書き捨てた文字をひろう
笑い捨てた結末を夢にみる
衝撃すぎた泣き言をおさえる
嫉妬した誠意にかっこいいという

ブランドばかりの世のはずれに
理解してくれるひとをさらい
わかりあえ ....
タンクトップが好きだったとか
ひといきで伝えきれなくなりました
あおい湖畔で食べたサンドイッチ
今頃土にかえっている

月がきれいねといいつづけて
玄関のドアのすきまから
朝焼けがひきの ....
間違えずにきているのだろうか
なんて
正解を気にしている

所詮くだらないなんて
どうでもよくなっている

いとしいと大好きと
一緒にいたなら
しあわせなの、なんて

しあわせの ....
ころんで転がってこげ茶色のパウダーでくるんで
ぱしってぱしられてあったかいポタージュ握りしめて
ゆれてゆれすぎてブランコを壊して

使い慣れたノートに一行だけ
本音らしい文字を何色で
 ....
音をたてて動く大きな乳母車に
立ったままみわたす子どもたちと
遠くまできこえる声をあわせて
寒空に日差しを感じたりする
まだ時間はありますかと
たちどまって気にしている
スーツ姿のおじ ....
彼が、胴体と精神を切り離したいと願っていた
つづけざまに失ったものが大きすぎたといっていた
そういう感情らしい勢いを大事にするタイプにはみえなかったので
金さえあればなんとでもなるのでしょう ....
ゆるくあさい呼吸から
ぬけだしたさかなに
わずかに欠けた飴玉をあげる

力強いあまあしにさえずりを
やめなかった鳥のように
目をはらして泣いた
初恋はわかりきるのに
だれかの目ばかり気 ....
草刈の
虫のざわめく農道に
白いシャツをはためかせる
たちこぎの少年

雷雨にぬれる
つかわれない傘を握り
たぶんすこしにやけていた
長い髪の少女

生ビールをゆっくり
味わうよ ....
ねむりの実 鍋のふちをゆらゆら
かざりの紐はほどけて
毎夜寝言でいう
赤いろうそくのはなし

借りた本を返さずに卒業した
冒険小説のような夢を
寝起きで思い出す
あきらかに泣いていた日 ....
かたりとなる昨年の暮れから
おそらくかなしばりにあいながらみる
まつげのさきの閉じかけのまぶたが愛らしかったとか
ぬるくひかっている足の爪のはがれぐあいだとか
いつも指をうごかしている完成をみ ....
ひとあめ(10)
タイトル カテゴリ Point 日付
シンドリ自由詩411/4/11 17:40
汽笛自由詩209/11/24 14:15
なんて幸せ自由詩309/3/31 21:40
セピア2自由詩609/3/2 18:01
おと自由詩309/2/27 19:58
飛び立つ日自由詩309/2/13 20:01
セピア1自由詩108/8/15 22:25
持ち物自由詩608/7/24 21:57
あさがお自由詩408/7/20 6:31
とかが自由詩508/7/9 21:07

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