{引用=
(透明な感性とやらがほしくってそれは犬とか食べても安全?)




ビー玉が散らばる雪の校庭を裸足で乱そう(見つからないように)



息を吸って吐いて吸って吸って吸っ ....
モノクロの極彩色に手を沈め感じるままに朱の月

白と黒そしてそこにはひとつ朱彩りのある世界を望む

パサリパサリと散りゆくは解いた朱の花になりけり

魂の欠片ごと一片も残さず食いち ....
朝口の犬とのサンポ日課とし
夫征きてより一年過ぎし
 
さよならと言い切ってからその後で未練がましく抱きたい夕べ
 
 
しみったれた笑顔ばかりでへらへらと浸かり込んでく夕焼け小焼け
 
 
魂のあふるる時に泣くんです 産まれた時もそうだ ....
    

落ち葉炊きこの子の頬も紅くなる重なる衣一つ我が手に

紅葉を川面に移す澄んだ水雨音聞いて山は隠れて

聞こえてる耳元囁くあの晩は重なる気持ちずれる今なお

寂しさを感じるそ ....
あと少し
伸ばせば触れる
その距離を
縮めることさえ
躊躇うゆび。


あと一指
触れる間際に
鳴るベルに
気力は削がれ
離れる熱よ


小指だし
交わした約 ....
枯れかけたコップの花に手を当ててげんきになれと口には出さずに

きみからのメールはいつも一行でだけど保護するそれしかないから

さいていだと百回唱えて酒を飲む外は子供の走る足音

使うあて ....
ひとりしか居ない器を器ごとひとり呑み干す冷えた指もて




呑みつづけ呑みつづけても酔えぬのはただ両目から流れ出るため




道を燃し壁を燃す手を振りほどき歩む ....
水晶を砕いてください船底でふゆの花びらかくまうように






捨ておいた言葉に幾度も拾われて星座のたもと鋭角を知る


閉じかけた波音の日がよみがえる月の鏡の無言を浴び ....
白空のヒビは街路樹の冷たい手 聞け言の葉の声をココロで


外套の襟をかすめる単音のグロリア今宵は木枯らしのイヴ
待ち合わせ ほんとは早く 着いたけど わざと3分 遅れてみたの
待ち合わせ 仏頂面は 照れ隠し 昨日何度も 練習したんだ


窓の外 恋人同士が 歩いてる あたしと君も そう見えるのかな
い ....
買った父が誇らしげに笑う。ぎゅっとつまった、初みかんの味。

暮れどきに見た木の、やわらかな色彩に、心からこの町をいとしいと思う。

天気予報見ずに失敗した、とふるえるあなたに、この赤いマフラ ....
「《本当》は

秘めてこその本当だ」と

言わんばかりの

嘘つきあなた
黒板の日直欄は空っぽでもう聞こえない幼い号令



すみっこでカロリーメイトをかじってる後ろ姿に見覚えがある



段ボール製のアポロの操縦桿左に倒して難破しようよ

 ....
今年もまた
やってきたんだ、
クリスマス
何をお願い
しようかなぁ??
 
そうだなあ
君にいてほしい
去年と同じ
何もいらないよ
隣に君が
いてくれたなら
 
彼女と僕が
 ....
逆さまの絵が文字になり唱になり降り来るを視るひとりけだもの



かけらからかけらを生むはおのれなり触れもせぬまま砕きつづけて



水涸れて見えぬ片目に見えるもの ....
みかんみかんみかんあ・な・た・の・み・か・ん!ほら口の中がすっぱくなった。


あははははははは自分の急所もそこだから刺せないんでしょ?えいっ!。


囚わ ....
何気なく「おはよう」なんて言わないで声が震えてオーバーリアクション

初デート肩を並べて歩いてもあなたの歩幅は速度オーバー

長電話疲れてるんならやめればとオーバーオールのあのこが唄う

 ....
この恋は無色の花火だ
きらきらと焼失してゆけ
plastic piece



終電の流線形の窓の灯を数え切れずに途中下車する



くずかごに名前をちぎって捨てる朝
涙はなんで ....
   

