観葉植物に電子レンジのアース突っ込むエレキテル彼女。


ベッドの下からイノキの銅像!謎は深まるイノキテル彼女。


シルクのドレスはインド製でフェアトレー ....
縁側で三味線弾けば寄ってくる雄猫一匹二匹三匹…

場末のバー 流しがアコルディオンで弾く小唄にうずく恋の古傷

億円の名器なれども叶うまじ 竿のはげたるビオロの美音

十五夜の月の明かりに ....
合鍵は人から人の手の中で 愛と別れのカノン奏でる

わが指にかき乱されて鳴く猫のその声可愛いや 舌もてふさぐ

ねぇしようしようと夜毎ささやかれ 花を開きし罪におののく

ラブラブのムード ....
御自慢の新車のサイドシートをば独り占めする春の日だまり

誰知らぬ間に思い出を持ち去りて消えたし
春の風のごとくに

春立つ日
去り行く冬に置いていくもの並べたら
カラになる我

丸 ....
君のまますべてに到く君であれそう言わずにはいられない揺れ



望むとも望まないとも知らぬまに変わりつづける歩むものの背



午後になり来そうで来ない雨があり斜め ....
さけられない出会いと別れもある だから台本通りにいけばいい春


きみという切ない迷路にまよいこみゴールがないの?この思いには


もも色と緑のわりあい 何対何で春を形成できるんだろう
 ....
 
使い切ることなく無くす消しゴムのように見失った第一話




赤、明滅、遅れて届くサイレンに共鳴をする喉笛の穴




干上がった水たまりは遺跡に似て踏みつけられず進めぬ真昼 ....
やるせなさ瞳は映すとおい窓
    夜は流れて青いノクターン


駆けてゆく白い足首白い影
    心に落ちる雨だれを聞く


思い出す人の涙を黙りこむ
    肩の重みを別れのゆう ....
放課後になめたあの子の笛の味思い出させる
食堂のカレー


雪合戦
逃げるあの子の盾となり冷水滴る色男かな


「待っててね」げた箱の手紙持って行った校舎の裏で
ひとり凍える

 ....
リセットと書かれたインターフォンを押す顔も知らない恋人の笑み



はじまってしまう毎朝第一話今日も繰り返しましょう昨日



着実に春は予感を追い越して気づけば葉桜ばかりの恋 ....
愛なんていらない
あなたの睡眠薬もっとちょうだい
トリップしたいの


人でなし
顔も見たくない
ちょっと何?
肩押さえないで

そこでキスする!?


