年齢と同じ点数とったテスト
二度とは見ずにヒコーキとなり

花咲く日くるまでさみしくないように
今きみに魔法をかけようか

春風に眠気を催す五時限目
我夢でナポレオンと結婚す

ア ....
君を知るはじめての雪くちびるに
    触れるまもなく溶けゆく微熱


汽笛過ぎたどる鼓膜に降りかかる
    {ルビ細雪=ささめゆき}かな哀しみかすか


綿雪がいつか隠してくれるま ....
ポカポカと暖か過ぎる冬なのに異常気象は人間への罰

昨日観た夢の続きは目の前で正夢となり動き出す恋

眠れずに夢と現実に挟まれてサンドイッチの胡瓜の気分
抱く、抱けない、花占いの吐瀉物をすくいあげ我の濁流を知る


注がれることは満たされることとは別の話だとわかっていました


不純物が混じっていたのか培養液 自滅という名の細胞分裂

 ....
待ち合わせ場所はどこかの曇り空ばかりが続く駅かバス停



大波が小波を飲み込むように冬 芒ヶ原に消えゆくふたり



砂浜に打ち上げられる夕焼けの淡い波間に拒まれながら
 ....
夏の森 名前も知らない木の下でキス ぼくらは陸のゴールドフィッシュ


懐かしき結び目ほどき触れてみる あの日の君にも今ならきっと


目をそらし再び合わすその感覚にいつしかとりつかれそう ....
空つかめ空つかめよと叫ぶ声かたむけるたび赤く咲く声



ふいに鳴る{ルビ雷=いかずち}の背に乗せられて紅もこがねもむらさきをゆく



眼球の影わたり鳥つらなりて夜の城門 ....
バリバリと板チョコ食へば冬の夜腿の辺りが寒く感じぬ 黒猫が今横切った瞬間を写真に撮った?わからない影



かみさま、と呟く少女少年の描いた絵画に無い色が好き



ヴァイオリン壊したことがあるひとは今すぐ足をあげてください ....
冬枯れの
枝の指より
こぼれ見る

白い半月
心 温め
肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪


珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨

呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動

なめらかな君の胸に耳寄せる ....
13番 サーティワンならアイス屋ね、とひそかに触れた君のユニフォーム


夕立を追うように駆ける君に呟いたのは 『風邪ひかないでね』、届いて欲しい


はじめては親指震えたEメール ....
二年間温めてきたこの想い今言わないと行き場失う

伝えても僕の気持ちは届かない?恋の女神が男を選ぶ

「好きです」と言ってしまえばもう終わり相手の答え全身で聞く
っくすしてから恋をして失恋したらあなたでオナニー三昧。


ごめん今日はその気じゃないの(さっきジョニデでオナニーおなかいっぱい)。




「いつも誰 ....
目に見えるものには私が見えている 見えないものに見られていたい



夢の中で君が泣きやまないことを遅刻の言い訳にした月曜日



大吉の籤に埋もれて死んでみる あ なん だやっぱり生 ....
 
ハスキーな瞳の夢を抱いて寝る執行猶予がきれる前の日
 
エイエムと言う名の午前に永遠と言う名の嘘に呑み込まれそう
 
街灯に群がるみんな寂しがり だからそんなに独りなんだな
 
 
 ....
傷ついた黒板にチョークでキキキと悲鳴を書いた聴こえてますか?。


感情が通ります白線の内側までお下がりください「バカ!。」




口数の少ない入り口 ....
ここまでが皮膚ここからは粘膜と褥にて解剖学の夜

ゆらゆらと灯籠廻るわたくしと死者とを分かつべく廻りたり

世界中で僕が一人になるまでは椅子取ゲームの音楽はやまない

眠りたるをんなを残 ....
爪先のパールピンクから鳴る音を聞いてみたくてそっと指置く


漆黒の百合のような髪揺らしマークシートを塗っているひと


途中なら何色とでも言えるから回し続けるグローブジャングル


 ....
マシュマロの軽さで君と交わった優しい音のするこの部屋で

窓の外月のメロディー聴きながら繋ぎ合わせる昨日と今日を

おやすみと笑顔の数は数えない信じたいからもう泣かないよ
見えぬ鳥いだく重みに耐えかねて歩み止めし時そは飛び去りぬ



一枚を破いたはずが二枚なりお前をどこに葬ればいい



あなたにはあなたの石がわからないあなたの水に削れ ....
非常識ゆびの動きに旋律す何に喩えておんがくかたる?



