いつになったら君の背中に追いつけるのだろう
僕の指は戸惑いに震えて君にしがみつく勇気すらない
灰色に澱んだ空を見上げて黒く濁ったため息をつくばかり
そっと舌先を口のなかで転がせてみるけれど
カ ....
かけがえのないものを喪くしてしまったんだ
それはまあるくて透明な硝子のように冷たい
サッカーボールぐらいの大きさの球さ
純粋で壊れやすく
くしゃみをしただけで
粉々に砕け散ってしまいそう ....
闇夜を照らす月は汚れなく真っ白な顔を見せる
あぁ、優しく照らす光の先に貴方がいる
包み込むような慈愛に満ちた瞳で
私を見つめる貴方が・・・
私は秘めた胸の内を月に託し
瞼を閉じて
....
墜ちてゆく黄金のブリザード
渇いた風に晒され
まるで細かな粒子の一粒一粒が
この世を厭うかのように散りゆく虚しさよ
奈落の底に集う
軟らかな日射しの絶え間ない輝きが
旅人の眼を射るよう ....
絡み合う糸と意図とを手繰り寄せ
巧みに操る人形遣い
踊り狂う人形達の破廉恥なまでの動きは
彼の唇に薄い微笑(えみ)を浮かばせ
鋭い眼光を三日月形へと和らげる
ああ、堕落と酩酊の狭間へと送 ....
ココロがふやけて何もかも白紙に戻ってしまった
あぁ、僕はなんて意気地なしなんだろう
額を打ち付け紅く血で染まった壁を見つめながらそう呟く
もしも、このまま君が帰って来なかったら
僕はど ....
這いまわる指先の運動
悦楽(ヨロコビ)の琴をかき鳴らし
滑らかな肌を滑るように
自在な往復が私にめまいを起こさせる
あぁ、水音の鳴る淫らな背徳
心地よい堕落
白い闇に抱かれて光の先へと ....
僕の大切なベビーフェイス
無理に笑わそうとして泣かせてしまったんだ
細く柔らかな髪がサラサラと風になびく
漆黒のカーテンが
涙でクシャクシャになった君の横顔(かお)を隠して
僕から遠ざかって ....
我が家のボンボン時計が十二時の鐘を鳴らし
僕は思わず顔を上げ時計のほうに目をやった
君はいまどうしてるのだろう?
柔かな布団の中で
自分の優しい温もりに包まれながら
深く安らかな眠りに就 ....
写真を捲れば輝くような君の笑顔に出会った
だけどそれはカメラに向かって精一杯
愛想を振る舞おうと造り笑いした笑顔で
僕が心から見たいと望んだ君の本当の顔じゃない
君は一体普段はどんな顔 ....
愛するひと
驚かないで聞いて
私のこと
私が鳥になったこと
いま私は、透き通るように青い
春の空を飛んでいる
白い翼は私のたったひとつの持ちもの
柔かな羽毛に包まれた私の身体は
ま ....
包むような優しい眼差しで私を見守ってくれた貴方
貴方のその温かな手にいつまでもすがりつきたかった
だけど、残酷な時刻(とき)の女神がふたりを引き離し
やがて、ココロまでバラバラにしてしまった
....
堕落の階段上りつめたら僕の腕に捕まっておいで
まるで君は幻影城のお姫様
眩しいくらい妖しい輝きで僕を魅了する
あぁ、君という存在を無茶苦茶にして
一生、僕の花嫁でいさせてあげる
悪魔が僕 ....
幻想(ゆめ)ばかり追いかける君は
君の周りではしゃぎ回るカゲロウを用意周到な網で捕まえては
荒れ狂う波の中へと沈めるけれど
あからさまに眩しすぎる人工の灯りが君の心に暗い陰を残し
やがて、絶望 ....
もう平静なキモチでいられると思ったのに
いつの間にか涙で頬が濡れてしまった
何だか目頭が熱くてどうしようもなくなってしまったんだ
ただ君が他の女のコとキスしたってボクには関係ないコトなのに
コ ....