ニホンノコト
カ ....
幾度かの春を迎えてみたもののリセットした振りまだ知らん振り


あの晴れた日の出来事が第一話なら明日の朝は何話目かしら


手を引かれ新たなホームへたどり着くそれすら何度も忘れぬように
 ....
 さようなら  将来に死に装束を着せたすべての心臓たちよ



 他人から見れば大したこともなく第一話ばかり毎週流す



 分岐点で失敗→リセット…そういえばセーブした場所なんて ....
宵闇に

月待ちきれず

三月の

舞い散る花びら

白き木蓮
三月にリセットかけて天気予報シーズン最後の雪が降ります

電車内つよく窓を打ち時折光る座席のひとよ気づけ第一話に

ずぶ濡れで風邪をひかない春が来て着のみ着のまま傘も差さずに

水たまり段 ....
着ぐるみの中にはいます縮まったぼくの明日と遠ざかる日々


さくらさく通学路から第一話歩みはじめていたはずですが


水たまりにピンクの傘でラクガキを。あそびゴコロが大事なんです


 ....
 出発を告げる笛の音 闇を裂く 背中押されるままに乗り込む

 さようなら 吐息の窓に書いた文字 消えるころにはすべてが終わる

 逆向きの電車に乗れば初夏(はつなつ)の第一話まで帰れるはずだ ....
桜咲く
恋のいろはを知らぬ子ら おずおずキスする様を見守り

桜咲く
乙女の証破られし女の恨み籠る血吸いて

桜咲く
見果てぬ地にていくさする恋人待つ身いつか変じて

桜咲く
学び ....
ぴったりと 綴じるのはいいけれど 6センチ 中身も一緒に厚紙切れば 「第一話・名もない色」と書いてみた。二年と五日前の扉絵


漁火というたましいに導かれ浴衣のうさぎ逃がすわだつみ


王冠を貝に譲ったソーダ水だまりこんでた午後がいとしい


消 ....
何を指して倫ならずと呼ぶのやら 今はあなたの乳吸うばかり

ラブホ出て逆方向に去るふたり 振り向く男 振り向かぬ女

男などいらぬと笑うプリマドンナ 今日も酒場でディーヴァをくどく

飲み ....
砂浜のない水たまりがさみしくて砂時計から補充した陸



さようなら ― もとは接続詞なのだから ― 悲しむ理由はどこにもない



「リコーダーを縦笛とよぶ日 ....
リセット後はじまるはなしさようならこんにちはまたいつかどこかで

第一話はなしはじめるひとがいて階段下でみんな聞いてる

着いてるの着いていないの君の足1ミリメートル浮いているんだ

水た ....
遠ざかる夏の約束今さらに水たまりに咲く蓮の鳴き声




失ったものなどひとつもないような ちいさな津波のあとのリセット




くちづけで透明なピリオドを打つ始まらないままの第一 ....
 親指の爪割れるほど押し込んで戻らなくなったリセットボタン


 第一話読み捨ててまた新しい本開くよな生活の果て


 ショッキングピンクのコートでナニゴトか挑戦をしたつもりになってる
 ....
重なった指、ブラインドから漏れた光、第一話、春、終わりの始まり、


さようならカシオのG−SHOCKカシオ以外のG−SHOCK君以外の僕


着席のベルは空襲警報みたい、みんな笑って ....
誰もいない公園のシーソーでかたんことん魄とあそんでる。


ジャングルジムの上飛び降りて着地して弾ける魄まぶしくて。


砂場に書いた第一話さらさらと風に撫 ....
雪解けて東京くしゃみやかましく
春さえ逃げ出すこの始末なり
春の風笛が鳴ったら合図です羽根を使ってダッシュしなさい

さようならちょーく・いす・つくえ・らくがき・あのひとのせき・あのひとのかげ

リセットボタンをガチャガチャ押しても散りゆく花片はもう戻 ....
おしまいと決めてひとりでながす夜 慣れたアドレス暴れるけれど


見栄張りで 豪華に嘘をついた夜 ショーウィンドウ見るのが怖い


さよならと別れを告げる友だちの 妙に気軽な声 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
「 エレキテル彼女。 」PULL.6*08/3/25 0:51
楽器幻想紅林008/3/24 23:40
rooms208/3/23 23:58
春断章008/3/22 23:34
そこにあらず木立 悟208/3/22 21:52
この存在の理由をおしえて春日2*08/3/22 18:22
【短歌祭参加作品】十秒後の世界石畑由紀子1008/3/21 23:34
春ショパン[group]石瀬琳々4*08/3/21 14:00
あの頃ぼくらはアホでした紅林4*08/3/21 7:21
【短歌祭参加作品】第一話たましいリセット水たまり新しい笛さよ ...本木はじめ1208/3/21 1:49
かいわ・せりふ紅林008/3/20 11:11
【短歌祭参加作品】結局なんら変わらない日々容子408/3/20 3:05
【短歌祭参加作品】メジャリカ・マジョルカ[group]ピッピ1908/3/19 23:00
 〜 宵闇月下 〜彌月008/3/19 20:50
【短歌祭参加作品】あめふりのひに月見里司208/3/19 13:56
「短歌祭参加作品」 卒業あるばむアイバ シュ...408/3/19 13:21
【短歌祭参加作品】最終電車伊那 果308/3/19 12:39
桜咲く紅林1*08/3/19 6:59
Amazon西日 茜1*08/3/19 0:03
【短歌祭参加作品】 ラスト・フェリーRin.1508/3/18 16:51
夜歩く紅林6*08/3/18 6:46
【短歌祭参加作品】グッド・バイ簑田伶子24*08/3/18 4:14
【短歌祭参加作品】さようならこんにちはまたいつかどこかで渡邉建志508/3/18 3:35
【短歌祭参加作品】かげろふの、むこう望月 ゆき22*08/3/18 1:20
【短歌祭参加作品】爆発しろ>人生高島津諦3*08/3/18 0:14
【短歌祭参加作品】肺病みしろいろ14*08/3/17 16:35
【短歌祭参加作品】「 黒水公園にて。 」PULL.5*08/3/17 13:01
花粉症紅林308/3/17 0:24
【短歌祭参加作品】弥生、なごりは一瞬宝石の光るような唐草フウ11*08/3/16 11:48
夜に拠るホロウ・シカ...2*08/3/15 22:32

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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