TVで流れる
殺人事件や
交通事故を客観視できる僕らは
身近な不幸に
胸を詰まらせる
自分も所詮
その他,大勢なんだって事に
気付くから
明日はわが身と
思うから・・・
....
澱んだ空の下
道なき道を
ただひたすら歩く
幾人もの命を飲み込んだ
機銃さえ今は
この傷だらけの体を支える杖
きっとこのまま倒れてしまえば
苦しまずに逝けるけれど
あそこまで
あ ....
暑い夏
公園の白いブランコに
佇む老人
こんな日にも
汗ばまない掌眺めて
寂しげな笑みをこぼす
本気で愛したあの人も
今は遠い空
自分を知るものさえ
誰もいなくなって・・・
....
乱れた心に
流れこむ無情
忘れてしまいたい事さえ
TVのニュースで流れる
時代に気付き
我が身の儚さを嘆き
重くのしかかる 避けられない
運命の糸を辿る
全ては泡の如く
消え ....
影踏み遊びの様に
君の本当を
捕まえられず
長く伸びた影を
捕まえた頃には
もう、消えかけて
自分の居場所さえわからない・・・
想う気持ちの
半分も伝えられないと
嘆くあなた
全部見せられたら
きっと
私は
疲れてしまう・・・
勝ったり、負けたり
哀れんだり、妬んだり
心はとても忙しいね
自分だけは正直だと
勘違いして
誰も信じられなくなって
分かってるんだ
何もかも
まるで綱渡りのように
バランス ....
土砂降りの夜
誰かの声がして
ドアを開けると
疲れた顔の君が居た
あの時『幸せよ』と言って
微笑んだ
君の面影は
なかった・・・
子猫に弄ばれていた
真っ赤な手毬が
飽きら ....
いつから二人
はじめたの
こんな、お遊び・・・
初めはとても楽しくて
夢中であなたを探してた
馬鹿ね
ひとり遊び
気付くのが遅すぎた
本当の、あなたを
見つけられずに
....
君のことなら
どんな事でも知りたくて
そう それはまるで
透明な水槽の中で
泳ぎ回る 君を見て
安心していた
でも、今気付いたよ
僕の目を気にして
どれも 君の本当の姿ではない事
....
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