“命を大切に・・・・・・。”
あぁ、なんて聞き飽きた言葉なんだろう。
その言葉を聴くたびに鼻で笑い飛ばしたくなる。
だって馬鹿馬鹿しいじゃないか。
命を大切になんて言葉、滑稽だと思わないか?
....
ケータイ電話が音を立ててぷつっと切れた。
ぼんやりと、うんともすんとも言わないただのモノを見やる。
これで世界とあたしを結ぶものはなくなったんだな、なんて思う。
そしてほっと小さく息を吐く。 ....
ひとつには態度の不徹底である。
こちらのひとには我慢できないことでも、あちらのひとでは平気で看過できる。
脳味噌が足りないのは仕方のないことではあろうが、
足りない脳でもせめて最大限使うよう努力 ....
岬の小屋の倉庫を改造した酒場で、ロナは働いている。
昔は母親も一緒になって仲良く働いていたのだが、とうの昔に魔法使いと家を出てしまって、今は一人だった。
ある日雨も降っていないのに、ずぶ濡れの ....
1. パセリと手紙
晴れた日にディーディーは死んだ。
さっきからぼくはパセリを見ている。人工的な見栄えのあざやかに澄んだ緑色のパセリを。銀色のスプーンを脇に押しのけた。とりあえず何も考えて ....
白(shiro)氏の「5つの返答」について。
1について、ぼくは非を認めたいと思う。
蛾兆ボルカ氏がどちらもテクスト上では大差ないと言ってくれていて、
その点ではぼくもそう思っていたのだが、 ....
いぇね、たぶん無いと思うんだよね。
生きてるとは思えないからさ。
もし、生きてるなら、水洗トイレでジャァーっと流されて黙ってるはずが無いと思うんだよ。
それでも、こう「意思はある ....
言葉は明らかに理解を強要し、蹂躙し、すべてを混乱に陥れ、
人を無数の空虚な論争と無益な空想に追いやる(フランシス・ベーコン)
1.
漫然としたものでも、生きていればそれなりに ....
先輩が急逝した。
スキー場で倒れたんだそうだ。ドクターヘリも飛んだらしい。まだまだ、これからというときに。
先輩が主催していたメーリングリストがある。会員は2500人。毎日の膨大な投稿に、 ....
詩とは何か。その問いに答えられない。何十年もやっているのに、わからんのだから仕方がない。その問い自体が、名づけられない詩のようなものだ。じっさい詩は問いであると述べた詩人がいる。たしかに、そのような ....
時間の使い方が下手なのではないかと思う。
生活環境や習慣のせいもあるのだろうが、
自分以外のひとたちがことごとく皆、時事問題に通暁しているさまを見ていると、
このひとたちは一体どういう時間の使い ....
昨日の夜中から今にかけてイジメについて書いたものです。
私は戦いを避けることよりむしろ積極的に戦いに行くことの方が大きな可能性を持っているのではないかと思う。
「決して戦うべきではない」と ....
簡単に。
作品がそれを欲するのなら、
それが作者にとって、
どんなに嫌なことでも辛いことでも、
なんでも書く、
書いてしまう。
それで消耗して苦悩し ....
A 以前ね、知り合いの女の子の髪型が変わっているのに気づいて、
「髪型変えた?」ってなにげなく聞いたのよ。
そしたら、その娘がえらく怒りだしてね、ビックリしてしまった。
話を聞くと、なんで ....
いまさっき、ブックオフで浅田彰「逃走論」という本を買ってきました。
まだ一行も読んでいないし、著者もぼくは初めて見る名前なので、
どんな内容なのかいまのところはサッパリ見当がつかない。
じゃあな ....
人は「現実の世界」と「物語の世界」という二つの世界に住んでいるのだと、最近は思うようになりました。
しかもどちらか好きな方を選んで、好きな世界にだけ住むことはできなくて、
必ず二つの世界にまたがっ ....
(「影の無いおとことオシの娘が山あいの廃屋に住んでいる。」と伝え聞いた。)
おとこは、月を空から引き剥がしたいと思った。
大事なひとが喪われた今、なぜコウコウと輝くのか?と、
うらみがまし ....
車は走る。
酒などなめる程度にしか口にしていないのに、なぜか疼痛があたまにしつこくこびりついている。
ウインカーの点滅音。
そのメトロノーム。運転手はハンドルを大きく右に切った。
ゆるや ....
第十ニューロン「そして今へ。」
さて、私はそのままアメリカに来てしまった。
アメリカについた当初の事は、また別のエッセイに書くとして、
一連の事柄で覚えている事を、書き記しておこう。
....
わたしは一青窈さんのハナミズキという唄が好きです。
この唄の中に
大好きな一節があります。
それは
{引用=
果てない夢がちゃんと終わりますように
}
という一節です ....
