世事に疎い過去に学んだマ〈リ〉ーは、時事に関心を向けるよう努めて
いた
マ〈リ〉ー アントワネット(以下マア)
カントゥー地震の折は、火事だったのね?
ポリニャック伯爵夫人 ....
ひとから相談をされたりすることはめったにないぼくですが、さっき後輩からこんな電話がかかってきた 。
「あ、ぼくですー。こんにちは。ぼくきのう推薦で大学きまったんですよー。
あ、はい。あ ....
天気が良くない。いちど実家に帰って、それからまたここへ帰って来て五日。ずうっと天気が悪い。雨か、そうでなくても曇り空。桜の花はもうほとんど散ってしまって、枝に残るしなびた色はもう桃色ではない。
....
マリ子は中学生の時バレーボール部に入っていた。人気のアニメに感化され友人の雪と一緒に入部した。新入部員はボールなど触らせてもらえない、ひたすら校庭の走りとバレーの基本姿勢を覚える。その中には、腕立て ....
あしたの準備、というものをしないで寝る子どもだった。宿題も、時間割も、着る服もほとんど準備しないで寝てしまった。かといって、早起きするわけでもなく、だから毎朝、わたしは兵士のようにごたごたと用意す ....
眠る、それは祈りだ、もしくは祈りに似たなにか
新しいソファー、白い合皮のソファー、ふたりがけのソファー、わたしたちのソファー、わたしたちの部屋にあるソファー、わたしたちの生活に調和するソファー、 ....
口のなかの、右側の、親知らずを抜いたところが腫れている。そこはたびたびそのように腫れるのだけど、それは、「ばいきんが入った」せいだと、ずっと思っている。むかし長年歯列矯正をしていたころにも、そのよ ....
祈祷師は暇だった。まずいこのままでは食いっぱぐれて仕舞う。
仕方ないのでスーパーに就職する事にした。就職と言ってもアルバイトだけど。
主に資源ゴミとカートの回収を担当する事になった。
....
三月十二日の話をする。
三月十二日、東京は晴天であった。青く澄み、雲ひとつなかった。
確かその日は、原宿のあたりをブラブラとしていたのを憶えている。
日本人も外国人も、いっしょくたに暢気に笑って ....
何故に詩という詩人にとって最も
その存在を証立てするものを
便利な道具として使うのだろうか。
「あなたが嫌いです」
何故メールなり私信なりで直に言わないのか。
それを言う度胸の無い小 ....
きのう 被災地の蔵人さんの作ったお酒が とどいて 嬉しかった。タイミング 良すぎで届いたので、涙が ちょちょぎれたくらいに嬉しかった。ネット家計簿ソフトを開くと、被災地にできることが何か解らない、 お ....
先日アップした、「がんばるな、ひとよ」への補足です。
表現者が、パフォーマンスをする、文章を書く、絵を描く、そのような行為に、自己満足や自慰の要素がないことがあるだろうか。人を傷つける可能性 ....
人間は過ちを犯す動物である、と以前、職場の先輩から教わったことがある。
人間が人間である以上、それはかなしいことに避けられないのだ、と。
過ちを可能な限り取り戻す努力をすること、同じ過ちを繰り返さ ....
準オープンの常連から出世した馬として、関西の競馬ファンは、ダイタクヤマトや(少し格は落ちるが)エムアイブランの名前を挙げるだろうが、関東では何といっても彼であった。
4歳緒戦に準オープン入りしてから ....
今日って何日、なあ、今日って何日、俺はたぶん七日から十日の間だと思うんだけど。
記憶がとぎれとぎれなもんで感覚が合いません、って言ったらいいの?バイト?いきなりレジ立ってたりしたよ。
....
好きで、よくライブへ行くのだが(インディーズ・ロック・バンドが多く出る)、どうしてもベースに見入ってしまう。ギターやドラムやヴォーカルやキーボードももちろんそれぞれに素晴らしいのだが、ベースの、あ ....
いろいろな男の子をみてきた。みなすばらしかった。もちろんなかには反りが合わない子もいたけれど。たぶんわたしはもともと生まれつき、男の子がとても好きなのだ。
男の子を、欲しいなと思うとき、心はざわ ....
西へ向かう電車に乗ると、すでにひとっこ一人いない電車に乗って風邪をひいてめんどくさい。
羽をすっかり伸ばしてしまうと残りは二人になった。
まつげの手入れに余念のないつり革の住人がソフトシンセサ ....
騒がしい夜が好きだが、静かな夜も好きだ。静かな朝はもっと好きだ。愛しているといってもいいくらいに。
きょう、ここには静かな朝が来た。完璧な朝だ。空はつるりとしていて、朱から藍を見事に染め上げてい ....
