何枚の
扉を開けて
行けばいい??
君のココロに
たどりつくまで
到着♪♪と
思って君に
飛び付いた
薄い硝子の
扉があった
ぶつかった
硝子の扉が
砕け散る
....
真っ白きタイルの床に落したる黒きメガネのこちらを向きぬ
闇のなか駆けゆく闇の静寂にもうひとすじの闇が寄り添う
戦友よ焼けつく火花の森を越え君とたどり着きたい場所がある
うろこの陽すべてをすべて指し示す声がきこえる声がきこえる
かがやきよ窓くだき割るかがやきよかけらに混じる空を数えて
しるべは木しるべはまなこしるべは火かたち ....
夕闇と暗闇の姿消え失せて煌々と輝く破滅への光
灯火を手に入れたとき我々は動物ではなく人間になった
夕方に「暗くなるよ」と母の声今は聞こえぬコンビニの光
地の上が賑やかだか ....
まいど君 今宵のデイト エスコート
コーディネイトは いまいちだなあ
話好き すべらないけど オチもない
いつの間にやら 巻き込まれてる
なんだかね ふんわり軽く ぼわわわん
眼鏡を ....
もう少し
遠くへ行こうか
星を見に。
ただ、それ、口実
君と居たいだけ
助手席の
扉を開けて
君を呼ぶ
「紳士」になると
夜空に誓う
{引用=
通過する――14時前の平日がトンネルの隅で俯いていた
14時は疎らで誰もが15時が来るのを知ってる。僕は迷子だ。
明日には会えない気がした。15時の駅で降りた足元の風、 ....
ケンカして さよならしたね 意地っ張り
百年経ったら キスしよう
タンスから わたしの写真 眺めては
涙してると おばあちゃんから
一度だけ 空のメイルが 届いたよ
返信しない 返信 ....
泣き止めばポスト入れるの止めとこか
聞いてますます泣き声高く
ざぁざぁと
降り落つる雨の音を聞き
一人思うは
流るる涙
気がつけば
1年半の
片思い
静かに書いた
小さなピリオド
水清く きらめく夏の 想い出を
ビー玉にして 留めていたい。
いくつもの
扉の向こうで
声がする
天使と悪魔の
アタシを呼ぶ声
どの扉
開けて進めば
正しいの?
アタシは何処へ
向かえばいいの??
名前無く 灰の被つた 野の華を
独り摘み持つ 哀歌と共に
アル晴れた日にはユカイな出来事が降って(ふって)私は無敵になれる
『涼宮ハルヒの憂鬱』
燃え上がる革命の火に身を焦がし散りゆく宿命(さだめ)の我はオスカル
『ベルサイユのばら』
ウナギ ....
ドアを引く
カウベルの音
マスタ−の
豆を引く音
この席が好き
開けられない
扉の向こうの
君の声
優しいけれど
それでも怖い
かくれたり
ゆっくりゆっくり
すすんだり
あなたになりたい
かたつむりさん
「きのうより
きょうはきれい?」
葉の上の
かたつむりに聴く
紫陽花のはな
泣き ....
荷造りの終わった窓際
目に留まる
私に泣いた朝鳥が飛ぶ
君の名は
眠りの国への
合言葉
4回つぶやく
扉が開く
逢いたいと
想う気持ちの
風船が
膨らむ程に
距離が広がる…
君の胸
腕にすっぽり
包まれて
このまま永久の
眠りにつきたい
誰よりも
イチバン近くに
....
こんなにも冷酷ですか青春は
アクセルふかす右手に雨が
風葬の乾く素顔に痛む風
友よ世間は残酷ですか?
じめじめと
こころ繕う駐車場
「会いたかった」は妙に乾いて
脳みそも
胃の中も 腸も
ぐるぐると
吐き出しそうな
雨降りの前
まだですか?
解放されるのは
まだですか?
最期の力で
扉をたたく
この躯
切り刻んで
....
「…どこにある?」
探し続ける
その鍵は
君のココロの
トビラを開く
身動きを許してください水底は26時のネオンさえ青
息継ぎを忘れた彼女が電池式だったと知った火曜のメトロ
遺失物届けの欄に書くべきはリセットキーか押す指なのか
「き ....
発車より八分早くついたのは期待じゃなくて不安のせいで
高速をひた走るバスに何もかも異化されていく私を残して
見たことのない看板はわたくしを歓迎してるか分からず怖い
東京に ....
アオダイショウもたげた首のねじ切れて妹は明日七歳になる
夜更けには見るなの鏡なお震えほつれた髪の母で無い母
踏みつける足の重さが違うから大きくなったんだね彼岸
じゅを ....
散歩道触れるか触れないかの指は 誘っているの楽しんでるの
川土手に並んだ黄色い花の名を 聞き忘れたけどそれでもいいや
おおぞらに解き放たれたグライダー 想いを告げたくちびるに似て
....
ちょっと見て メイル送るよ 暇つぶし
薀蓄名言 称えているよ
クスクスと 笑い堪えて 見て閉じる
祖父が呆れて 茶碗を落とす
引用の 物知り博士 ステキだな
作文書いて ちゃんちゃら ....
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