   すれ違う 落とした視線 見つめるは

           ただ一度だけ ふれた指先
{引用=
        フォークダンスは学生の特権だと思う・・・



  ....
枝の端に

咲きぬ君に目もくれず

落ちたその時

恋初める僕
裸より下着姿がエロティック 垂れたお腹と透けた陰毛

彼の居ぬ時に美代子と愛し合う「帰さないわ」と言われ怖くて

「桃ちゃんの子どもが見たい」と言ったのは彼ではなくて美代子だったね

首筋 ....
西暦の未来分だけ過呼吸になるというなら(青い背中は、)


「ぼくという、きみというのも青までね」イヤフォン越しにゆらぐ終着


平坦な青にまみれる朝を見たあなたの声にふれてはさめる
 ....
身から出た錆を口から吸い込んで 酔えば初めて 血は赤くなる 雪に塗れるガキ供も真夏の夢を見ているだけさ ループループループ



彼らは誘蛾灯のようなコンビニの窓硝子に陳列されて寂しい夜を過ごす人種です



夜というものはベッドの上で誰も ....
今度こそ

今度こそは と

思うのに


結局ぼくから

おやすみコール
乾杯のグラス持つ指に触れたい 苦味も好きと言える日までに


まだ知らない ジントニックのその味も それを味わう その唇も


泥酔を希望してみる 空グラス 氷を砕くあなたの口元


 ....
コガラシがまた波たてる
小さい僕
夜空の水槽木の葉泳いだ
木枯らしの
通りし手など
要らぬだろう
君がために
懐炉を握る
 
冬の気が
流るる街の
辻に立つ
石焼き芋が
鼻先に吹く
 
街路樹の
冬に絡まる
えるいーでぃー
 
 ....
東京に行けばゴジラが出るんだと本気で恐れた幼かりし日
『ゴジラ』

いつだって引き出しだけは片付けて青い頭の「誰か」を待って
『ドラえもん』

コロッケをお昼休みに食べながら睡眠不足の瞳 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
僕達の井戸しろいろ11*07/12/12 7:26
モノクローム・レッド榊 慧1*07/12/10 21:04
平成十九年十二月十日むさこ2*07/12/10 19:40
短歌黒子 恭307/12/10 5:20
ぷりずむ川口 掌5*07/12/9 20:58
ゆび。秋桜2*07/12/9 19:12
自分一人も救えない男が世界を救うような夢を見て目覚めた朝haniwa3*07/12/9 14:43
客人木立 悟407/12/9 13:12
◆ふゆの花びら[group]千波 一也19*07/12/9 11:31
モノクローム in the worldRin.17*07/12/8 22:05
sweet sweet sweet冬蜜柑207/12/6 13:39
そっとやってきたアキラ4*07/12/6 4:20
見せ付けて三条107/12/5 17:58
地球システムしろいろ17*07/12/4 17:46
願いは和森朱希107/12/3 23:41
双響木立 悟807/12/2 23:52
「 ディセンバー・ステップス。 」PULL.4*07/12/1 22:11
over冬蜜柑207/12/1 20:27
地下室の海しろいろ8*07/12/1 11:08
創書日和「指」    学生のころ[group]逢坂桜207/11/30 22:01
ないものねだり三条307/11/30 12:04
美代子ちゃん壺内モモ子1+*07/11/29 22:50
ブルー・キュラソーyuri.9*07/11/29 0:39
かとうゆか407/11/28 18:37
やっぱり、女の子ですから、ね。ピッピ207/11/28 0:32
おやすみコールみへき渉107/11/26 23:45
アルコ・ホリック衿野果歩0+*07/11/25 10:36
水槽アイバ シュ...507/11/24 21:42
一か月早いが気にしない殿様が得る007/11/24 6:28
世代を超えろ!〜漫画・アニメ・特撮で五七五[group]AKINON...707/11/23 13:50

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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