海に花咲く 

光は灯台 

波にかすれて

消え消えながらも

わずかにさす 

かじかむ手に紙

濡れてはこもる 

虹産む墨蹟 

読めねども諳ん ....
長らくの不明のはてにたどりついたは温室の街

むらむらと甘く大気は膨張し虹を誘って余りある

五彩を泳ぐ鳥の翼も露ばむ苦労

明日は好日、好爺の好言 信じて帳の幕をまつ
つまずきなく沃野を少年は

見えぬ軍勢 率いて走る

塔も運河も陸も海も

己が名前を記していけ

越えて行け超えて行け

走りながら 忘れながら
汽船はゆるゆると海峡を抜け

青きに染まりやがて見えなくなった

彼女の豊かな髪は潮風にゆれているのだろうか

雲の流れからそれを思えるか…

明日の夜に着く時の雨が

俺だとした ....
女ライオン肩から膝に錘なし

男の夢に齧り付く

滴る夢を海に流せば珊瑚が生えて

今日からここが南国になる

汝はここで暮すがよい
ブンス、ブンスとあの人が還る

羽に一々照る太陽まぶしく

伯爵、男爵ゾロリ引き連れ

市松張りの廊下から王座に上がる

高らかに鳴るラッパなくとも

今日を忘れる民はなかろう
 ....
旅が恋しき若人よ
舟を一艘かそうかよ?
私が腕にかかる橋
こえて見せよと泡を投ぐ
星の向こうのあの国は
煌々常夜の酒場の国
門をくぐれば酔気の虹がお出迎え
daisaku(7)
タイトル カテゴリ Point 日付
漂流自由詩006/9/21 1:03
温室の街自由詩106/6/20 7:13
少年ダビデ自由詩106/6/17 0:51
草原の草露の雨を自由詩106/6/15 21:33
女ライオン自由詩006/6/15 0:02
蝿の王自由詩006/6/9 21:18
門の女主自由詩106/6/8 7:19

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