ぱそ子はそこんとこ突いて欲しかったの
くぼんでるとこ
そしてそこにつながる ふわふわのとこ

ぱそ子はただ待機していただけなのです
いつでも オッケーって言いたくて

そば粉にまみれた夕 ....
スイカの種のように黒光る虫
ヨックモックの空き缶の中
パンくずの社会
掃きだめの市場

ちょびひげのターコちゃんのおじさんは
九龍虫の日常に指をつっこみ
いくつかの虫をつまんで 口に放り ....
ウィンドウ
通勤路
目に入る
足?
その店は閉まっている

ウィンドウ
帰り道
目に入る
人の足?
その店は閉まっている

立ち止まりはしない
通りすがりに見るだけ
確認し ....
房総の海からテトラポッドを投げ入れたのは私です。
ごめんなさい。
スマトラ沖までがつながっていることに気づかず
海をあふれさせて。

今日はウミネコがやけに激しく鳴いていましたので
責めら ....
たつみの腹の中ですごいことが起こっている
両側から細胞が増えてきていて
まさに 今 真ん中でつながろうとしている

たつみは意識していない
勝手に身体の中のタンパク質だとか酵素だとか
DN ....
舞台の上
寺男と教会女
つっこむ警官A
通りすがりの主婦A
その主婦を追いかける主婦B

観客席
拍手する客AからZ
眠る客AからZ
激しく相づちをうつB1
その他 202人

 ....
昼休みのくじ引きで スカを引き
揚げたてコロッケを買いに 事務所の外に走り出る
その道をふさぎ 立ちはだかる二人のおじさん
「湯島青銅はどこですか?」
「信号を渡って 左に行って ぐるりと回っ ....
風のない日に
風を探しに行く
吹き始めるところを知りたくって

風に似た音を求めて
ヤブに入り込む
茂みを抜けたらいきなり開けた原っぱに出て
キャンプファイアーで盛り上がる人の輪を見つけ ....
矢印が呼んでいる
「こっちに来いよ」
道の真ん中で異様に光っている
「こっちに来いよ」
目を逸らそうと思っても
目に飛び込んでくる
「こっちに来いよ」
誘われる

その矢印まで行くと ....
どこかに穴があいている
そこから風が通りぬける
何枚セーターを重ね着してみても
ストーブのメモリを強にしてみても
こたつに首までもぐってみても
寒い

穴のありかがわかれば
あるだけの ....
TABで とばした 単語
デリートで けした 文字
シフト CTRを駆使して マウスはお休み
コピペー コピペー と 無駄に繰り返してみる
キーボードの間で踊る指は ステキ
仕事人!
大き ....
眼球になりすましたピンポン玉
瞳は油性黒マジック中太でなぐり描き

金魚になりすました蒸し餃子
ふやけると全部仲間に食われてしまう

心臓になりすました腕時計
興奮しても安定した鼓動を刻 ....
とーもろこしで明日を占う。

ひとつぶちぎって口に放り込む
「いい日」
つぎのひとつぶ
「わるい日」
またひとつぶ
「ちゅうくらいの日」
そうやって半時間
ひとつぶずつむしり食べる
 ....
すごく急いでいたのに
急いでいない人が前にいて、
その人を追い越してまでは急ぎたくなくて
その人のお尻を見ながら階段を上がった。

日比谷線の車両の扉から
階段を少し上って、改札口まで
 ....
ポトフを作った
皮をむいたジャガイモ丸ごとと
大きく切ったにんじんと
白菜、鶏肉、カリフラワー、セロリ

はて、
ポトフって?
しばし検索時間。
牛肉の塊を煮込むだって…。

ふん ....
どんどん行ったんです。
その道はまずゆるく右に曲がっていまして、
その先は見えませんでした。
で、どんどん行ったんです。

どんどん行ったんですけど、
道はぐるりと回り込んでいるようで、
 ....
らいみ(16)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぱそ子自由詩1*05/4/15 12:04
九龍の自由詩1*05/3/18 16:04
事件自由詩1*05/2/5 12:06
テトラポッド未詩・独白105/1/29 0:10
腹の中自由詩005/1/15 1:26
劇場自由詩1*05/1/7 23:16
コロッケ買いに未詩・独白104/12/30 1:46
風のない日自由詩204/12/29 0:15
矢印未詩・独白1*04/12/25 1:12
自由詩1*04/12/21 23:39
キーボード自由詩3*04/12/18 0:33
ニセものたち自由詩2*04/12/16 20:59
もろこし占い自由詩3*04/12/14 21:59
自由詩2*04/12/13 12:20
ポトフ自由詩3*04/12/11 11:00
どんどん自由詩1*04/12/6 22:12

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