人間になり損なったピノッキオは
流されて海へ出た

潮の流れにぐるぐると頭の向きを変えられ

漂う彼を波が見つけて粉々に打ち砕いた


         ナゴ 
 ナニ     ウ ....
妄想に心踊らせ眠る。
それが僕の日課

踏まれた跡が残る革靴も
ワイシャツの背中についた誰かの口紅も

隣室のカップルが歌う流行歌も
二階のオッサンが吸うタバコの煙も

雨が激しく降 ....
小さな安アパート
たまに貯めた浴槽に
二人で入るのがルーティン

見て、土左衛門…
頭を洗う僕の横から聞こえた彼女のジョーク
小さな浴槽に浮かんで、演じてるんだろう
僕の泡にまみれた眼じ ....
泡沫の僕(93)
タイトル カテゴリ Point 日付
漂う木の人形自由詩3*25/10/7 22:20
妄想に心踊らせ眠る自由詩325/10/7 1:27
微温湯で水死体を演じる彼女自由詩125/10/7 0:22

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