そして魚は夢を見た
パラソルをさして
弁当を食べてはまた泳いだ
浜辺に差す太陽は快晴
海を泳いでいく私
波が立っている
波が立っている
波が立っている
波が立っている
波が立っている
もんどりうっては少し
また少し盛り上がり
大きな盛りへ大きな波の
筋に白さの小さな白い
少し大きな ....
くる、と
あいつは
くることはなかった
色がいくつも
幸せになったらと
あの、忘れていた
青い日に
だけど
夜空
好きにすればいいさ
灯る
つぶやいた瞳
パリの
あい ....
マンションが流れる窓に
身に染みて街を感じ
塗り替えようとしたけれど
立ちつくし
顔を上げて空を思い
逃げだすと
留まった日々に
とても疲れた
しかし
拒み続け固執する電車 ....
ドア−に閉ざされ 点から点へ向かい
流れる風景を進んでいく
箱と、なって
運ばれていく
空気に
希望をいつも断ち切られるように
鉄橋に
雲たちは運ばれていく
今も口を閉じたよう ....
見ているものの
文字や景色の正しさもなく
その見つめつづけていつづける
プールの体に続いていく
硬直する自分自身の
舞い散った桜のような
強制収容所の
自分の脊髄からのこと
歩 ....
木の上にカタとケースがささやいて
繊維から皮がのぞいた肌色の
プレイする指に手のひらスタンバイ
友だちもなく
私はそう
人の人、私はいく
意志の人
人に、風の
ことに何か地球を、
知り、知る苦悩に、
死体食べ、
誰かが何かを口に出すことへ
体の心臓はある、と
私を感じ ....
私は書こう
書かれた頭に踊るだろうか、文字に
わからないけれど
ここに今、書こう
私が書くときを
さようならと書こう
書いていたことを
頭で書こう
どうか文字に気を付けて ....
いつも寂しい
窓の内
ここは
牢屋でもないのに
向こうの景色が
やけに綺麗だ
今日も空の青さを
雲が白く
縮れていく
いれたてのコーヒーをすすると
遠い過去の
記憶から
今 ....
誰かが死んだけれど会ったことすらなかったから
去年の私が買ったパンジーは花開いていた
加速したいくつもの車が近くの国道を通りすぎていく
赤や青は何が違っていても日差しに根を張って
今日の部 ....
破壊された
爆弾が
少女
白く お城を歩く
素敵な旅路へ
掌の空を旗はどこかに
あった跡には
もう戻らない
火薬の中
目の前に素足
大砲に ああ
危うさを滑る
宝くじを買う
消えたお札のあの匂いとして
宝くじの一枚を
私がはさみで切るように、
宝くじに手が震えている
ただ消えていく領収書の
その裏側で私は投げ捨てられる
メモ紙に必要だが、
....
湖を散歩すれば
小鳥が景色で鳴いていて
枝葉がのばした手をそよいでいく
ぼんやりどこかへつま先を出すと
釣りをしている人を見かけた
道を見晴らして歩いていると
風が吹くたび小波が ....
大統領となって
お正月の街を歩いていくと
忘れていく番号に
いつしか 人に会いたくなる
近くのスーパーへ向かうと
浮浪者が今日の日差しを浴びている
両腕を上げている
本を読む人たち ....
アイスを食べるための宝くじを買う
体が目覚めないものかと
不確かさに
悩みの中はおかしくなりそうだった
学校へ行こうと
公園をくぐって 確かさへ
空に
笑っていると 眠って眠って
....
私はいろいろなことを思いながら
歩いてきたけれど
確かなことなどなにもなく
ただ歩いていくその風景があった
橋を渡れば
川が色々な色をしていて
私をそこに立ち止まらせる そして
空っ ....
逃げる
私は逃げる
腕を振って逃げる
呼吸を荒くして
ゼイゼイと
脚を幾度も踏み出し
バタバタと
チロチロと
草むらには
ウスバカゲロウの鳴き声がする
そばの池にはゲンゴロ ....
街の道すがらは知らないことばかりでそこらじゅうを歩き回らされ
ツタヤの場所を川の辺りの風景に探しつつ見つめていたりした
ひとつひとつのきらめきの脇に立っていると
そこに大人の自分がいるように ....
どこかの畔を歩いていると
とても微かな音がして
それは体のようでした
背びれが少しだけ切られ
ログハウスで休憩することにしました
コーヒーを飲みながら
そのことを思いだしていました
....
ころころ
とことこ
ふむふむ
ぼむぼむ
ぼこぼこ
どろどろ
ぐぶぐぶ
ちきちき
ちかちか
かりかり
にこにこ
ぼどぼど
だばだば
でぶでぶ
ぴかぴか
こそこそ
スンスンスン
リムリムリム
ばすばすばす
ヌカヌカヌカ
ンんンんンん
ピらピらピら
だこだこだこ
ピキリピキリピキリ
ふばばふばばふばば
のろのろのろのろ
タタタタタタ
....
色があったのはいつなのだろう
なにもかもがないのだろう
なにもかもが楽しまれ
すべてがここちよさなっていく
さえぎられていることもなく流れていく
すべてがどこかへ裁たれていくように
す ....
くよくよしているのがイヤならね
わたしがとなりに
すわっていたいそ
うしてー
リズムをとりつつ
ながれてい
くようにきれいなメロディーを
したためていこう
たのしいきぶんで
....
いつも見ていたまるみ
目の前にくっきりとした円
そしてひとり人や心を求めて君は
手をのばした わだかまった体から
空の向こうへと 指先をのばしていく
行くほどに回りで
雲たちがたくらむ ....
あでやかな音楽は
チェロ バイオリンか
夕暮れの野焼き
朝の霧
まぶたにうかぶのはいつも故郷
ちらばった 氷の粒
ギターはあの人の奏で
似ている この曲
私は峠を越えていく
....
街を見ていると
心は人混みに溶かされてしまう
鳥や木々を描きたい
この上げた手から
田畑のひろがる景色を思っていた
だけど
少しぐらいの汚れはあるのだろうか
生きていこうとするネクタ ....
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