「がんばるな、ひとよ」
(3331 Arts Ciyodaにて2011.4.3に行われたパフォーマンス・アクトにて私が行ったこと。)
はい、行ってきました。参加してきました。ど ....
大塚に住んでたころ朝シャンとかいうのが流行ってたんだけど家からすぐのところに村田女子高校があったから朝仕事行くときすごい匂いだったっけなあ。ああいう風習は本当に困るです。北海道弁でいうとぐあいわるい ....
この土日は良い天気でした。
でも風が強かったなあ。
ヘドロが乾いた粉塵がひどいので,風が強いとしんどいけども,ぽかぽかしているのは,外活動が苦痛でないという点だけでもとても嬉しい。
朝晩は ....
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私が詩を書く時、「コトバに力を」がテーマのひとつです。心を揺すぶれる力って何 だろうといつも考えています。もっと、見えるような力を帯びたコトバを書きた ....
私は、春という季節が少し苦手なのだと思います。
何故か、春になると、漠然とした不安を覚えます。
澄んだ空の下に立つと、柔らかな日差しを浴びると、居心地の悪さを感じます。
カーテンから部屋へと ....
被災地よりみなさんへ。
なんでもいい、花を育ててください。
こちらには手向けの花も祝う花も慰めの花もない。
どうか花を育てて、祈ってください。
西日が明るい内に黙々と、母娘はガレージセールをしまい出す。陶磁器
がカシャカシャと、昨日と同じ音で擦れ合う。
週末と祝日の三日間、足を止める者は滅多にない。他家の廃品を漁るよ
うな構えでもな ....
3月も
今日で
終わりです
明日から
4月ですね
エイフリルフールだね
まだまだ
少し
寒いですね
明日から
また
無理しないように
がんばります
ケイコムは昨日 ....
ことばは、内容(意味されるもの)が空虚になったと詩人たちに判断されて、ことば自体を問題にし始めた。ことばがそれ自体を問題にするのだから、意味されるものは一義的なものではなく、メタレベルのものになる。 ....
言葉・詩は、高揚に逆らって下方へ構築されてゆく。
その「深淵」の透明度は、凄まじく高い。
また色彩豊かなモザイク技法で描かれたかのような詩には
読み手の「視・聴覚」を惑わす効果がある。
風、水 ....
瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
午後の紅茶
salco
2*
11/4/24 22:52
人生相談(10月の日記から)
ああああ
4*
11/4/23 22:32
鞄のこと
[group]
はるな
1+
11/4/22 18:49
押したい背中
森の猫
4*
11/4/20 21:21
準備のこと
[group]
はるな
4
11/4/20 18:40
もしくは祈りに似た何か
[group]
〃
0
11/4/20 0:21
菜の花のこと
〃
1*
11/4/15 17:38
分別ゴミ
間村長
0
11/4/13 21:39
三月十二日の話をする。
草野春心
3*
11/4/13 21:02
チンカス詩人への「あて付け散文」。
小野 一縷
9+
11/4/13 20:08
今こそ、詩を書こう。
るるりら
10*
11/4/12 10:10
売名上等
白糸雅樹
3
11/4/10 1:23
「名」馬列伝(16) サイコーキララ
[group]
角田寿星
2*
11/4/9 23:44
「名」馬列伝(20) グルメフロンティア
[group]
〃
2*
11/4/9 23:42
スキャット
榊 慧
2
11/4/9 12:23
ライブのこと
[group]
はるな
3
11/4/9 3:31
男の子のこと
[group]
〃
3
11/4/9 3:15
誰かぼくにファミコン買ってよ
竜門勇気
0
11/4/6 5:09
朝を迎える
はるな
1
11/4/5 5:54
「がんばるな、ひとよ」(3331 Arts Ciyodaにて ...
白糸雅樹
2+*
11/4/5 0:02
仕事してるときおもいだすこと
日雇いくん◆...
3*
11/4/4 8:36
三週目の日記
縞田みやぎ
12
11/4/3 23:09
口を突く言葉こそ真実を内包する
[group]
beebee
2
11/4/3 19:00
「春について」
青井とり
2
11/4/1 22:57
春に寄せて
縞田みやぎ
11
11/4/1 7:51
連れて行かない
salco
4*
11/4/1 0:59
早いですね
[group]
そよ風さん
3*
11/3/31 21:14
「欲望と記憶、死と再生」のためのノート(批評祭乗りおくれ作品 ...
N.K.
3*
11/3/28 23:43
詩人から詩人へ 2 / 掛川 享嗣 氏 to 岡崎 よしゆき ...
小野 一縷
2*
11/3/28 21:53
詩人から詩人へ 1 / 掛川 享嗣 氏 to 木立 悟 氏
〃
5*
11/3/28 21:48
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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