下校する子どもたちの声がすると
夕暮れが首をもたげて
うす緑色のゼリーの咳で
私の口に話をさせる
闇の中でコスモスが笑って聞いていて
私は話をやめられない
二時間ほど話を続けたとき
突然 ....
雪の私は
あなたにウソをつく
あなたは私に
ウソの景色を見せられていることを
知らない
税務署で
納税証明書(その3の3)を
もらいに行ったとき
男の人が
パソコンを ....
昨日から
うちに届いている新聞は
どのページも
見出しだけになっている
うちの人は
気がついているらしい
私の脚は
ぐずぐずしていて
病院へは行けない
パソコンは音声入力を覚えた ....
私は
あなたの
指紋に
触れている
皮革用の溶剤の
匂いで充満する
工場の
子供は
眼を
ただれさせて
エルメスは
もう
私だけのものです
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
それは
狙っている
のだから
時間は
ありません
ただ ....
気が付いたら 私は生まれていたので
思い出を海辺まで運んでは
昔の写真を見せられて それが私の
こども時代の姿だと言われても とても
私とは思えなくて
昨日の思い出しか食べる気になれず
海 ....
プルトニウムに 蟻んこが
たくさん つながっています
わたしは
K氏に せかされて
夢の中でも
詩を ひねっている
魔女狩りパフォーマンスは
もういいかげんにしたらいいのに
世 ....
0.13sec.