食べては吐いて、を何度となく繰り返す。それなのにどうして私は尚も食べ続けるのだろう。クリームサンドのクラッカー、ピーナッツチョコレート、苺ジャムのマシュマロにチェリーコーク。袋はどれもあいていて、中身 ....
第九ニューロン「遠くまで」
侑子とは疎遠になった。
相変わらず、舞子とはメールをしたり電話をしたり。
一度、ゆかりの家に行った事を覚えている。
その時は、ただ彼女の家に映画を見 ....
第八ニューロン「ゲス野郎」
実家から、電話する。何の用件で電話したのか、忘れてしまったが、
喧嘩腰で何かを話していた気がする。
その時に、色々と聞いた、女の子の事、妊娠の事、覚悟の事 ....
久しぶりに、続編を書こうと思う。
書こう書こうと思っていたが、すっかり忘れていた。
ポイントを貰った事を切欠に、また書き始めようと思う。
更に記憶は薄れている。しかし、どうにか書ききるまでは…。 ....
友達は必要ですか?
って日本語にどこか違和感を感じた。なんでだろう。
たぶん「〜は必要ですか?」と構文自体にうそっぽさを感じるからだろう。
「必要=何かをする時に、そのものの存在を無視しては ....
ここしばらく世間を騒がせている、厚生労働大臣の発言。
今日、日曜日で、週のまとめとしての報道の中、いままでの発言もあった。
何様だ、この男は。
子供を出産でき ....
今日もロボットは、パソコンの前に座り、スパムメールを送り続ける。
休みなく、こつこつと、プログラムされた通りに、適当な言葉をくっつけて、色々な国や人にメールを送る。
「主人が出張がちでとても ....
僕にとって理想とは可能性のことです。僕の詩『情景、雨宿り』が指し示す意味の一つの要素として「羽=可能性(=理想)」という意味が込められています。人間として、そろそろ本当の意味で信念を貫くときがやって ....
「マザコン」「ニート」「友達親子」・・・色々な言葉がやや否定的に言われているけど、様々なマザコンやニートや友達親子があって、様々な原因があって、それが良いのか悪いのか、の判断もすぐにはしてはいけなくて ....
彼は 物書きだった
彼は古いランプを持っていて
ほかには何も持っていなかった
紙も
ペンも
なにも持ってはいなかったのだけど
彼は物書きだった
パリからオルレ ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
“命を大切に”という言葉
明星 梟
1+*
07/2/17 21:41
ケータイ電話
はるこ
1*
07/2/17 21:40
笑いたい、腹が痛くなるまで笑いたい
んなこたーな...
2*
07/2/17 18:43
ロナの憂鬱
緑茶塵
0*
07/2/17 17:22
パセリと手紙のある浮き島
hon
2
07/2/17 0:43
補足などなど
んなこたーな...
1*
07/2/16 19:59
その①「うんこに意思はあるのか」
[group]
さち
8*
07/2/16 9:06
5つの報告
んなこたーな...
2
07/2/15 11:02
浮遊する星
uminek...
13*
07/2/15 7:57
●そろもん第四の栞
みつべえ
10
07/2/14 21:51
時事について
んなこたーな...
3
07/2/13 19:54
同じリングで戦いたい
リヅ
0+*
07/2/13 18:58
SATP.Vol.9,「 簡単に、おやすみなさい。 」
PULL.
5*
07/2/13 11:57
イジメとエリオットと超サディストであるぼく、んなこたーないと
んなこたーな...
4*
07/2/13 1:18
「逃走」と「闘争」という語呂遊びを使おうと思って使えなかった ...
〃
4
07/2/12 16:00
「現実の世界」と「物語の世界」
相良ゆう
2*
07/2/12 4:46
山間の月
まれ
3
07/2/11 22:09
空の巣
水町綜助
7*
07/2/9 17:34
記憶の断片小説・ロードムービー「卒業」
[group]
虹村 凌
2*
07/2/9 4:59
わたしの好きなうた
相良ゆう
0*
07/2/8 22:33
モラトリアム
朽木 裕
2*
07/2/7 11:08
記憶の断片小説続編・ロードムービー「卒業」
[group]
虹村 凌
1*
07/2/6 4:05
〃
[group]
〃
0
07/2/6 2:44
〃
[group]
〃
0
07/2/6 2:15
友達は必要ですか?
青色銀河団
1
07/2/6 1:11
この国で「生きていく」とは(随筆)
逢坂桜
4+*
07/2/4 11:51
メールロボの幸福
[group]
ふるる
12*
07/2/2 17:26
自戒
結城 森士
0*
07/2/2 11:24
自立はいいことかどうか
[group]
ふるる
7+*
07/2/1 12:47
ベルセーズ
[group]
もも うさぎ
13*
07/2/1 10:57
174
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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