あの夏のプールでずっと溺れてる 溺死するまでたぶん永遠

溺れる青、僕らの断絶、空、曖昧にdis・communication、沈む群青

週5日学生鞄に泡爆弾 すべてを咎め何も咎めず

 ....
君想う

夜空に光る

星屑よ

君に届けと

心神願う
陽の光指のフレームに切り取ると世界は消えて残る面影

携帯を開いては閉じリズム取り鳴らない音に膝が震える

夜道さえ静かならざる都市だからせめて黙って紫煙燻らせ

向こう側テレビに映る鏡像 ....
花散らす つむじ風とからっ風「花とダンスがしたいだけなの」



「本当は強いんですよ!でもこれが仕事ですから」って逃げちゃった



寒いから南に向かう北風さん「おいらだ ....
がさがさの唇が切れてしまった
まるで怪我をした芋虫のようだ



くだらないと言えばいうほどくだらない
ので、とりあえず電源を落とす




三行に分けて書
こうと決め
たの ....
花ひとついないのならばと僕を見る北風の誰に夢は吹く

現実を思いつめながらモツ煮込み指で子らの滑る箸つまむ

俺に財布以外の言う世の中はわけわからぬとわからぬ子ら

しもやけにわかること庭 ....
錆びゆくは錆びた空の下みな錆びて白を見上げる白の海鳥




器から器へ踊る手焼けただれなお幸もとめ笑みをいつわる




泥のなか流るる傷をひろいあげ ....
眼に焼きつけし昏き銀巴里アバンギャルドはノスタルジーに あまりにも説明しすぎの四行を褒めそやす人嘲笑う人




無理解を嘆く人こそ哀れ也ただそのままにそう在るものには




四行を望むものには四行が聖域のよに立ち ....
柿の実が落ちる落ちる冬枯れの山に残った熟れすぎた恋

待ちぼうけ木守りの柚子二つ三つ密やかな灯り雪を待ちける

裏地縫ううらみつらみの針の先咲かせ咲かせ真っ赤な椿

道端の水溜りの水色あざ ....
手が見えたレーンの奥にピン並べてる「バイト募集」の時給高額 看板のでっかい豚こっからも見えてつい笑ったよここだよここだよ

ばかでかい笑った豚の看板が見えたらそこですブッチャータケウチ

タケウチの店内放送曲豚のリアル鳴き声から始まるブヒ

語 ....
ライトノベルも純文学も
「フツウノヒト」は
やっぱ読まないと知る


ペンギン村がありまして
アラレちゃん
ガッチャンなどが暮らしていたよ



抱き枕抱いて眠るの
恥ずか ....
{ルビ二十歳=はたち}過ぎ恋が{ルビ永遠=とわ}だと信じてる奴は未だに中二病です

二次元の嫁はほかほかあったかいご飯を俺に作りはしない

オンラインゲームの恋は現実の恋の経験値にはならない
 ....
君が死ぬその瞬間に限定の唄を唄うと約束しようか 象牙色 肌の紅さを纏いつついけない女演じてあそぶ



シルエット かざしてみれば浮かびあがる小さな指先いつつの三日月
冬の晴れ冬の曇りを追う度にまなざし昇る水銀の粒




すぎる火を花のかたちに切り裂いて尽きることなき風旗と成す




はばたきのようにまばたく目がひとつ ....
明るいね電球替えて
良かったねこれでしばらく
生きてられるね


ペンギンて
ぬるぬるしてるような気が
するけどホントはあたたかなの


なんかさあ
ふにふにとかほえほえとか ....
憧れをひきよせる耳今日もまた夜のしじまにツンとしている

夜歩くてくてくとっこどこまでもてくてくどっこん行ける気のする

電車では夢中になった本だってベッドの上でちょこんと眠る

身をゆだ ....
帰ったの? 今年最後の「お疲れさま」
           言わせてくれもしないみたい


知ってるよ あなたがわたしを思ってないこと
              わざわざ態度でわからせない ....
駿足が湯船に浸って弛緩してキスに砂粒が混ざって苦い あのときにもしもだなんて想像をしても私は私なんだし

美しく何かを見聞きするたびに今が苦しく切なく変わる

流れてく時間で変わる愛すべきものの変化も愛せるように
上皿の落ちぬ程度の揺れならば均等と呼ぶ 胸に天秤



満水の体育館で耳鳴りがしてからずっと水底に居る



液晶を両手で包む二十五時 言葉はなにを伝えるだろう





 ....
一晩で世界中をとびまわるサンタの時給はおいくらかしら 早朝に目から冬空吸い込めば高くそびえる水銀の道




誰も居ぬ場所を迷えば誰か居る今にもいのち消える目をして




星が噛み窓が割れても空ふたつ棄て置かれし ....
さよならの甘美な響き
乾いてる心に染みて 砕く波間に


ひとつだけ
あなたの見せた夢ならば
永遠という嘘から覚めない


朝までにあなたの見せる絶望と幸福のあいだを三往復


 ....
幻聴が聴こえる視界がゆがむ・・ガガ・・・剃髪されて気付くナンバー



数世紀後に発掘されてああ、これは何だと問われるミシン



にんにくは嫌いだってさ人とゆう文字を憎むと呼ぶような ....
洗面台にけむたく匂う髪が散る大人になりたかったはずの昨日


君の名はcoffee & cigarette いつものカフェのいつもの席の


折り目良い白いリネンにはじらいを偽るた ....
こすりつけなすりつけても骨ひとつ炎のなかに己れ染めゆく




路地裏の真昼飛ぶ夢みるときに知らず知らずに携える骨




灰よりも大きく滴の外に出ず元のかたち ....
しんしんと今日も一日暮れてゆく無事に過ごせた感謝があふれる

色彩が鮮やかに今日広がった青赤黄色夕焼け染まれ

こめかみを揉んで一日終わったよ心ならずも笑みがこぼれる

近藤さんその笑顔に ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
溺れる青8*09/1/20 0:54
星屑井上尚人1*09/1/19 15:57
小集 「夜巡り」紫音3*09/1/19 14:05
風の本音うみとゆう2*09/1/17 2:09
今やってきたみっつ因子009/1/16 15:06
四畳半K.SATO209/1/16 12:50
鉄と骨木立 悟209/1/15 23:14
いつしか長谷川智子4*09/1/15 4:38
木立 悟109/1/10 22:56
冬木立亜樹0*09/1/10 21:53
ボウリングサトタロ1*09/1/9 2:55
ミートショップタケウチ滝沢勇一4*09/1/8 22:53
ペンギン村くぼた309/1/7 18:07
オタク短歌の番外地AKINON...209/1/6 17:39
梨玖109/1/6 15:00
伸びた爪に寄せて、ふたつアヴィ0*09/1/6 1:04
木立 悟109/1/2 22:18
キャトルされるぜくぼた109/1/2 18:02
なかやすみのろま夜308/12/30 0:53
かたかたおもいアヴィ2*08/12/29 7:24
事後伊月りさ0+*08/12/29 2:11
なづけるなどおこがましい秋桜優紀108/12/29 1:08
サイレンス石畑由紀子5*08/12/26 23:28
最低賃金は722円でうみとゆう2*08/12/24 23:09
木立 悟108/12/24 8:41
海辺の遊戯衿野果歩008/12/20 21:41
【短歌祭参加作品】空気の底本木はじめ508/12/19 16:37
coffee & cigarettehachic...008/12/18 20:30
木立 悟108/12/18 7:33
夕焼け渡辺亘108/12/15 17:58

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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