空に浮かべた君への想い
満たされぬ夢
届かぬ愛
僕は諦めと憂鬱とを抱え空を見上げる
このひろい広い空の彼方には
愛しい君の姿があるはずなのに

どんなに手を伸ばしても
虚しく空回りする ....
透き通るほど美しいガラスの欠片
僕の涙の形を宿して

粉々に砕け散った破片から拾い集めた僕の心
手のひらに乗せて眺めれば
キラキラと光輝く君のように

嗚呼、僕の雫よ
愛の結晶

 ....
つめたい海の底は
深い
深い

海草が生い茂ることも
魚が泳ぎ回ることもなく
ただ一面、暗い闇が覆うだけ

光を求めて海面(そら)を見上げても
何も見えない
何も聞こえない

 ....
風に乗って届く君の声
僕は心で祈るように耳を澄ます

僕の祈りは君に届いただろうか
そして僕達は愛し愛される関係へと
お互いを高めることが出来ただろうか

あぁ、君は何も答えない
ただ ....
空は黄金色に染まり
世の吉兆を知らせる

ああ、空を見上げ
不安げに眉をひそめるも
誰もその異変には気付かぬ

空がだんだんと紅く染まり
ますます不気味な姿を現さんとするも
街人は立 ....
過ぎゆく故郷
ただ、君だけを想い
こころ穏やかならず
月のように優しい微笑を浮かべる君を
思い浮かべながら胸痛める

ああ、ひとめでいい君に逢いたい
君はいま、どこでどうしているのか・・ ....
〝夜のにおい〟
一体どんなにおいだろう?
きっと秘密の香り
夜霧にまぎれて思い出す
優しい思い出
哀しい思い出

闇は誰をも暖かく包んでくれるから
とっても安心して身を任せ ....
サル山でおサルがキイキイ啼いている
頂のテッペンよじ登り
われこそが天下だと大いばり

それを見たカラスが手すりに止まって
アホウあほうと嘲り笑い
キリンも
ゾウも
ライオンも
シマ ....
まるで一片ひとひらの赤い花びらが
徐々に開花してゆくように
貴方の醸し出すメロディーが
私の身体に〝音楽〟として流れる

情熱と美の女神の赴くままに新たなる詩が創生され
清らかなる泉の息吹 ....
自信過剰な彼女は腰に手を当て大威張り
まるで地べたに這うちっぽけな蟻を
鼻先であざ笑うかのように見下している
暗い倉庫に立ち並ぶマネキンを指差し
これこそが天下だと豪語しながら・・・

マ ....
夕陽に染まった校舎の窓ガラス
君は寂しそうな横顔でひとり石を投げてた
ぶつけられた窓ガラスの割れる音だけがただ虚しく心に響く

そう、僕は忘れない
眉間に皺を寄せ
剥がれ落ちる窓ガラスをグ ....
鉄の鎖が絡みつく
私の身体に重く圧し掛かる世界に耐え切れず悲鳴を上げる
阿鼻叫喚の地獄絵はまるでホラーショーのように繰り広げられる

笑っているのか
泣いているのか
まるで分からない人々の ....
人々がまるで汚らしいものでも見るかのように俺をじろじろと眺める
俺は胸が張り裂けそうになった
ふと、〝孤独〟という言葉が頭をよぎる

〝孤独〟
そう、俺には人々のように備わっているものが何も ....
あなたは渡り鳥
わたしの心のなかから飛び去った
いつか還るよと人は云うけれど
あなたの心にわたしはいない

留まりに来て
わたしの心に

目の前にあるすべての障壁を取り払って
黒いカ ....
ごうごうと鳴る賀茂の水流
橋の向こうのあなた想う

どうかまっすぐ
まっすぐに生きてください
そしてお元気で

胸つまらせ
わたしにはただそれだけ
貴方はまことしやかに人生を演じてみせる
それはより自分自身の理想像に近づくために

仮面の下に隠された貴方の素顔を私は知りたい

虚飾に塗れた偽りの仮面を脱ぎ捨て今すぐ私に逢いに来て
狂お ....
言葉だけで繋がる愛ってあるんだろうか?
君の姿を探して僕はさまよう

風にそよぐ草花をみても
初夏の日差しを浴びても
君のこと想い出す

・・・僕ってすこし可笑しいね
瞳に映るのは君の ....
  傍観者
  手も差し伸べず
  死ぬなと言う (字余り)
 
人の生死(いきしに)は自分自身の意志ではなく
法によって決まる
人は箱の中に収まる人形のようである
自ら死を選ぶ事は人生 ....
By the way,By the way,
甘く切ない夢
海の彼方へと運ぶ

