映画館の暗闇で
泣いているふりをした
指の先の白さとはうらはらに
スプーンの
曲がり角へ45度
ひしゃげたことばよ、
....
隣の駅の「肉のハナマサ」まで歩いている途中の酒屋さんの店先で、くたびれた薄い茶色の背広を着た初老の男性がアイスのケースを探っていた。
青いパッケージのモナカを手にし、小銭を探る。
その ....
言葉で重い、自転車を
曳いて行く覚悟はあるのか
バランスの悪い身体を
何にも、拘束せず
いつでも自らを沈めることのできる
深い穴を近くに置きながら。
....
ニラ玉3口
サーモンハラス 大根おろし
ゴルゴンゾーラリゾットのコロッケとトマトソース
上海炒飯
ウニ スプーン一杯
エビチリ
マッコリ
而今
その他ことば ....
わたしの身体のどこも嫌いだけれど、
たったひとつ、手首だけはすきであった。
骨の形の見える
親指と中指一周分の筒は、
まるで普通のおんなのひとのように
繊細に自立しているように見える ....
歌舞伎町の入口の
閉店間際のドトールは
ざわりざわりと熱を帯び
ふわりと結った後ろ髪
たどたどしくも日本語を。
隙間に空いたふたつの穴に
無理矢理おとで封をして ....
あなたの小さな冗談に
わたしは声を上げて笑った
あまりにお腹が苦しいので
あなたの腕をたくさん叩いた
あなたは少しも怒らなかった
紅く、
花びらの咲いた ....
こんなにつめたい夜のまんなか
あなたはなにをうたうのかしら
とおいところであなたはなにを
なにをおもってうたうのかしら
先ほどふったばかり ....
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(8)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
サブカル女
自由詩
1
11/6/22 0:48
切り取る
自由詩
2*
10/5/2 23:43
旗 —森村泰昌「なにものかへのレクイエム」から、想起発生それ ...
自由詩
1
10/5/1 15:27
つき(虚実)
自由詩
1+*
10/4/14 19:51
手首
自由詩
1*
10/4/14 12:59
重いまつげに夜
自由詩
1*
09/5/31 7:23
湯豆腐
自由詩
1*
09/5/29 2:40
たまゆら
自由詩
4*
09/5/20 10:15
0.05sec.