封印された ひとつ
立ち止まれ

立ち止まる
行き止まり

封印された ひとつが
全て封印して
何も動かない

見て 聞いて 触って
何も残らない
ただの空白

忘れて行く ....
せかいのきを 
みつめていると
ああ おおきいね

だれにも
かぞえられないほど
えだわかれして
たいへんだね

ひとつひとつのえだに
はっぱがついて
あったかいね

ねもと ....
ことばあそび
ことば は あそび
あそび いきる
いきる あそび

あそべ あそべ
とんとこ とんとこ 
あそべ ことばたち
ことばたち あそべ

いのち あそび
あそべ あそべ ....
ふりかぶって

いっしょうけんめい なげたものは

とどかず

こいしを ほうるように

なにげなく なげた

そんなものだけが

とどきます

ふしぎですね
寒くなっている

冷たくなっている

見えなくなっている

出せなくなっている

形にならない

形がない

流れてはいる

流れているだけ
きっぱりと割り切れるものは

割り切れないものたちに

負けてしまった

くるりと円いものは

いびつなものたちに

負けてしまった

さらさらと流れるものは

意固地に止 ....
無闇に 夏が好きだった

何もかも心開け放して

えんえんと暑くてたまらない中を

息はずませながら歩く

汗まみれの夏が好きだった


今は 冬もなかなかに好きだ

ストー ....
何かが どこかで 泣いている

泣いているのは 

私の中の何かだが

どこか よそで泣いている と

感じられる

静かな水の底で

私が 見ている
庭で ウサギを 放し飼いにしている

撫でてやろうとかまえて近づくと

手の届く寸前で逃げてしまう

かといって 何のつもりもなく歩いていると

突然 足元に駆け寄ってくる

庭の ....
笑顔の下に透けて見える冬を

お互いに無視して

決して埋まらないものを

埋めてしまわなければなりません

それは大きくて また 愛しい不在を

お互いの 手と言葉と表情だけで
 ....
海辺に行くと 物足りない

いつも私の中にたゆたっている海の方が

広くてうつくしいので

海辺に行くと 

こんなに小さな海では 物足りない

海から帰ると 

今日の海が  ....
サファイヤとラピスラズリ

少女は あかいあかいものを

おずおずと 手に包んでいるしかなかったので

柔らかくなりはじめた 首のあたりに

あおいあおい宝石が 欲しかったのでした。
 ....
何も言わないで

静かに

そこに立っているものが

見えてしまったので

酒飲んでも無駄

泣いても無駄

うつむいても無駄

何も言わないで

静かに

そこに ....
ぽきっと おれました

ばきっと われました

どたっと ころびました

さあ いたい いたい

ぽきっとおれた

まちがいのほね

ばきっとわれた

きのうのひざこぞう
 ....
ことばすてたら

ゆううつで

ことばひろうと

わずらわしい

ことばなげたら

あたるおと

おでこに たんこぶ

できました

ことばぽろりと

こぼれおち
 ....
かみさまをつくった にんげんたちは

くるった かみさまのかみさま

つくられたかみさまは

いつも ぜんちぜんのうですが

かみさまのかみさまの 

おもいどおりには

せか ....
沈んだ青色にうつむいた少年の

細い首のあたりに

ただようものを

いつ なくしたでしょうか


しわしわと苦い茶色に刻み込まれた

けわしい老人の顔が

鏡に写り始めてい ....
きょうは さけぇのんだでや

なあんも うすまらんけんど

さけぁ さゆでうすめてのんだでや

しらふとかわりゃせんし

なあんも うすまらんけんど

さけぇのんで 

よっぱ ....
鍵を なくしました

鍵 という言葉と 

なくした という言葉が

うずまいて うずまいて 

とりかえしつかなくて

必死でさがしましたが

ありません


仕方ない ....
のこされた夜は

うたわない

夜はのこされて

まっくらくら

グラスに

まっくらくらの

夜をうかべて

のこされた夜を

わたしが うたおう
あたま かわいてます

おさらをのせた かっぱです

とうぜん こうらも あります

こうらのなかは ひみつです

みっともなくて はずかしいものが

いっぱい

おもたすぎて ....
からだ

からだ

いのち

とくべつな かたち

ゆらめく ひかり

たゆたう みず

ひとつだけの ゆめ

いちどだけの つながり


きんいろのうみに

ふ ....
持ってお行きなさい
手回しのオルゴール
見知らぬ道を 行くのだから

持ってお行きなさい
金色の鈴
夕暮れを越えて 行くのだから

置いて行きなさい
一本の笛
残された夜に 歌うよ ....
からっぽに 火をつけると

からっぽが 燃えて

からっぽな 炎

からっぽな 光

からっぽな 私は

からっぽ なので

暖まることが できない

それでも

から ....
ここに来て いっしょに遊ぼう

なるべくたくさん おもちゃ 用意して

遊びほうけよう

もう 真夜中だから 誰も見てない

おいで おいで ここに おいで

いやなことは しなく ....
ほどける

ほどけた

わたしの

こころは

もつれた

これから

わたしは

ほどけて

ここから

みている

いつもの

ばしょを
おおきくて

たったひとつのものは

ない とおもうので

ゆるしも ありません


つながらなかった 

きれはしは

あおく もえています


しずかに すこしずつ ....
いのちは 

わたしのからだで

ゆれている

けれども

けっして とりだせないので

いのちは ない


つづいてゆくのに

おわる いのち
どこか 他の所で 
自分をさがすのではない
外から求めるのではない

さがす

私の真ん中あたりに 
いつからかある
変わらない筈のもの

さがす

外へ広がる私と
深く沈ん ....
金の砂 銀の砂

海にいるのは

不思議に光るものたち

照らされる闇は 青い

身体から 逃げ出した魚たち

金の砂 ふりそそぐ

銀の砂 しきつめて
こむ(384)
タイトル カテゴリ Point 日付
立ち止まれ自由詩2*05/1/8 0:28
世界樹自由詩8*05/1/8 0:21
あそび自由詩105/1/8 0:16
ふしぎ未詩・独白5*05/1/3 1:46
私は未詩・独白105/1/2 1:39
負けてはいない自由詩4*05/1/2 1:31
夏と冬自由詩205/1/2 1:26
泣いている未詩・独白204/12/28 23:38
ウサギ未詩・独白204/12/28 23:35
妻と自由詩304/12/28 23:27
自由詩004/12/28 23:22
宝石と空自由詩104/12/28 23:13
立っているもの自由詩304/12/25 23:30
ころびました未詩・独白1*04/12/25 23:23
ことば未詩・独白104/12/25 23:19
かみさま自由詩1*04/12/25 21:57
いつから自由詩104/12/23 23:38
自由詩1*04/12/23 1:01
自由詩6*04/12/23 0:57
自由詩004/12/22 1:31
かっぱ自由詩2*04/12/19 21:29
ひとつ自由詩004/12/19 21:24
行くのなら自由詩004/12/19 21:19
からっぽ自由詩2*04/12/12 20:17
遊ぼう自由詩1*04/12/11 2:17
ほどける自由詩3*04/12/11 2:13
ここで自由詩2*04/12/11 2:09
いのち自由詩004/12/9 22:38
さがす自由詩004/12/9 22:34
海から自由詩104/12/9 22:28

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