君を想いむせび哭く夜は
虚しさばかりが募ってゆく
どんなに幻(ゆめ)を重ねても
君の肌の感触すら思い出せない
柔らかな波が虚構を包み込み
私の精神を浚ってゆこうとしても
白い闇が私を責め立 ....
だんだん君が遠くなってゆく
華やかな世界で朗らかな笑顔を見せる君の姿が
僕のココロに突き刺さる
あぁ、君は知らないだろう
こんな僕のキモチ
合コンだってなんだって
君はいつでも女の ....
僕のたったひとつの願い事
ねえ、教えてあげようか?
教えて欲しい?
だったら僕をギュッと抱き締めてよ
ココロとココロが繋がって温もりですべてが分かち合えるから
見つめただけじゃ分から ....
歪な恋が終焉を迎え
誰かの瞳からは血で濁った水滴が溢れ堕ちる
あぁ、白い月が微笑みながら沈黙しているよ
哀れな男は両手を広げ天を仰いで
叶わぬ幻想(ゆめ)の切れ端を追いかけている
暗 ....
もしも願いがひとつ叶うなら
僕は幻の里へ君を連れてゆきたい
雨で濡れた大地を踏みしめ
柔らかく笑う空を見上げれば
七色に光る橋が僕らを優しく迎えてくれる
どんな苦悩も目的も到達してしまえ ....
小さな惑星(ほし)に棲む僕らは
何かを信じるたびに傷付いてばかり
憎しみから解き放てない
ほら、涙を拭いて
前を向いて
眼下に広がるイバラの路を歩いてゆこう
どんなことでも怯まず進 ....
僕のアタマのなかは黒い嵐が渦巻いて
僕を困惑と狂気のさなかへと陥れてゆく
あぁ、信頼という壁は
砂糖で作られた家のように崩れ去り
まるで、唖のように押し黙っているよ
なにもかもが混沌 ....
すれ違う影がまた新たな哀しみを映し出す
このまま君と再び出逢うことなく一生を送るのだろうか
顔を見合わせ君の本当の気持ちが知りたい
いっそのこと、僕のココロのうちを明かそうか
ねぇ ....
君の肌の感触を想い描きながら丸いカーブを這う指先
まだ出逢ったコトのない感触が私を夢の世界へと誘(いざな)う
それは白い、白い夢
誰にも邪魔されない私だけの幻
ひとりぼっちの遊戯(アソビ) ....
ヒトは見た目ですべて決まるんだって
もしもそれがホントなら人間ってよっぽどカシコイんだね
見た目だけですべて判断されるならきっと清いココロなんていらなくなる
仮面の下にキタナイ下心隠していて ....
〝思いやり〟という旗を振りながら
ヒトの心を泥の付いた靴で踏みにじり
薄ら笑いを浮かべてる
青白い陰が不気味に揺らめきながら
僕の周りを取り囲むよ
どんなに
逃げても、
逃げても、
....
哀しみの連鎖が僕の身体を締め付ける
絡み付く鉄の感触が僕の精神を徐々に冷たく冷やしてゆく
あぁ、何を言ったって無駄なコトさ
弁解の余地は箪笥の隙間ほど残されていやしない
ふたりの間に吹く隙 ....
クルクルと舞いながら笑うのは誰?
ノッペリと白い仮面がお似合いのふたり
華やかな衣装を身に纏い愉しそうに踊っている
客席から色とりどりの花達が羨ましそうに見つめているよ
舞台は歓喜を極めや ....
もし、終らない世界があったとしたら
君とずっと一緒にいたい
どんなに暗い世界でもいい
きっと、君といれば明るくなるから
夢と現(うつつ)とが一体(ひとつ)となって
僕らを包み込んでゆくよ ....
車を降りて思わず空を見上げた
真っ暗な夜の空に
弓のように細長く曲がった三日月が浮かんでる
白い
白い
輝きのなかに愛しいヒトの顔を思い浮かべ
ギュッと痛む胸を押さえた
まるで月 ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
0.22sec.