獲物がいなくなった 空の下で
収縮に喘ぐ動物が 叫んでいる
「方向」はどこにあるのか

生彩に富んだ街を歩くと
猫たちは既に女性のものでなく
棺は死人のみを納めてもいない
両の手で社会を ....
揺れるベッドから理性が零れ落ちた
神性を目指した船の軌道が僅かに逸れたが
荒れたシーツの波は誠実な舵を狂わせる
足早に落ちてくる星 激しく吹く風
互いの舌の先から 獰猛な動物が飛び出して
互 ....
「最初の女」に月経を教えた月の色
世界を力強く先導する太陽の色
再生を繰り返す銀杏の色
もう死ぬことのない天使たちの頭上の輪の色

永遠に枯れることのない希望を示す
緑の木と
主、キリス ....
目を閉じれば神が見える
目を開ければ貴方が見える

痛みに慣れるより 痛みを捨てるより
痛みの無い世界を獲得する事は難しい

その代償で彼等は 言葉を失くしてしまった
帰属する場を減らし ....
乾いた部屋の中で 僕は
水をこぼしてしまった
慌ててティッシュやタオルに吸いこませるけれど
水はカーペットや毛布の中に染みていった
ため息が空中で停止するくらいに
時はぬかるんで 流れがよど ....
赤い河の流れに身を任せる
一通の船に乗る 目の前には夕闇
視界の先を今なら明確にimageできる
失くしたのは片肺…
失くしたのは最愛…

美しい音色に委ねる我が身
力の源が言葉であれば ....
pale pinkの妖精が
空中で小さく輪を描いた
彼女は氷のように少しずつ溶けていく
僕は慌ててユニフォームを探す
あの日と同じ背番号で
大観衆の中、ピッチに立つ
崩壊は始まっている
 ....
妄想並べたらもうsafety
あらゆるものからescapeし

言葉は今や 天国からheaven
それだけでまるで アレ握られたようだ
もっとmy heart 上下動して
もっと激しく 揺 ....
舞い落ちる雪が貴女の体温を下げる
愛は儚く 掌に溶けてなくなるから

瞬く間に街を覆ったイルミネーションの
カラフルなLEDが僕らを照らす
僕らの喜びと切なさを 幸せとノスタルジーを
立ち ....
休日のような匂いの中に
形骸化した飛行機が置いてある
両翼に子供がぶら下がっている
彼らほどのエネルギーが伝われば飛ぶかもしれないのに
エメラルドでできた細長い棒は
長さを50億倍したら太陽 ....
薄すぎたミルクティーを飲みながら
なんとなく夕陽を眺めていた僕は
辛うじて今日の生存を終えつつ
生温い部屋で過ごしていた

静寂はテーブルの肩に寄りかかり
世界を停止させようと 息を潜めて ....
僕は時々
内側に小さな戦いを強いる
今にも1つの隕石が
消し飛ばしそうな地球の片隅で

夕暮れ 矢田川に棲む黄金の龍の傍で
幾人かが
髪を振り乱して 健康を探し回る
何かの懲罰のように ....
教室にあった1つの星が
逃げるように走り去った
彼女は多くの願いの的だった
「どうか1日も早く 消えてくれますように」

夜がくると僕は足早に家路を辿り
小さな部屋で息を潜める
真っ黒な ....
12月を芸能人に例えるなら
きっとグレート義太夫が一番
それに似ているのだと思った

「この5分のために
楽屋で4時間待ってたんですよ!!」とか言っていたから

トナカイのイラストと共に ....
出会った言葉はどれも退屈だった
例えばどんな視覚現象よりも不確かで
不明瞭で目的がなく、雰囲気だけのものだった
そして悪いことにそれらはみな死んでいた

彼女は走っていく
誰よりも正確な表 ....
安物を選んで 心に侵入する
彼女の不法にはルールがあるらしい
必要以上、物を荒さずに 何も盗まずに
できるだけ目立たない場所からステッカーを貼っていく
箪笥の抽出しの裏や 戸棚の皿と皿の間 ....
いくつかの知識を失くしたために
それの侵入から逃れるプログラムを
組み立てられなくなった

僕は時々あなたと話しているつもりで
言葉を発していないことがある
あなたは僕を寡黙だと思っている ....
世界はすでに水没していて
君の名を呼んで駆け寄る時も
僕の口から無数の気泡が空へ昇る
この環境に不慣れな僕は
まだ少しだけ息苦しい

澄み渡る空の半分がメタファーになってしまった
誰かの ....
時にいじめられるようになってから
ぼくはずっと生きる方法を考えていた
道ばたのカエルのように
いらない知識は全部捨てて
ぼくはこころで生きるために
こころには生きていて欲しいから
今日こそ ....
yukimura(19)
タイトル カテゴリ Point 日付
俺たちの境界自由詩111/4/15 20:54
自由詩11*06/12/27 21:23
永遠の色自由詩4*06/12/10 15:20
回想自由詩4*06/12/10 15:16
乾いた部屋自由詩6*06/12/9 0:58
赤い河自由詩6*06/12/9 0:56
淡き妄想の果てに自由詩5*06/12/7 1:02
天国からの手紙自由詩0*06/12/7 1:01
25自由詩3*06/12/5 21:00
公園にて自由詩4*06/11/29 20:47
黄金の馬自由詩4*06/11/26 20:05
ロードワーク自由詩2*06/11/22 21:15
連帯自由詩4*06/11/20 20:50
12月自由詩2*06/11/10 21:39
空腹×詩作×再生自由詩2*06/11/9 22:36
つのつのいっぽんabout you(転位のために)未詩・独白1*06/11/9 19:13
重複する世界自由詩2*06/11/2 21:03
水没した世界未詩・独白1*06/11/2 14:25
夕照自由詩9*06/10/29 23:05

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