By the way,By the way,
そよぐ潮風
僕の心も知らず

By the way,By  ....
悪徳乱舞
金と名誉は使いよう
さあ、犯罪すれすれのゲームをしよう

コドモをかどわかしたって構いやしない
陪審員にうまく取り入れば都合よく片を付けてくれる
こっちが“被害者”の振りだって出 ....
流されてしまえと心で叫ぶ
張り裂けそうな気持ち抑え
滲む涙すら振り払おうとして

無情にも時は過ぎ誰も見向きもしない
どんなひたむきな花すら踏み付けてしまう

優しさなどない氷の迷宮
 ....
恋しい春よ
僕の指の先にも届かない
愛しい、愛しい春よ
僕をどこかへ連れ去っておくれ
桜吹雪とともに彼のもとへ届けておくれ
ココロに秘めしこの想いとともに

愛は永遠に消えぬ
たとえど ....
まどろみの中に君を見た
君の影を
愛おしいはずの君
優しく微笑みかける君よ
しかし瞼をあげると君の影はスッと
ボクの目の前から消えて失くなってしまいそうになる
首をめぐらせ必死に君の姿を探 ....
どんなに踏まれてもどんなに嘲笑われても
頑張って
今は彼方の時代
熱い涙を越えた向こうには何かが待っている

何時までも応援してるから
彼方達が居なきゃ時代は廻らない
何も正義だけが時代 ....
ひとつずつ壊れていくガラスのパズル
純粋な愛もなにもかも
黒い檻のまえで崩れ去っていく

冷たい鉄格子に指を這わせ
必死に君の名を呼ぶけれど
還ってくるのは己の虚しい叫び声のみ

嗚呼 ....
貴方の瞳に囚われて私はまるで羽をむしりとられた蝶のように
怠惰に白布(シーツ)に横たわる
自由という羽を失った私は芋虫
無言で貴方を見つめ返す
貴方の魅せる夢幻(ゆめ)を今か今かと心待ちにしな ....
さあ、きれいなものをみよう
ヒトを慈しむ心
愛をはぐくむ精神(きもち)をもって

さあ、きれいなものをみよう
憎しみや悲しみから己を解き放て

さあ、きれいなものをみよう
零れ落ちる涙 ....
日常から逃げ出したくなるリアリティ
今も誰かが泣いている

消えた子供の足跡
途切れた過去だけ残して

人間の過ちは泥だらけのシーツに包まれて
草叢に横たわる

夜更けの林のなかで誰 ....
そこには血の通った人間の息吹というものは存在しない
妙に薄ら寒い風が吹く

潔癖潔癖潔癖
何故人間はこんなにも潔癖を求めるのか

青白いセルロイドの人形を抱いて眠る人間共
自分はいかにも ....
人形達の夜は厳しく険しい

どんどんと替わっていく好奇心
今まで向けられていた熱意の眼差しも一度も向けられることなく
忘れ去られてしまう

部屋の片隅にポツリと置き忘れられた人形達
何の ....
栗栖真理亜(539)
タイトル カテゴリ Point 日付
虚空(そら)のうた自由詩025/3/9 21:54
硝子の涙自由詩125/3/8 20:36
海底のレクイエム自由詩125/3/8 20:30
こころの詩(うた)自由詩025/3/8 20:12
空の予兆自由詩025/3/7 19:43
恋慕自由詩125/3/7 19:36
夜のにおい自由詩125/3/7 19:31
おサルの楽園自由詩2*25/3/6 18:54
運命(さだめ)の月自由詩025/3/6 18:47
情熱と魂をもて自由詩2*25/3/6 18:38
初恋自由詩2*25/3/5 17:43
薔薇の行方自由詩125/3/5 17:34
暗闇の底から自由詩025/3/5 17:26
渡り鳥自由詩125/3/3 23:27
賀茂川自由詩025/3/3 23:18
薔薇の刻印自由詩125/3/3 23:13
秘密自由詩125/3/2 20:38
傍観者 自由詩025/3/2 20:32
By the way自由詩025/3/2 19:57
悪徳乱舞自由詩025/3/1 0:08
氷の迷宮自由詩125/3/1 0:00
恋し春の記憶自由詩025/2/28 23:53
愛しい君へ自由詩125/2/27 23:57
仮面の下の涙自由詩2*25/2/27 23:52
赤と白の幻想【ユウワク】自由詩025/2/27 23:43
紅(あか)の軌跡自由詩125/2/26 23:28
愛の雫自由詩1*25/2/26 23:19
日常という闇のなかで自由詩025/2/26 23:15
人形達の夜Ⅱ自由詩225/2/25 22:15
人形達の夜自由詩025/2/25 22:09

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