それとはなしに開いた頁にさえ
俺は持ち前の気難しさでもって憤りめいた落胆を見た

枯渇の森は同時に転用の吹き溜まりでさえあって
足元を、いや脳裏の奥深くを照らすイマジネーションの灯は
既 ....
もろさ隠すような笑顔で「おはよう」を繰り返す2人の瞳は
遠くの景色を映し出したまま

いつか見た夢を叶えたと信じてる
どこか後ろめたさ抱えて信じてる


塗り重ねた甘い日々で見えなく ....
私にはあなたの話は難しくてわからないけど
そうやって話してくれる時のあなたの瞳が好き

あなたは私をちゃんと見てくれてないと思うけど
それでも時折触れ合った時の手の温もりが好き

あなたの ....
砂糖漬けにして飼い慣らされろって
尚更アタマがおかしくなるだけだろう
俺のために作り替えた安楽椅子に腰掛けて
生の感情をバラバラに壊してくのが好きなんだ
いかれたアタマを元通りにするために
 ....
俺の両手には鳥と魚

どちらを選ぶの マハーカーラ

創造主の夢はいつ終わるの ヒラニア・ガルバ


教えてよ シヴァ

灰色した俺の中和剤

誰かにもう飲み干されたみたいで 見 ....
晴れた日はどこか居心地が悪いから
少しうす曇りくらいがちょうどいい

平日はどこかよそよそしい雰囲気だから
週末の土曜日くらいがちょうどいい

昼時はそれでもどこかあわただしさを隠せな ....
静かにね
ただ、静かにね

そうしないと均衡が崩れてしまうから
鈍いフラッシュバックを伴う失速と高揚で
緋色の歯車は子守唄をがなりたてるみたいにして
境界線の倫理を突き抜けてしまうから
 ....
繰り返し繰り返し、さっきから何度も電話のベルが鳴ってる
けれどどうせ逆回転のテープみたいなマネキンのひしゃげる音だから
僕は敢えてそれに取り合おうとはしない

ぷるるる、ぷるるる、ぷるるる、ぷ ....
渦巻いて 夢為して 人知れず
ひとり 聳え 神の間に
むせかえり たなびいた 狂おしい歌
焦がれ 乱れ 荒魂の言葉ひとつ

照りつける日差し、青天の陰り
ひっきりなしのメールの山
気の向く相手に返事する
待ち合わせの場所と時間
もいちど確かめ、送信する
 
 
『ケータイが止まっちゃうの、今月ピンチなの』
『バイトの給料日は、まだまだ先だ ....
赤い塗り絵の重圧を感じる革張りのソファの硬さに比肩する
未だ消えず手に残る、万力の無慈悲な感触の記憶
事あるごとに呼び出されるそれらにより
サイバネティックの壁画はものの見事に完成された

 ....
刺激さえなく
入り込む余地さえなく
雨音だけが満たす
平衡感覚の欠如
はじめから普通でなかったこと
心なしか不安
室内香の香り

もどかしさだけを抱え
その先を見遣る桟橋のたもと
 ....
琥珀色の液体が
胸の中一杯に沁み広がってゆく
淀んだ思考を見返りにぶち撒ける歪な論理

赤く絶望に塗り変えられて行く
希望の色は蒼ざめて

何度でも見てきただろう
俺はこうやって頭から ....
そんな風に僕ら笑ってた
どんな夢もいつか朽ち果てて
吹き付ける向かい風にさらわれて
まっさらな一日さえ黒ずんでくようで

見失う 僕の夢 
先走る 僕の情熱だけ

揺れる 揺れる 憧れ ....
耳の奥で変わらずに響く、あの頃の歌。
身の丈に合わないローンを組んで買ったギター
必死にバイトして、自慢の相棒を抱えては
毎晩のように街に出て歌ってた
耳の奥で変わらずに響く、あの頃の歌。
 ....
曇天にわかに掻き乱れ崩れ落ちる様まるであざなえる縄のごとし
一度濁ればさりとてそれはまた再び来る世の乱れ
踏絵差し出すその腕切り落とす我が刃、微塵に散り果て
来たれども来たれどもこの道指し示す針 ....
ほのかに帯びる熱にうかされ、紅らんだ肌の火照り鎮め
理性の届かぬ翻弄の垣根越え剥ぎ取る、姿のない子供じみた戯れの跡
衝動、かすかにほのめかす束縛の絆
融け出す理知の顔はぬかるんだ水となって溢れ出 ....
にわか雨、紡ぐゆううつ
溶け混じり合わない主旋律のゆらぎ
光かすかに切れ間差すベール 青
波間の佇まい、永遠の瞬間

かすかに浮かぶ笑顔、細い両手を胸に添えて
朝もやの慈愛 見えない波 ....
山口清徳(18)
タイトル カテゴリ Point 日付
羅列自由詩111/1/26 3:38
ふたり自由詩011/1/26 3:22
抱きしめて自由詩011/1/9 14:32
メロディ自由詩010/11/15 13:58
トリックスター自由詩010/11/15 13:57
土曜日の夕立自由詩010/8/27 14:10
幣帛自由詩110/4/14 1:10
#16自由詩2*10/3/12 11:12
即興詩・テーマ【雲】自由詩0*10/3/11 3:25
2時間の値段自由詩1*10/3/11 3:13
#13自由詩010/3/10 16:11
#9自由詩2*10/3/10 3:14
光につながる自由詩0*10/3/9 15:24
スカイハイ自由詩2*10/3/9 15:22
耳の奥で変わらず響く、あの頃の歌自由詩4*10/3/8 21:29
#6自由詩1*10/3/8 6:26
#8自由詩010/3/8 6:20
ソフトフォーカス自由詩110/3/7 2:42

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