飲み込めば海どこまでも海岸す遠い夜空に沈む航海



逆らえばごろっと未完こぼれだす胸の意識の底の明日の


 ....
せりなずなもはや野山で得れぬものあかぎれ知らぬ手の買う七草

母の言うごぎょうはこべら忘れればいっそ帰れよ病で家に

白がゆで満ちる鍋こそほとけのざ黄色の匙で母から子へと

いぢわるをする ....
口ずさむ歌も亡くして冬の海に君を葬る(雪降り止まず)

ウエディングドレスの尻尾に水色のポストイットで貼れ祝婚歌

少年よゆめゆめ忘るることなかれ『御婦人はみな理不尽である』

これはつ ....
雨の中ドラムを叩く僕がいてピアノ奏でるきみがいる海



風の無い丘でうたた寝 ねぇここは風の駅かと聞いてくるきみ



ねぇ誰か教えておくれどうすれば僕は靴下を食べずにすむか ....
 桜

僕たちの最初の声が本当に欲しがったのは何だったのか
{引用=羊水の中で足掻く胎児は
魚類に他ならない
僕たちが生まれたとき
本当に欲しかったものは何だったのでしょう
どうして ....
逆立ちで見ている蝶がひらひらと空へと墜落してゆく絵画




音楽はすでに秒読み棺から指揮者は水となってこぼれる




ハイウェイを夜と名付けて人見知りばかりしている ....
浅ましい魚に餌を
やるように君は俺に
言葉を与える
一年を健康無事故で過ごせるよう
一家の和楽祈りゆきます

職場でもまた地域でも実証を
示す行動一年貫く

信頼と友情の輪を広げよう
自分が成長人を励まし
並んでいる箱の中にて細々と使いこなせぬ紋切り型を
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
魔法をかけようか春日2*08/1/22 22:58
六花(りっか)[group]石瀬琳々6*08/1/22 14:07
夏川ゆう108/1/21 18:30
『感』だけが石畑由紀子7*08/1/21 2:14
連綿不在本木はじめ7*08/1/20 18:38
goldfish春日1*08/1/20 17:48
冬と声木立 悟3*08/1/20 17:40
夜のチョコレートA-292*08/1/20 1:11
ノンフィクシャン本木はじめ508/1/19 19:40
今宵の月シュガー・ソ...5*08/1/18 17:15
夕焼けエクスプレス[group]さくらほ7*08/1/16 20:30
こぼれる春日0*08/1/16 18:13
恋の女神夏川ゆう108/1/16 9:30
「 っくすおちんぽおなにーおなかいっぱい。 」PULL.1*08/1/16 8:06
中指を立てて待っているのにピッピ808/1/13 23:11
永遠と孤独についての考察黒子 恭108/1/13 11:25
「 キキキ。 」PULL.5*08/1/13 7:14
なくしたものを雑詠山田せばすち...308/1/12 20:30
猶予期間ポッケ1*08/1/11 17:20
月の詩ユメミ リル2*08/1/9 21:02
むすび たかなり木立 悟408/1/9 15:25
非常識本木はじめ308/1/9 5:19
これぞななくさ亜樹008/1/7 23:09
忘れた頃に雑詠山田せばすち...2*08/1/7 20:23
走り去る電車すべての駅を過ぎ風は本木はじめ608/1/7 5:24
陽炎[group]士狼(銀)4*08/1/5 15:04
highgradation本木はじめ1108/1/3 2:00
まだ求めてますもっとちょうだい榊 慧4*08/1/2 22:48
一年の計空麦008/1/2 22:10
百景その1udegeu...007/12/30 15:04

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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