん どっきん

めをつむった

まっくらのうえで

ことばが ぐるぐるして

ねむれないよるが

どっきん どっ ....
きつねの皮をかぶった うさぎです
おおかみになろうとは 思いませんが
きつねの皮くらい かぶっていたいです
すこしは 噛み付きそうに見えますか?

うさぎの皮をかぶった きつねです
平和主 ....
そらは まわっているよ
あさやけ あおぞら
ゆうやけ よぞら
くりかえし くりかえし
そらは まわっているよ

このちいさなまちも ゆうぐれ
かたすみのみちを
おとなも こどもも
う ....
飲んだら

体の中から 何もかも

毒々しいものが 吹き出して

ちょっとの間

真っ白けに すっきりする

そんなくすり

誰か 作ってくれませんか?
どこか遠くで

子どもたちが

笑っているような気のする

静かな午後


子どもたちの

くるりとまるまったり

ぴょんとはねたりする

ひらかなのおしゃべりを

 ....
少しずつ静かになって

少しずつ穏やかになって

波風の立たないかなしみが

冬のひなたに沈んで行くので

拾い上げてみる 小石


てのひらに包み込んで

少しぬくもったら ....
冬のあかるい陽ざしに
浮き上がりそうに
そわそわと歩いている

風船を飛ばしたら
うれしいだろう

雲が白くてまぶしいので
見上げるのをやめて
くっきりとかなしい影の形

シャボ ....
さむくなる

もっと さむくなる

さむくなるよ

これから


はるは くるか?

はるは くる


うれしかろ
白菜を刻んで
切りごまと 大根おろし

かつぶしを てのひらいっぱい
浮いたら 漉して
白菜と切りごま

おそばがゆだったら
どんぶり

おつゆと
たっぷりの
大根おろし

 ....
どこか遠いところで
鳴っているらしい
不思議な音

海は 知らない と
うそぶいている

冬の晴天は
寒々として 明るい

夕焼けには
間に合わない

土は 安らかに眠ってい ....
いのち と 書く

水 と 書く

大きな樹

青い空

風 風 風

葉擦れの音

わあっと舞い上がる風に

樹が踊る

わあっと舞い上がる

銀色の光

帽 ....
とんびは いい

カラスに混じって

物欲しそうな顔で

電柱にとまっていたりする

カラスにからまれて

めんどくさそうに 

逃げていたりする

猛禽類のくせに それで ....
階段をあがると 私の部屋

でも 時々は 

いつもと違う階段が現れて

わからない部屋に 入れないだろうか

むかし飼っていた猫たちが

ぞろぞろ迎えてくれる

そんな部屋に ....
布団を上げると 
やもりが一匹 
ぺったんこになってました
どこも腐ってなくて 
見事に水気が無くなって
臭いもありません

ミイラという言葉より
押し花という言葉が
頭に浮かびまし ....
いなくなった こどもは
てんごくにいると いいですね

いなくなった こどもは
わらっていると いいですね

いなくなった こどもは
かぜになれたら いいですね

いなくなった こど ....
まだ 眠い 朝

家の前に

赤ん坊が ひとり 欲しい

祝祭のように 泣き声をあげる

赤ん坊が ひとり 欲しい
言葉の着ている服を

次々と脱がしたら

すっぱだかの 

あかちゃんのようになると

うれしい

そこで 本当に 脱がしてみたら

おじさんの すっぱだか

まあ もとは ....
なにか 大きなものが
見えないところで移り変わって行くので
立ち止まっていても
ここに居続けることはできない

ひとつひとつの記憶に
花の飾りをつけて
そっと置き直す作業は
もう終わっ ....
終わってしまった音楽が

いつもいつも

後ろから ついてきます

楽しい音楽も

哀しい音楽も

もう 

終わってしまったのですが
水族館へ行きたい と 思うと
薄暗い心の部屋で
ぶくぶくと たちのぼる
青く輝く 泡

そこだけ明るい水槽の前で
私は うすっぺらな影絵になって
何かを知っているくせに無表情な
魚たち ....
やはり悲しいあなたに
ぜひ伝えたい言葉は 無かったので
あなたのそばで 黙ったまま
気持ちのいい日射しに
そろそろ寒くなってきた足を
ぽかぽかと 暖めていました

あなたも やはり黙った ....
申し分なくうつくしい

海の夕焼けを

石段に もっそり座って

眺めています

終わってしまって 始まらない物語と

始まってしまって 終わらない感情を

かわるがわる フィ ....
こんなに毎日を重く妨げるのだから

儀式は まだ終わっていないのだろう

私よりも 深くてわからないものばかり残っているので

つなげて行くことはできない。

風に吹かれてふらふらと回 ....
たっぷりと透明な水に浮かべられた 果物

ひざの上に ふわふわくるりとまるまった ネコ

とても安らかな飲み物の入った カップ

溶け込むように眠ることのできる お布団

何もしなくて ....
何もない ガランとした部屋で

ギターを弾きます

よく響きます


教会の礼拝堂や 

川べりのみどりを

想いながら 弾きます


たいていは バロックかフラメンコ
 ....
君は 夜の公園で

ブランコをゆらしながら

待っていました

ひとりで


でも 君は ほほえんでいたので

わかりませんでした

君が ひとりだと


いまも 
 ....
ふとみつめた

てのひらから

おどろくほど

たちのぼる

つめたいほのお

ゆらゆらと

そらへ そらへ


とどく

でしょうか
真っ白な服を着て
両手いっぱいの花束を持って
少女は 通り過ぎてしまいました

陽光が いっぱいに
ふりそそいでいるのですが
森へと続く道には
誰もいません

青い冬のような顔をした ....
びりびりに やぶれたまま

ほったらかしてましたが

さすがに そうもしていられないので

セロテープで ぺたぺた はりあわせます

こころ
少しだけ陽がさしこむ
ほの暗い部屋
とても不思議な物語の本が
いっぱいに並んだ本棚に囲まれて
黒い服の少女が 座っていました

日がな一日 何も言わずに
物語を読んでいました

古い ....
こむ(384)
タイトル カテゴリ Point 日付
まっくらくら未詩・独白104/12/1 23:40
皮ごろも自由詩0*04/12/1 23:32
そら自由詩304/12/1 23:25
くすり未詩・独白004/11/26 1:10
ひらかな自由詩1*04/11/26 1:02
小石自由詩204/11/26 0:57
道で自由詩1*04/11/25 1:06
ふゆ自由詩004/11/24 22:51
おそば未詩・独白0*04/11/24 0:29
ここは自由詩004/11/24 0:18
想う自由詩304/11/24 0:12
とんび未詩・独白004/11/19 0:08
猫の部屋未詩・独白3*04/11/19 0:03
やもり自由詩7*04/11/13 1:14
こども自由詩5*04/11/13 1:07
赤ん坊未詩・独白404/11/13 0:22
すっぱだか未詩・独白3*04/11/13 0:12
ここ未詩・独白004/11/11 2:25
音楽未詩・独白1*04/11/10 22:51
水族館自由詩004/11/10 22:41
妻と自由詩6*04/11/10 22:33
夕焼け自由詩5*04/11/7 22:42
午後自由詩004/11/7 22:33
必要自由詩3*04/11/7 22:23
ギター弾きます自由詩1*04/11/1 0:39
ブランコ自由詩1*04/11/1 0:30
ほのお未詩・独白2*04/11/1 0:15
森へ自由詩104/10/30 22:20
びりびり未詩・独白1*04/10/30 1:07
黒い服の少女自由詩0*04/10/29 22:00

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