いつもの夜
独りの自由
快適な孤独

これまでは

ある日知ってしまった

声が聞きたい
髪に触れたい
君に会いたい

百年の孤独は地獄の味がする
時折わたしは振り返る
地面に文字がこぼれていないか

可 しいな 確かに落とした気がしたのだが


わたしの心配はいつも杞憂に終わる

最近楽しいことが全くないのも
もちろん気の ....
頭の片隅でずっと泣いている者がいる
『富江』と名付けたら狂乱したので『静江』に変えた

静江がずっと泣いているため わたしは古本屋の看板や喫茶店の窓枠を見ても涙するようになってしまった

静 ....
雨が落ちる

光が走る


亡き人にはもう会えない
わたしの夢には
水色の鯨が出てくる

とても綺麗で硬質で無口な鯨だ

そんな鯨にも、夢があるらしい

『誰かの夢に想われたい』

顔馴染みになった頃、そんな言葉をもらした

わた ....
彼は愚かだった。
彼は浅薄だった。
彼は短慮だった。

女一人騙せなかった。

彼は不埒だった。
彼は欲深だった。
彼は不器用だった。

女一人落せなかった。


彼は二 ....
青いワンピースの彼女を好きになった

彼女の白い肌によく似合う

さらりと長い髪
しゃんと伸びた背中

彼女に付け入る隙はなく
僕には近寄る術がない

彼女は、、
2つ手前で降り ....
何故と聞かれても困るけど
ある日突然死にたくなった

死にたい理由は無数にあるし
その逆もまた然り

どうしても知りたいと君が思うなら
僕の脳ミソを渡すから
好きな理由を選んで構わない ....
うちには猫がおる

生まれてこの方鳴いたことあらへん

名前は太宰。

太宰はいつもいつも
寝てばかりおる

猫いうんは機敏な生き物やと思うとった

せやけど、
太宰はただ大 ....
ある日の午後
ネズミが降ってきた

白黒まだらのパンダネズミ

そこら中パンダネズミで溢れた

パンダネズミはビルをかじっている

例え何が起ころうと
パンダネズミはただ腹が減って ....
百合(10)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩109/3/29 4:11
落としもの自由詩108/9/25 4:18
その日暮らし自由詩108/9/22 5:46
待ち人自由詩108/1/29 22:11
水色の鯨自由詩008/1/27 11:01
『馬鹿者』自由詩307/7/22 2:02
青いワンピース自由詩607/7/9 21:05
浪漫自由詩107/6/30 9:15
猫。自由詩207/6/22 22:39
パンダネズミ自由詩207/6/21 4:19

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