水が流れる。その音がする。水が流れ、暗い。ために水の反射する光の他は川に見えない。時折波の高なりに消され亦つるりとした光が浮いてくる。溺れたようでもあり、肺魚が浮きつ沈みつしているようでもある ....
 
翼の羽打つ音がして大きな鳥が空を横切り、鳥が羽打つ度毎に羽が舞いひらひらと空を舞い旋回して舞い道行く人の上に落ち或いは地面に直に落ち空を旋回して舞い空から落ち黒い鳥の黒い羽は黒く人に染み地に染み ....
 
小さい、砕けた、断面を曝す、岩石の成れの果て。砂。
 幾千丈、折り重なり刔られた地を埋め、踏み付ければ微細な振動が靴裏に伝わる。
 ここは静かだ。
 重くくすんだ砂。掬いあげれば少量毀れゆ ....
 毒でもないものかと思って冷蔵庫を見る。窪んだ空間を照らす黄色い光。豚や魚が食われるために殺されるなら、爆弾背負って特攻かける人やイルカも冷蔵庫に入れるべきか。それならば、パンのみに生きるにあらずとは ....  
 眠ったくじらは夢を見る。眠ったくじらは夢を見て、星の光が点々として美しい宇宙のどこかを泳ぐ。眠ったくじらは夢を見て、宇宙をどこかへ泳ぐ。
 宇宙といえども油断せず、夢といえども油断しないでく ....
 
 海に流されたカワウソは、サメでも良いから会いに来てはくれないかと思います。こうして唯々諾々と漂っているよりも、サメの血肉になって他(た)の生命を生かす要因となる方が、まだしも有意義な存在ではな ....
α(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
川原散文(批評 ...011/10/26 6:05
黒い羽黒い鳥散文(批評 ...011/10/25 6:04
砂—Sand sing Song—散文(批評 ...011/10/24 6:03
冷蔵庫散文(批評 ...111/10/23 5:56
くじら散文(批評 ...211/10/22 5:48
漂うカワウソ散文(批評 ...111/10/21 5:20

Home
0.09sec.